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Interview

「自分らしくいられる」と実感できる場所。
理解のある職場で、仕事と育児を両立

  • 有村 京子
  • 入社年:2013年
  • 担当業務:信託業務後方・総務担当
先輩社員インタビュー 有村 京子
育児中にかなえた未経験からの転職

育児中にかなえた未経験からの転職

2013年の春、上の子がまだ2歳10ヶ月の時に地元企業の事務職から転職しました。出勤初日の朝礼では初めて聞く言葉が飛び交い、まるで違う世界に来てしまったような気持ちになりましたが、今はこの職場で働けることを嬉しく思っています。

優しいだけではない存在。仕事の幅が広がった理由とは

優しいだけではない存在。仕事の幅が広がった理由とは

私自身は2歳のとき、事故によって右の指先が不自由になりました。物心ついた時には今の右手なので日常生活で困ることはほとんどありませんが、人よりも練習や時間が必要なことはあります。パソコンの操作も、高校時代にワープロ検定1級を取得するまで人一倍時間を掛けて練習しました。あの時の努力は今の仕事にもいきていると感じています。

〈みずほ〉に入社したばかりの頃、わからないことがたくさんあった私にも支店のみなさんは嫌な顔一つせず、同じことを聞いてしまっても何度も親切に教えてくれました。特に当時の副支店長はご自身も障がいがあったこともあり、私からお願いしなくても不便を察して具体的な対策を考えてくれました。私の場合、電話を取るときは、まずは左手で受話器を取り右手で受話器を押さえ直し、左手でメモを取るのですが、それを見ていた副支店長がハンズフリーマイクを用意してくれ、格段にやりやすくなりました。業務上は優しいだけでなく厳しさもありましたが、私が〈みずほ〉で仕事ができるようになるために、と色々な業務にチャレンジさせてもらいました。そのおかげで、仕事の幅がどんどん広がっていきました。

自分らしくいられて、仕事に集中できる環境

自分らしくいられて、仕事に集中できる環境

入社以来ずっと総務の仕事をしていましたが、現在は各支店に割り振られる予算管理も担当するようになりました。総務では数年前から、誰かが急に休んでも支障が出ないよう、みんなが色々な仕事をできるようになるための業務改善に取り組んでいます。個人的にも、総務に関することなら細かいことまで即答できるようになりたいとか、もう少し相続に関する仕事に詳しくなりたい、といった目標ができました。

支店の雰囲気が良いこともあって、職場にいるときは右手のことを気にせずに済んでいます。仕事中は自分のことに集中できる環境でもあるので、私にとって職場は、自分らしくいられてホッとできる場所でもあるんです。

子どもの成長に合わせて

子どもの成長に合わせて

福利厚生が充実していて、育児や生活に理解があることも助かっています。以前、下の子と一緒に過ごす時間が必要になり、このままではもう仕事を続けること自体が難しいかもしれないと考えたことがありました。でも上司に相談したら、短時間勤務を提案してもらいました。そのおかげで約7ヵ月の間、1時間勤務時間を短縮してもらい、すごく助かりました。小学校に上がるまでは急病時などに、5日間の看護休暇が使えました。普段からも、子どもが急に熱を出す可能性などを考えて、業務は自分だけで抱え込まず、なるべく早め早めに対応するようにもしています。

いろんな人が共に生きる社会の実現へ

仕事以外では、6人制の競技「ふうせんバレーボール」をしています。20代の頃に始めて、今は協会の運営にもボランティアで関わりながら、月に1度、家族で練習に行っています。ふうせんバレーボールはバドミントンのネットを使って、障がい者も健常者も、子どももおとなも、誰でも一緒にできるスポーツです。目の不自由な方や車椅子を利用する方も楽しめる様に、風船素材の大きめのボールには鈴が入っています。

こうした場所で知り合う方々の中には、就職することに不安を持っている方が少なくありません。私自身が〈みずほ〉で自分らしくいられると実感できるように、障がいのある他の方も同じように思えることが増えて欲しいです。

※新型コロナウイルス対策を十分に行ったうえで撮影しています。

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