AI改革の要「みずほフィナンシャルグループ デジタル戦略部」地図なき場所に、自ら地図を描く仕事の醍醐味
2026年7月31日
- FGみずほフィナンシャルグループ
OVERVIEW
〈みずほ〉全社の変革をけん引するデジタル戦略部。正解も前例もない領域で自律的に行動し、ビジネスとテクノロジーの境界を越えて挑戦を重ねる。社会やお客さまの大きな変化に直面しても、変化そのものを楽しむ。その最前線に立つメンバーが語る「変化を楽しむ仕事」のリアルと、従来の「金融機関のイメージ」を覆す、成長を後押しする風通しの良い組織のあり方とは。
INDEX
AI改革の要 デジタル戦略部の三つの全社横断的な役割

みずほフィナンシャルグループ
執行役員 デジタル戦略部長 Chief AI Officer
藤井 達人氏
─〈みずほ〉の中で、デジタル戦略部はどのような位置付けにあるのでしょうか。
藤井:デジタル戦略部は、〈みずほ〉の変革をけん引する「要(かなめ)」となる組織です。中でもAIを軸に、全社の変革をリードする役割を担っています。
主な役割は三つあります。一つ目は、社内の様々なカンパニーやユニットと横断的に協業し、AI活用による業務変革を現場と共に推進すること。
二つ目は、〈みずほ〉の環境で利用するAIエージェントを動かすための基盤を、エンジニアとビジネスアナリストが連携して構築・開発することです。
三つ目は、全社メンバーのAIリテラシー底上げです。経営層からも繰り返し発信されている重要なテーマで、その中核として全社員向けのAI教育プログラム「みずほAIアカデミー」の運営を担っています。
変化を楽しみながら「地図なき場所」で地図を描く仕事
─デジタル戦略部で活躍できる人材像を教えてください。
藤井:まずは「金融業界の面白さ」を感じ取ってもらえる人ですね。金融は日本経済を支える重要な産業であり、金融サービスの高度化は社会全体に良い影響をもたらします。そこに携わることに、大きな興味を持っていただくことは、大切だと考えています。
また、「変化を楽しめる人」も活躍できるでしょう。私はIT業界に28年ほどいますが、これほど変化が激しい局面は初めてです。大きな変化によって方向修正を迫られても、その変化自体を前向きに受け止められることが大切です。
加えて、全社横断の司令塔として動く役割を楽しめるかどうか。部署の壁を乗り越えた調整や対話を、「ゲームのように楽しめる人」とも一緒に働きたいですね。
また、我々はグローバルバンクですので、英会話能力を生かして「グローバルに活躍したい人」も喜んで迎え入れたいと思います。
お客さまや社会が変わる中、銀行も従来の枠を超えた変革が求められています。その最前線で挑戦を続けているのがデジタル戦略部です。

─そのような人材を迎える部署として、カルチャーや組織づくりにどのように取り組まれていますか。
藤井:私たちは「地図なき場所」で地図を描く仕事をしています。だからこそ、自律性の高い組織でありたい。自分たちのやりたいことを実現するにはどうすればいいかを、それぞれが考えて動く自律性を重視しています。
そのために、伝統的な金融機関のモノリシック(一枚岩)的なカルチャーではなく、Teams上で情報を広く共有し、メンションで即座に相談できる、年次や階層にとらわれない風通しの良い風土を心がけています。経営層ともシームレスに情報共有・議論が行える環境です。
また、個々が業務知識に加え、テクノロジーへの理解を深めるため、AI技術知識を共有する「キャッチアップセッション」や専門書籍を自由に閲覧できる場「AI本棚」等学びの機会も用意しています。ただ、それ以上に大切なのは自ら学ぶ姿勢を持つことですね。
エンジニアからプロダクトマネージャーへ 「何を作るか」を担う仕事の面白さ

みずほフィナンシャルグループ
デジタル戦略部 プロジェクト推進第二チーム ヴァイスプレジデント
大滝 隆一郎氏
─大滝さんは現在、どのような業務を担当されていますか。
大滝:法人RM(営業担当者)の営業支援を行うプロダクト「みずほRM Studio」のプロダクトマネージャー(PdM)を務めています。
もともとはシステムエンジニア出身でRMの経験はなかったため、まずはRMという仕事を理解することから始め、プロトタイプを何種類も作り、実際の営業店でインタビューを重ねながら改善を繰り返す、という流れをこの1年続けています。
以前はエンジニアとして「どう作るか」に向き合ってきましたがPdMとして「何を作るか」から責任を持って取り組めるのはとても面白みがあります。
エンジニアとしての経験も生きており、RMとの会話の中で「こういう課題ならこんなプロダクトが合うのでは」とその場で考えて紙に書いたり、簡単なプロトタイプを見せたりしながら具体的な意見を引き出すことができています。
正解の見えない難しさはありますが、仮説を立て、まず動かしてみることを実践できる環境にやりがいを感じています。
─部署のサポート体制はいかがでしょうか。
大滝:テクノロジーに強い人材と金融業務に精通した人材が身近におり、相談しやすい環境です。
また、会社の「DX人材育成プログラム」も受講しました。ユーザーインタビューの手法やその結果をプロダクトに落とし込む方法を半年かけて学ぶもので、学んだことをすぐ今の業務で生かせる点は大きな収穫でした。
学んだ内容を実践できる環境がデジタル戦略部にはあります。

