2002年~ みずほ銀行、みずほコーポレート銀行のスタート
変遷図
詳細
2002年4月1日、会社分割および合併により3行は、「みずほ銀行」「みずほコーポレート銀行」に統合・再編され、新たにスタートする。
2002年4月~
営業初日からシステム障害のトラブル発生ATMの一部はストップ、お客さま口座からの二重引落しや支払誤記帳、公共料金等の口座振替の遅延は250万件に上り、システム障害を収束するまでに数ヵ月を要した。
2002年10月、竹中金融担当大臣が金融再生プログラムを提示し、金融機関の不良債権処理が加速してゆく。〈みずほ〉も不良債権処理に伴う損失が大幅に拡大し、2兆円を超える赤字決算を余儀なくされ、株価も低迷を続ける。
2002年11月
〈みずほ〉は、「変革・加速プログラム」を発表、徹底したリストラを実施
2003年1月
〈みずほ〉は、財務上の課題を一掃するため、「1兆円増資」を発表
〈みずほ〉は、2002年の統合再編から1年経過時点での更なる事業再構築を実施。企業価値を高めるため、グループ各社の特性を活かした戦略展開を加速。
2003年3月
みずほフィナンシャルグループ設立(グループ経営体制の再々編)
みずほ信託銀行とみずほアセット信託銀行の合併
みずほフィナンシャルグループ増資払込完了(総額1兆819億円)
2兆円規模の不良債権処理を実施
2003年5月
〈みずほ〉は、『企業再生プロジェクト』の一環として、再生・リストラニーズのあるお取引先の債権を再生専門子会社4社に集約し、企業再生の早期実現に加え、信用創造機能の一段の強化に取り組む体制を整備
2004年10月
第一勧銀情報システム、富士総合研究所、興銀システム開発が統合し、「みずほ情報総研」設立
2003年5月、りそな銀行への公的資金注入を契機に金融不安は鎮静化。三菱とUFJの統合により、メガバンクへの統合・再編は収束してゆく。
2005年10月
三菱東京フィナンシャルグループとUFJホールディングスが合併