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グッドデザイン賞を獲得した「みずほダイレクトアプリ」のリニューアルなど、デザインを通じてDXを支えるUI/UXチーム。

グッドデザイン賞を獲得した「みずほダイレクトアプリ」のリニューアルなど、デザインを通じてDXを支えるUI/UXチーム。

グッドデザイン賞を獲得した「みずほダイレクトアプリ」のリニューアルなど、デザインを通じてDXを支えるUI/UXチーム。

もっと分かりやすく。もっと使いやすく。
直感的に使えて快適なアプリ体験に欠かせないUI/UXとは?

みずほ銀行の口座を持つお客さまが、いつでも、どこでも、金融サービスを簡単に利用できるようになる「みずほダイレクトアプリ」。お持ちの口座を登録するだけで、残高照会や振込といった、いつもの銀行手続きはもちろん、お取引履歴や毎月の収支の確認などもスマホでできるようになる銀行アプリです。お客さま一人ひとりの店舗のような存在として、暮らしとの接点になっている「みずほダイレクトアプリ」ですが、日常に寄り添うものだからこそ、提供する機能だけではなく、誰もが直感的に使いこなせるようにするためのUI/UXの追求も大切です。特に、画面全体のレイアウトや挙動といった、ユーザーとのタッチポイントになる「UI(ユーザーインターフェース)」や、「デザインがきれい」「操作方法がすぐ分かる」といったアプリを通じた体験を指す「UX(ユーザーエクスペリエンス)」の向上に関しては力を入れていて、専門組織として「UI/UXチーム」を立ち上げています。アプリをはじめ、デジタルサービスを快適に使ってもらうためには、UIやUXの向上は欠かすことのできないものであり、その重要性はテクノロジーの成長とともに増しています。UI/UXチームが生まれた背景もこの点にあり、「みずほダイレクトアプリ」をはじめ、UI/UXチームが組織の垣根を超えて幅広いプロジェクトに参画することで〈みずほ〉のDXをデザインの側面から支えています。

大規模リニューアルを実施し、グッドデザイン賞を獲得!お客さま第一の視点に立って考えられたデザインが受賞の決め手に。

大規模リニューアルを実施し、グッドデザイン賞を獲得!
お客さま第一の視点に立って考えられたデザインが受賞の決め手に。

「みずほダイレクトアプリ」は2022年に大規模なリニューアルを実施しました。振込や残高照会など、インターネットバンキングの操作性や機能といった銀行アプリとしての根本的な使いやすさの改善をはじめ、画面デザインやボタンのレイアウトなど、ユーザーにとっての分かりやすさも大幅にリニューアル。さらに毎月の収支がグラフで確認できる「収支レポート機能」や、振込忘れなどを防止できる「リマインダー機能」など、新機能も追加され、もっと便利に生まれ変わりました。こうしてリニューアルした「みずほダイレクトアプリ」はグッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)も獲得。受賞においては、「現在求められる見やすく使いやすいデザインの基本に忠実かつ美しく設計されている。こうしたデザインの具体的変化から、大きな組織が流動的なものに変化することを期待したくなる完成度だ」と評価を得ました。さらにお客さまからも「以前より操作がスムーズになった」「簡単で分かりやすくなった」といったお声をいただき、使い方に関するお問い合わせ数の減少にもつながっています。

また、これまではデザインは外部のデザイナーに依頼していたため、どうしても時間が掛かっていましたが、現在では社内に専門組織が生まれたことで、日々のサービス改善のスピードも向上。例えば、開発の早い段階からデザイナーが関わり、ビジュアル化することで関係者の認識のズレやその修正に掛かる手間を減らして開発できるようになっています。その結果、大掛かりなリニューアルだけでなく、アプリの運用において大切な、日々の細やかな改善にも素早く対応しています。

デザイン開発に掛かる時間や意思疎通の難しさなど、これまでの課題を解消し、DX推進のスピードを上げる。

デザイン開発に掛かる時間や意思疎通の難しさなど、
これまでの課題を解消し、DX推進のスピードを上げる。

なぜ、〈みずほ〉にUI/UXチームが生まれたのでしょうか。

テクノロジーの発達やコロナ禍をキッカケとした非接触のデジタルサービスへのニーズ増加、といった時代背景はもちろん影響していますが、その他にも〈みずほ〉内部で燻っていた課題の解消も目的にしています。これまではデザインを作る時、それぞれのサービスを担当する部署から外部のデザイナーに依頼することが当たり前でしたが、〈みずほ〉側もUI/UXに対する知識が乏しいため、外部のデザイナーに対する指示が漠然としてしまったり、〈みずほ〉としての一貫したUI/UXではなく、サービスや担当者ごとに異なってしまった、といった問題がありました。こうした問題をUI/UXのスペシャリストが集まることで解消し、開発のスムーズ化を図っています。

また、UI/UXの評価基準の整備や、サービスを開発するうえでのデザインシステムの策定なども実施。以前は抽象的な感覚で捉えられがちだったUI/UXデザインの良し悪しをしっかりと判断し、実行できるようにする取り組みを行うことで、〈みずほ〉のDXをさらに加速させることに貢献しています。

将来はスマホだけでなく、銀行の窓口やATMなど、幅広いサービスのお客さま体感を支えるチームになることをめざして。

将来はスマホだけでなく、銀行の窓口やATMなど、
幅広いサービスのお客さま体感を支えるチームになることをめざして。

UI/UXチームの発足を通じて、デザインの領域における社内の課題解決はもちろん、サービスごとの使い心地や体験価値をお客さま視点で向上させる取り組みを行ってきました。さらに今後はデジタルサービスだけに留まらず、お客さまに〈みずほ〉のサービス全体で統一感や一貫性のある体験をお届けするために、銀行の窓口サービスやATMといったオフラインでの体験についてもデザインの側面からサポートすることをめざしています。

また、DX人材の社内育成も進めていて、〈みずほ〉内のデザイン文化のより一層の浸透や、部門を超えてデザインに対する理解を深めることにも取り組んでいます。

UI/UXの追求にゴールはありません。デジタルサービスやDXという目の前の課題に真摯に向き合いながら、さらに広い領域にもデザインのチカラで挑戦していきます。

文・写真/みずほDX編集部

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