社員の挑戦を後押し安心して踏み出せるスピード感ある現場

みずほフィナンシャルグループ
デジタル戦略部 プロジェクト推進第二チーム
加藤 菜穂氏
─加藤さんは以前RMとして営業をされていたとのことですが、デジタル戦略部へ異動していかがですか。
加藤:私はテクノロジーの知識やプロジェクト推進の知識はほぼゼロの状態で「みずほRM Studio」のプロジェクトメンバーに参加しました。
実際に入ってみると、いわゆる金融のお堅いイメージはなく、スピード感を持って働ける環境だと感じています。
─部署のサポート体制はいかがでしょうか。
加藤:やりたいことを積極的に応援してくれる風土があります。
私が発言することに対しても、若手であることや経験が浅いからという理由で否定するのではなく、「そういう考えもあるんだ」「だったら、こういう展開も考えられるのでは」と受け止め、周囲がアドバイスをくれます。安心して意見を出せる環境があるからこそ、恐れずに挑戦できていると感じます。
未経験からのスタートでしたが、そんな環境の中でテクノロジーやプロジェクト推進の知識を日々吸収し、自分自身の成長を実感しています。大滝さんからは実務を通じて多くのことを教わっていますが、何より勉強になっているのは、周囲を巻き込んでプロジェクトを力強くけん引する姿勢と、圧倒的な「熱量」です。いつか自分もそうなりたいと思える、私のロールモデルです。

ビジネスとテクノロジーの境界を越えて協働 自律とスピードで切り拓く組織へ

─デジタル戦略部で働く魅力とは何でしょうか。
大滝:〈みずほ〉の社員がAIを日々の業務の中で自然に使いこなし、成果につなげられるかどうかは、自分たちがどれだけ社員にとって本当に使いやすく、価値のあるプロダクトを作ることができるかにかかっていると感じています。
AI活用を前に進める責任の大きさを日々感じる一方で、現場の働き方を変えていける手応えもあり、そこに大きなやりがいがあります。
加藤:金融業界には縦割りで堅いイメージがあると思うのですが、〈みずほ〉の中でもこの部署には当てはまりません。
「スピード感を持ってまずは試してみよう。失敗するなら早く失敗して、また改めてスタートすればいい」という藤井さんのメッセージが部内で共有され、浸透しています。全員が同じ意識を持ち、スピード感を持って挑戦できる点が魅力だと感じています。
藤井:我々が挑んでいるのは未知の領域です。〈みずほ〉の強みをAIによって拡張していくこと。これは絶対に、外部に「丸投げ」はできません。
自分たちで考え、仕組みづくりまでやる。そこにはスピード感も必要になる。そうした考え方が現在の組織の雰囲気を形作っているのだと思います。
─今後、どのような組織を目指していますか。
藤井:ビジネス側とテクノロジー側の境界線をもっとシームレスにして、さらに協働を図りたいと思っています。ビジネス人材でもAIコーディングツールを使えば動くモックアップがすぐに作れる時代です。
もう一点は、AI活用の国際化です。先ほど述べたように〈みずほ〉はグローバルバンクであり、米国や欧州と連携する余地は大きい。グローバルな視点で活躍できる人材の価値は、今後さらに高まると考えています。
─最後に、キャリアチェンジを検討しているビジネスパーソンへ、メッセージをお願いします。
藤井:自ら仮説を立て、周りを巻き込みながら、自律的にプロジェクトを進めていきたいと思っている人にぜひ〈みずほ〉のデジタル戦略部へ来てほしいです。出身や業界経験は問いません。チームの一員として、自律的に物事を前に進めていただける方と共に働きたいと思っています。
我々はその意思を全力でサポートすることを約束します。

PROFILE
みずほフィナンシャルグループ
執行役員 デジタル戦略部長 Chief AI Officer
藤井 達人
2023年キャリア採用でみずほフィナンシャルグループに入社。1社目の外資IT企業にて、メガバンクの基幹系開発、金融機関向けコンサルティング業務などに従事。2社目の外資IT企業を経て、総合金融グループではフィンテック導入のイノベーションを担当。その後、大手通信事業者の金融持株会社での執行役員、2社目の外資IT企業での業務執行役員を歴任し、現職。金融革新同友会「FINOVATORS」創立メンバー。2021年から日本ブロックチェーン協会理事。
みずほフィナンシャルグループ
デジタル戦略部 プロジェクト推進第二チーム ヴァイスプレジデント
大滝 隆一郎
2015年にみずほリサーチ&テクノロジーズ(現:みずほ銀行 情報数理工学研究所)へ入社。システムエンジニアを経てデジタル戦略部に異動。AIを活用した法人向け営業支援プロダクト「みずほRM Studio」のPdMを務める。
みずほフィナンシャルグループ
デジタル戦略部 プロジェクト推進第二チーム
加藤 菜穂
2021年にみずほ銀行へ入社。RMとして営業の最前線に立ったのち、デジタル戦略部へ異動。「みずほRM Studio」のプロジェクトメンバーとして活動する。
※所属、肩書きは取材当時のものです。
※2026年6月10日~2026年7月10日に日経電子版広告特集にて掲載したものを転載。
※著作・制作 日本経済新聞社(2026年日経電子版広告特集)。記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。








