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みずほ銀行とGoogle Cloudがスタートアップ支援ピッチコンテストを開催。

みずほ銀行とGoogle Cloudがスタートアップ支援ピッチコンテストを開催。

みずほ銀行とGoogle Cloudがスタートアップ支援ピッチコンテストを開催。

「サステナブルな社会の実現」をテーマに、設立5年目までのスタートアップ企業が参加。

2024年2月27日、みずほ銀行とグーグル・クラウド・ジャパン合同会社(以下「Google Cloud」)が共催するピッチコンテスト「Innovating Today produced by MIZUHO | Google Cloud」が東京・渋谷にあるGoogle渋谷オフィスで開催され、ファーストステージ、セカンドステージを通過したファイナリスト10社が参加しました。このコンテストは設立5年目までの国内法人を対象に、若きスタートアップ支援を行うことを目的としており、初開催となる今回は、「サステナブルな社会の実現」をテーマに募集が行われました。

〈みずほ〉とGoogle Cloudは、2022年3月の「デジタルトランスフォーメーション(DX)分野における戦略的提携」の合意以降、両社の強みを融合した新しい金融サービスの創出に向けて取り組みを進めてきました。その中で、〈みずほ〉の「グループ一体での資金供給・成長支援体制」と Google Cloud の「先進的なテクノロジー知見」をかけ合わせ、スタートアップのハブとなる新たなエコシステムの構築をめざすべく、第一弾として、本ピッチコンテストの共催に至りました。当日は、予選を勝ち抜いたファイナリスト各社が6分間の熱いピッチを展開。下記の5名の審査員の皆さまによる審査が行われました。

【審査員】

ANRI株式会社 ジェネラル・パートナー 鮫島 昌弘さま

ソニーベンチャーズ株式会社 シニアインベストメントダイレクター 鈴木 大祐さま

株式会社フライウィール 取締役CTO兼共同創業者 波村 大悟さま

グーグル・クラウド・ジャパン合同会社 カスタマーエンジニアリング上級執行役員 小池 裕幸さま

株式会社みずほ銀行 常務執行役員 大櫃 直人

「サステナブルな社会の実現」をテーマに、設立5年目までのスタートアップ企業が参加。

ALGO ARTIS、EX-Fusion、BioPhenolicsの3社が優秀賞を受賞。

厳正な審査の結果、栄えある優秀賞には株式会社ALGO ARTIS、株式会社EX-Fusion、BioPhenolics株式会社の3社が選ばれました。優秀賞3社には、みずほ銀行からの特典として、〈みずほ〉サポートカンパニーを中心とした大企業との商談会「M‘s Salonコネクト」と親密ベンチャーキャピタルとのマッチングを目的としたピッチイベント「VC Matching」への2024年度優先出場権を贈呈。Google Cloudからは、Google Cloudのパートナー候補企業向け研修プログラムへの2024年度優先出場権が贈られました。

優秀賞に選ばれた日本の未来を担うスタートアップ3社を紹介。

株式会社ALGO ARTIS 株式会社ALGO ARTIS

ピッチ概要

計画最適化ソリューション「Optium」を活用し、様々な産業の複雑な運用計画を人のレベルを超えて最適化を行うことで、サステナブルな社会の実現をめざす

受賞コメント(代表取締役社長 永田 健太郎さま)

この度は優秀賞を受賞することができ、大変光栄です。サステナビリティの取り組みを導入企業の皆さま、そして社会の皆さまと進めていくことで、より良い世界になると信じています。今後も技術開発に注力し、社会課題解決に貢献できるよう努めてまいります。

審査員コメント(ANRI株式会社 鮫島 昌弘さま)

最適化の領域で重厚長大な産業向けに実績を出し、さらに中小企業まで展開を進めているところは、まだ誰もやり遂げられていない領域。今後の可能性も含め興味深いと感じました。

株式会社EX–Fusion 株式会社EX-Fusion

ピッチ概要

レーザー核融合商用炉の実現をめざし、エネルギー革命と産業の創出をはかることで、サステナブルな社会の実現に向けて取り組む

受賞コメント(代表取締役CEO 松尾 一輝さま)

この度はありがとうございます。私たちの会社はレーザー核融合の実現をめざしています。商用化の時期は不確定ですが、技術の価値は確信していますし、日本の強みを発揮できる分野でもあります。新たな産業の創出を皆さまと叶えながら進んでいきます。今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

審査員コメント(ソニーベンチャーズ株式会社 鈴木 大祐さま)

核分野は日本のエネルギー問題解決の大きな柱の一つであり、ものづくり力が活きる分野です。宇宙デブリの捕捉除去の取り組み等、早期のマネタイズへつながる実証を開始しており、今後も期待しています。

BioPhenolics株式会社 BioPhenolics株式会社

ピッチ概要

再生可能なバイオマスを原料としたバイオ化学品の生産およびCO2削減の両立をめざすことで、サステナブルな社会の実現に向けて取り組む

受賞コメント(代表取締役 貫井 憲之さま)

受賞を本当にうれしく思っております。バイオマスを原料に化学品を生産し、循環型社会の実現をめざすことで社会課題の解決に取り組んでいきます。皆さまのご協力を得ながら着実に進めていきたいと思っております。ありがとうございました。

審査員コメント(株式会社フライウィール 波村 大悟さま)

受賞おめでとうございます。全てのプラスチックがバイオマスからできるという壮大な夢が叶うことによって、環境課題が解決することを期待しております。ぜひ頑張ってください。

授賞式後にネットワーキングも行われ、大盛況のうちに幕を閉じた本イベント。今回のように様々な想いや挑戦をつなげることで、〈みずほ〉は、日本の未来を担うスタートアップ企業の成長をサポートし、経済や社会、そしてエコシステムの発展に貢献していきます。

文・写真/みずほDX編集部

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