
INTERVIEW 017
〈みずほ〉のDX推進の原動力に。
生成AI活用の最前線で、
開発をリード。
〈みずほ〉グループ横断でのAIを活用したDX推進において、開発の指揮・管理、個別課題の解決等をリードするポジションです。

MEMBER’S VOICE
スタートアップ
のような面白さと
社会を変革する醍醐味、
その両方を
味わえるのが魅力。
- 齋藤 悠士
- みずほフィナンシャルグループ
デジタル戦略部
2023年キャリア採用でみずほフィナンシャルグループに入社。前職は国内金融機関にて、融資審査、ATM出店計画策定等に従事。その後のネット銀行では預金プロダクト担当、事務企画担当を経て、内製アジャイル開発チームの開発リーダーとして法人口座開設オンライン化プロジェクトを完遂。入社後は生成AIを利用したアプリケーション開発のリードおよび内製アジャイル開発の運営管理を担当。
※所属、肩書きは取材当時のものです。
Question 01
あなたが担当している業務について
教えてください。
私が所属している部署には、ITをバックグラウンドに持つメンバーが多く在籍しており、多岐に渡るプロジェクトを横断的に進める形で仕事をしています。
私自身の主な業務は、生成AIを用いた最先端技術を業務に適用するための探索的活動とその統括です。また、立ち上げに関わったPoC(Proof of Concept:概念実証)の開発部隊である「内製開発ラボ」の運営も担当しており、自分でも生成AIを活用したプロトタイプアプリを作り、社内でのPoCを行っています。また、〈みずほ〉の生成AI戦略を広めるための外部講演への登壇等、様々な活動に携わっています。
Question 02
あなたの仕事の魅力や
やりがいについて教えてください。
生成AI関連の技術発展スピードは加速度的に増しています。他の技術では1年に1回起きるような革新が、生成AIの領域では少なくとも毎月、多い時には毎週起きているような状況です。このような日々進化する技術を業務の一環として試す中で、自分の作ったプロダクトを社員に使ってもらい、素早くフィードバックを受けられる環境は非常に魅力的です。例えば、推論能力の強化言語モデルである「o1」を簡易検証するアプリを開発した際には、部長によるフィードバックを受けて修正したものを、役員全員に配布し、使い心地を確かめていただきました。このような形で様々な反応を早期に得られることは、開発の大きな原動力になります。また、多様なバックグラウンドと高い志を持ったメンバーと一緒に働けることも魅力の一つです。銀行業務経験者だけでなく、システム開発経験や学術経験を持つ方も多く、それぞれのスキルや経験を持ち寄り、全員が一丸となって〈みずほ〉の生成AI活用を推進できることにやりがいを感じています。
Question 03
配属後に感じたことや部署の
雰囲気について教えてください。
私の所属する部署は、メンバーの約3割が中途入社者ということもあり、分け隔て無くコミュニケーションが行われていると感じます。特に、配属された際の上司が何でも相談できる方だったので、日々コミュニケーションを取りながら〈みずほ〉の雰囲気を知り、他部署のメンバーとの交流機会を作ってもらう等、様々なサポートを受け、とてもありがたかったです。また、入社してから生成AIに触れるようになったのですが、実際にアプリ開発を行うことで、生成AIそのものの仕組みや特性について理解を深めることができました。さらに大手クラウド事業者と協業を含めた緊密な連携を行う場合には、世界トップレベルの技術を目の当たりにできます。それ自体が成長の糧になるだけでなく、そこで得た知見をどうやって業務に適用するかを考えられる環境なので、技術に対する視座も必然的に高まっていくなと思っています。
Question 04
応募を検討されている方へ、
メッセージをお願いします。
当社のような事業会社での開発業務は、スタートアップのようなプロダクト開発の面白さと、巨大な資本の一部を動かしながら社内や社会を変革する醍醐味、その両方を味わうことができます。私が所属するデジタル・AI推進室は、まさにこうした技術の進化や社会変革の真っ只中にいる部署であり、そのダイナミズムをうまく取り入れながら業務を行っていますので、高い志と強い意志を持つ方には輝ける場になると確信しています。

齋藤 悠士
PROJECT
関連プロジェクト
AIによるデジタルトランスフォーメンションの加速に向け、
複数のポジションを募集中です。ご応募をお待ちしています。
募集要項
-
AIテックリードチームメンバーや開発部隊と適切に連携しながら、以下の業務領域に対応いただきます。
- ・開発リーダーとして技術的指導、最新技術の普及活動、社内外のステークホルダーとの交渉
- ・AWS Bedrockなどの生成AI技術を用いたアジャイルPoC開発・実行・評価
- ・ニーズに応じたアプリケーションアーキテクチャ設計
- ・クラウド開発環境の標準化(ツール、ライブラリ選定)および技術基盤の整備
-
AIエンジニアAIテックリードや開発部隊と適切に連携しながら、以下の業務領域に対応いただきます。
- ・AWS Bedrockなどの生成AI技術を用いたアジャイルPoC開発・実行・評価
- ・顧客サービスの改善および新たなサービス開発のためのAIアプリケーションの設計、実装、テストを担当
- ・大規模言語モデルの選定、プライベートLLMのセットアップ、ファインチューニング、LLMOpsの実施
-
クラウドエンジニアクラウドエンジニアとして、AIテックリードや開発部隊と適切に連携しながら、AWSなどのプラットフォーム上で以下の業務領域に対応いただきます。
- ・クラウド開発環境の標準化(ツール、ライブラリ、等の選定)
- ・各アプリケーションの開発計画に基づくシステム基盤開発・構築計画の具現化及び要件定義の実施
- ・システムアーキテクチャや非機能要件等に基づく適切なシステム及びコンポーネントの導入
-
AIデータサイエンティストAIテックリードや開発部隊と適切に連携しながら、以下の業務領域に対応いただきます。
- ・生成AIの利活用を想定したデータの構造化・加工・分析処理等のデータエンジニアリング
- ・生成AIのモデル開発に必要なデータの特定、データベース設計
- ・大規模言語モデルの選定、プライベートLLMのセットアップ、ファインチューニング、LLMOpsの実施
- ・プライベートLLMの分析、技術的評価