ページの先頭です
本文の先頭です

Interview

初挑戦は60歳を過ぎてから。周囲の支援と、違いを認めてくれる職場で叶えられたこと

  • 外薗 三ち江
  • 入社年:1997年
  • 担当業務:テラー(窓口)業務担当
先輩社員インタビュー 外薗 三ち江
入社は27年前。広がりをみせた担当業務

入社は27年前。広がりをみせた担当業務

現在は、みずほ銀行の支店でテラー(窓口)業務を担当しています。カウンターに座ることもありますし、フロアでご案内することもあります。ここ数年はタブレットが導入されたので、使い方をお客さまにご案内することも増えました。私が現在勤務する支店はとても大きい支店で、〈みずほ〉でもご利用人数が多い支店の一つです。

1997年に入社した時は、別の支店で事務業務をメインで担当していました。ときどきお客さま対応で手続きをしたり、クレジットやデビッドカードのご紹介をして喜んでいただいたりと、毎日楽しく働いていました。支店の雰囲気も良かったですし、「このまま定年までこの支店でがんばろう」と思っていました。

しかし2021年に支店統合があり、現在の支店に合流する形で異動になりました。そのタイミングで、当時の課長からテラーを勧められたんです。確かに入社した頃はテラーをやってみたい気持ちもありましたが、まさか60歳を過ぎてから全く新しい仕事を覚えることになるとは思っていませんでした。

いきなりのテラーデビュー。支えてもらった日々

支店の先輩テラー(写真右)と上司の支店長代理(写真左)

いきなりのテラーデビュー。支えてもらった日々

異動して2日目からテラーとしてカウンターに座ることになり、最初は本当に大変でした。開店から閉店までずっと忙しく、誰かに質問したくても聞く隙もない。運良く質問できてもその場の説明だけでは覚えられず、メモすることも間に合わない。

でも先輩テラーがとても親身にフォローしてくれました。 営業中はできるだけ気にかけてくれていましたし、営業が終わってからもていねいにもう一度教えてくれました。また、上司の支店長代理も後方からフォローしてくれました。そのうちに、お客さまのお顔とお名前を覚え始めて、感謝の言葉をもらうこともありました。たくさん間違えたりご迷惑をおかけしましたが、だんだんと一人でできることが増えていきました。

今もテラーのメンバー内で定期的に打ち合わせをしている他、オフに食事に出掛けることもあります。それがとても楽しいです。以前の支店もそうでしたが、現在の支店もとても雰囲気がよく、そのような環境で働けることはありがたいですね。

これは後から聞いたことですが、当時の課長は、以前の支店で私が窓口で諸変更手続きなどをしていたことを知っていて「お客さま対応もできるはず」と思って勧めてくれたそうです。また、支店にはしっかりした先輩テラーがいるのできっと大丈夫、と確信していたとか。それぞれの個性や潜在能力をよく見てくれているんだなぁと思いました。実際のところ、先輩テラーの方々がいなかったらとても無理だったと思います(笑)3年目に入った今は毎日が楽しくて、「テラーになって良かった!」と心から思っています。

常に抱えていた体の痛み

常に抱えていた体の痛み

妊娠を機に発覚したのですが、実はもともと股関節が悪かったんです。それまで大きな問題はなかったのですが、妊娠中、痛みで立ち上がれなくなってしまいました。病院で診てもらったら、先天性だと言われました。階段を上がるなどの日常生活はできましたが、常に痛みがあり、寝ても覚めても、とにかく痛いのです。2011年に人工股関節にする手術を受けて、やっと痛みからは解放されました。実は1989年にも一度手術したのですが、その時は人工ではなく自骨の手術だったこともあり、残念ながら改善されませんでした。入社した時はかなり痛みの強い時で、何か重たい物を持つ時は他の方にお願いしたりしていました。手術をした今では、10キロぐらいまでの物を持っても大丈夫だと言われています。

手術のおかげで痛みがなくなり、休日がアクティブになりました。夫と一緒に山登りをしたり、ロードバイクで瀬戸内しまなみ海道を一周したり。小豆島も一周したんですよ。趣味の陶芸は10年ほど続けていて、今年は念願だった土鍋を完成させる予定です。あと去年からウクレレにハマってしまい、週末は2つの教室を掛け持ちしています。たくさんやってみたいことがあって、時間が足りないですね。

「違うこと」を受け止めてくれる場所

「違うこと」を受け止めてくれる場所

今年65歳を迎えるので、最後まで楽しく働きたいと考えています。今になってみると、現在の支店に来たばかりの頃の、毎日新しい業務に必死だった状態を乗り越えられて本当に良かったと感じています。60歳を過ぎた私に一から指導されたみなさんは大変だったと思いますが、受け入れ体制の良さは〈みずほ〉の良いところのひとつだと思います。

これを読んでいる方の中には、「自分にはできないこと」に不安を感じるかもしれませんが、〈みずほ〉は障がいの有無に関係なく、個々人の違いを認めて、苦手を克服させてくれる場所です。安心して、それぞれの希望に挑戦してみてほしいです。

※新型コロナウイルス対策を十分に行ったうえで撮影しています。

ページの先頭へ