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Interview

自分と向き合った7年前の転職。
学ぶ楽しさの実感と、さらなる挑戦へ

  • 田代 成美
  • 入社年:2015年
  • 担当業務:信託業務後方担当
先輩社員インタビュー 田代 成美
自分のために挑戦した、未経験への転職

自分のために挑戦した、未経験への転職

2015年の春、みずほ信託銀行に転職しました。面接では当時の副支店長がとても親身に対応してくれて、面接の時から「ここに入社したい」と感じたのを覚えています。

私は右の手首と肘が不自由で、日常的に困ることは少ないのですが、季節の変わり目などに右腕全体が痛み、思うように仕事ができない体調の時もあります。以前の私は、自分の特有の痛みをわかってもらうのは難しいはずだと思い込み、周りに何も伝えることなく、不調でも無理をすることがありました。今になって思うと、それは、右手が要因で何かできない事がある自分を認められず、目を背けていたのだとも思います。
そんな中、自分のために新しい仕事に挑戦したくなり転職を考えたとき、両親が障がい者採用の転職を勧めてくれたことをきっかけにして、〈みずほ〉の面接を受けました。

思いを伝えた面接で理解してもらえたこと

思いを伝えた面接で理解してもらえたこと

面接では、右手のために年に数回ほど特有の体調不良があることや、未経験ですが金融の仕事に興味が高く意欲もあること、それまであまり人に話したことがない不安なことなども素直に伝えました。偶然ですが、面接をしてくれた当時の副支店長も障がいがあり、私の質問に対して一つひとつ「大丈夫です、そういう時はこうした対応もできます」と答えてくれました。そのおかげで、不安に感じていたことも前向きに受け止めることができたと思います。

周囲の配慮に支えられて

周囲の配慮に支えられて

私の場合、何か特別な環境設備のお願いをすることはありませんでしたが、入社当初から皆さんとても親切に気遣ってくれています。右腕が不自由なためにできないことがあっても自然に受け止めてくれたり、他の仕事を教えてくれたり。同じ支店にもう一人、腕が不自由な先輩がいるのですが、業務はもちろん精神的にもとても力強く支えてくれる存在です。入社したばかりの頃、私と先輩が電話応対をしやすくするために、ハンズフリーマイクを導入してくれたこともありました。まだ仕事に慣れていない時期だったので助かりましたし、理解されているという安心感は、自分らしく働くためにも非常に大きな意味がありました。

フェアに評価された社内アウォード

フェアに評価された社内アウォード

業務は主に、窓口の後方で店頭での支援業務や現金統括者としての管理を担当しています。現在は残業することはあまりありませんが、知らないことばかりだった入社時に比べ、7年目の今は自分がすべき仕事に責任をもって取り組むことができています。一つの転機として、まだ入社からそれほど経ってないときに社内アウォードを受賞したことは、大きな気持ちの変化になりました。業務プロセスを見える化して誰でもできるようになることを目的に、「業務スキルマップ」を作成しました。私の意見も含めた取り組みが受賞したことはとても嬉しかったです。表彰式では、他店の取り組みを聞けるなど、良い情報交換の機会にもなりました。世代も地域も違う社員との交流は刺激的で、何よりもフェアに機会や評価が与えられたことは本当に嬉しかったです。その時の感動を両親にも伝えると、驚きながらもとても喜んでくれました。

さらなる目標に向かって

さらなる目標に向かって

アウォードの受賞以来、さらに未経験の業務にも挑戦したいと思うようになりました。上司に相談して仕事の幅を広げてもらい、最近もまた、仕事にいかせる資格を勉強しようと考えています。以前は自分の殻を破ることができずにいましたが、〈みずほ〉への転職をきっかけにして自分のやる気を受け止めてもらえる職場に出会えて嬉しいです。生活にもオンとオフの切り替えがはっきりできて、そのおかげで新しい学びや挑戦することにも積極的になるなど、成長した自分を実感しています。今後は自分にもっと自信をもって働けるようになりたいです。

※新型コロナウイルス対策を十分に行ったうえで撮影しています。

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