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人工知能で未来をデザインする。お客さまの価値創造を加速させる人工知能 ATHEUS

人工知能で未来をデザインする。
お客さまの価値創造を加速させる人工知能 ATHEUS

人工知能で未来をデザインする。お客さまの価値創造を加速させる人工知能 ATHEUS

お客さまの多彩な事業をサポートするために。
30年以上の研究開発の歴史から生まれた
〈みずほ〉の人工知能「ATHEUS」

〈みずほ〉のAI(人工知能)と聞いて、どのようなイメージを持ちますか?融資や株の取引、銀行業務の効率化など、金融の分野での便利なサービスをイメージされるかもしれません。

〈みずほ〉では、現在の第3次AIブームよりもずっと前から30年以上もAIに関する研究開発を積み重ね、金融に限らず様々な事業のお客さまへのAI活用・導入を支援してきました。そうした長年の経験やノウハウから生まれたのがみずほリサーチ&テクノロジーズが提供するAIのブランド「ATHEUS(アテウス)」です。ATHEUSは、「AIの活用を通じてお客さまの未来がさらに輝くように」という願いを込めて、ギリシャ神話に登場するアテネ、ゼウス、シリウスの名前を組み合わせて名付けられました。

「アイデアはあるけどAIのビジネス導入・活用をどう進めればよいか分からない」というお客さまや「自社でAIを開発したけど、思ったような効果が得られない」といったお悩みに対して、専門的な知見を最大限に活用しながら、課題解決や事業開発、技術開発の側面からご支援しています。

ヨガのポーズの判定や、設計図面からの情報抽出まで、ATHEUSがお客さまをサポート!

ヨガのポーズの判定や、設計図面からの情報抽出まで、
ATHEUSがお客さまをサポート!

ATHEUSの特長は「画像解析」「自然言語処理」「音響・音声解析」「数値解析」など、お客さまの課題や実現したいことに合わせて様々な領域のAIが提供できることです。実際に暮らしの身近な場所はもちろん、未来の活躍に向けたプロトタイプなど、ATHEUSの機能を活かして様々な事例が生み出されています。

ここでは、みずほリサーチ&テクノロジーズが強みとする「画像解析」の領域から「姿勢推定ソリューション」と「設計図面からの配管・資材の自動抽出」をご紹介します。

「姿勢推定ソリューション」は画像から人の関節点を推定し、推定結果から用途に応じた姿勢評価を行うというソリューションで、例えば、工場で働く従業員の危険防止に向けた監視や介護施設に暮らす人の転倒をリアルタイムで検知するといった用途の他、スポーツやダンスの指導や自動採点への活用、不審行動の検知によるセキュリティへの応用など様々な分野への適用が可能です。〈みずほ〉ではこの姿勢推定ソリューションを活用した、「AIヨガインストラクター」というデモコンテンツを開発し、展示会などのイベントで来場者の皆さんに体験していただいています。〈みずほ〉の姿勢推定ソリューションは独自の学習を通じて、ヨガのポーズに存在するような腕や足が絡まった姿勢や身体をねじる姿勢でも正確に姿勢が推定されるため、イベントで体験された方々からは、多くの驚きの声をいただいています。

続いてご紹介するのは「設計図面からの配管・資材の自動抽出」です。こちらのソリューションは建設現場でやりとりされる紙の設計図面から、様々な資材や配管を自動で検出し、その個数や長さを自動計測するというものです。建設現場では今でも紙図面が利用されていて、設備会社の担当者は見積作業にあたって、紙図面から自社の取扱製品を一つずつ目で確認し、スケール定規を使って配管の長さを計測するなど、膨大な時間を要していましたが、〈みずほ〉の技術を活用することでその省力化に貢献します。

このような画像解析に関する事例の他にも、みずほリサーチ&テクノロジーズでは、自然言語処理を活用してテキストに込められた喜怒哀楽の多様な感情を把握し、BGM(Back Ground Music)を自動で生成することで読者の没入感向上やプレゼン効果の向上を促す、「Text2Music™」の開発や、顔モデル生成技術を含む様々なAIの先端技術を結集した「サイバーマルチタレント」など、金融の枠を超えて、目に見える形で新しいソリューション生み出し、ビジネスやAIの未来に活かしていくための挑戦が続いています。

IT企業からAI企業へ。お客さまへ、より一層の価値提供をめざして、2018年にAIの専門組織「AI Powerhouse」が誕生!

IT企業からAI企業へ。
お客さまへ、より一層の価値提供をめざして、
2018年にAIの専門組織「AI Powerhouse」が誕生!

30年以上の歴史を持つ〈みずほ〉のAI研究ですが、〈みずほ〉のAI関連ビジネスを牽引するとともに、お客さまに対してAIの利活用を通じた価値提供を加速させることを目的に、2018年、専門組織である「AI Powerhouse」を立ち上げました。組織名に使われている「Powerhouse」とは「発電所」を意味しますが、創造的に・エネルギッシュに・強力に、という意味もあり、AIに対する取り組みを推進する組織になる、という想いを込めて「AI Powerhouse」と名付けられました。

設立した2018年当時は、世の中のAIへの理解も今ほど進んでいなかったため、AI人材の定義づけやAI開発の取り組み方針を示した「AI開発ガイドライン」を制定。今後、〈みずほ〉がどのような姿勢でAIの研究開発に取り組むのか、どういった人材が育成も含めて必要なのか、といっためざすべき将来像をはっきりと描いて社内外に示していくなど、〈みずほ〉がAI企業へと進化を遂げるうえでのベースとなる指針の構築はもちろん、お客さまへのAIを通じた事業サポートの旗振り役として様々な先進的な取り組みを行っています。

また、「AI Powerhouse」は、IT部門のシステム開発者やコンサルティング部門出身のメンバーをはじめ、学生時代からAI開発に取り組んでいたり、大学教授を兼務したりと、多彩なバックボーンを持つメンバーで組織されています。様々な知識とノウハウを持ったメンバーが集まることで、幅広いお客さまのニーズや課題に応えることができ、その経験を活かして生まれた技術が外部コンテストの受賞につながるなど、人材力の高さも大きな特長です。

人の代わりとしてのAIではなく、人とAIが共にデザインする未来へ。

人の代わりとしてのAIではなく、
人とAIが共にデザインする未来へ。

社会を取り巻く環境が急速に変化する中、先端的の科学技術を活用して企業変革を行うことが重要になっています。AIについても様々な企業の取り組みが行われ、AIに対する理解が進んだことで、AIは万能で、どんな課題も解決するような魔法の杖という誤解された存在から、人でないとできない仕事に集中するためのパートナーへと変化してきています。こういった変化を受けて〈みずほ〉では、ATHEUSを活用した新技術やソリューションをイベント展示で体感してもらう機会づくりや、お客さまの知識向上のためのAI人材育成サービスによる講師の派遣、AI開発にあたってプライバシーやセキュリティ、公平性、説明性といったことにも配慮しながら進めていくためのガイドライン整備などのご支援もしています。

AIの進化にまだゴールはありません。世の中に先駆けてAI研究を行ってきた経験、蓄積してきたノウハウをこれからも活かしながら、AIの未来、お客さまのビジネスの未来を見据えた取り組みを続けていきます。

文・写真/みずほDX編集部

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