1. トップ
  2. DX事例一覧
  3. 金融機関で唯一「モビリティDXプラットフォーム」に参画。自動車業界×スタートアップで新たなシナジー創出に挑む。

モビリティDXプラットフォーム

金融機関で唯一「モビリティDXプラットフォーム」に参画。
自動車業界×スタートアップで新たなシナジー創出に挑む。

自動車を取り巻くデジタルテクノロジーの目覚ましい進展に伴い、自動車のDXは電動化と並ぶ競争軸となり、産業構造も大変革の一途を辿っています。こうした中、経済産業省と国土交通省が中心となり、自動車分野のDXにおける国際競争を勝ち抜くことを目的とした「モビリティDX戦略」が策定され、官民一体で様々な取り組みが行われています。その一つが〈みずほ〉も参画する「モビリティDXプラットフォーム」の立ち上げです。

これは日本のSDV※や自動運転などのモビリティサービス、データ利活用領域の競争力強化に向けた取り組みを推進していくための、企業・人材・情報が集まり交流する新たなコミュニティで、人材獲得・育成に関する取り組みや、企業間の情報共有・連携促進を行うことで、日本のモビリティDXを推進し、グローバル競争に勝つことをめざしています。

このプラットフォームの立ち上げに際して、〈みずほ〉は金融機関として唯一、事務局の役割を担っており、その背景には、産業についての深い知見と多様な企業との広範なネットワークがあります。特にイノベーティブな事業に取り組むスタートアップ企業とは、「M's Salon」などのサービスを通じて豊かなネットワークを築いており、その強みを活かした「自動車×スタートアップ・異業種」での新しいシナジー創出に向けた取り組みを進めていく予定です。

プラットフォームの立ち上げに際しては、「Japan Mobility Show Bizweek 2024」でローンチイベントを開催。現地・オンライン合わせ約1,200人が視聴したパネルディスカッションには木原グループCEOが登壇し、新たなビジネス創出に向けた意気込みや、自動車業界を全力で応援したいという想いを語るなど、産学官のキープレイヤーによる活発な議論が行われました。

※Software Defined Vehicle:クラウドとの通信により、自動車の機能を継続的にアップデートすることで運転機能の高度化など、従来の車にない新たな価値が実現可能な次世代の自動車。

取り組みのポイント

  • 自動車を取巻くDXの進展に伴い、自動車産業に大変革が起こりつつある状況。
  • モビリティDXを官民で促進する為のプラットフォーム立ち上げにおいて、〈みずほ〉が唯一の金融機関として参画。
  • 日本企業の支援は〈みずほ〉の注力領域であり、自動車業界の成長支援も重要な戦略。
  • 産業知見×スタートアップ・大企業ネットワーク×価値共創投資などを活用した自動車業界支援を展望。

参画への想い

100年に一度の大変革が到来している自動車業界。
基幹産業を支え、日本の競争力強化に貢献したい。

〈みずほ〉はサステナブルな社会・経済の実現に貢献するために、様々な規模やステージのお客さまをつなぎ、挑戦を支え、事業成長・企業価値向上を支援しています。自動車業界もその一つで、現在100年に一度の大変革時代が到来しており、自動車を取り巻くデジタル技術の進展に伴い、自動車産業のバリューチェーンや産業構造に大きな変化がもたらされ、自動車を巡る競争はグローバルなゲームチェンジが起こりつつある状況です。

日本の基幹産業である自動車産業の持続的成長を支援することは、日本企業の競争力を強化することでもあり、〈みずほ〉は金融の立場から、自動車業界を全力で応援したいと考えています。「モビリティDXプラットフォーム」での具体的な取り組みはこれから本格化・具体化させて行く予定ですが、これまで培ってきた業界トップクラスの「産業知見」と「スタートアップと大企業のネットワーク」はもちろん、社会課題の解決をめざすお客さまとともに挑戦する「価値共創投資」などのリスクマネーの供給や「DXノウハウ」といった強みを結集させ、グループ一丸となって、プラットフォームの取り組みをサポートしていきます。

文・写真/みずほDX編集部

RECOMMEND

  • Twitterシェアアイコン
  • Facebookシェアアイコン
  • LINEシェアアイコン
  • リンクをコピーしました