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株式会社みずほフィナンシャルグループ

米国証券関連事業会社「Capstone Partners」の買収について

株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史)の子会社である米州みずほLLC(Chairman & CEO:松浦 修司)は、関連当局からの許認可等を前提に、米国証券関連事業会社である「Capstone Partners」 (以下「CSP」)に関する持ち分の100%を取得し、完全子会社とすることとしました。

1. 本件買収の戦略的意義

<みずほ>は、世界最大の金融マーケットである北米資本市場ビジネスにおいて、業種知見や社債ビジネス等Global300戦略[1]で培った強みを活かし、Non–IG[2]やスポンサー等の新たな顧客基盤の拡充に努めています。

  • [1]投資適格級を中心とした優良企業に注力し、銀証横断でサービスを提供する戦略
  • [2]非投資適格級(Non–Investment Grade)の企業

CSPは、プライベートエクイティファンド等が資金調達を行う際、当該ファンドに対するLP出資について投資家の招聘を行う「プレイスメントエージェント業務」に特化した企業です。米国・欧州・アジアにフランチャイズを持ち、グローバルに1,500を超えるLP投資家ネットワークを有しています。2001年の創業以降、バイアウトファンドやインフラ関連ファンド等、多くのファンド組成案件を手掛けており、2021年にはPrivate Equity Wire US Award[3]においてBest Placement Agentを受賞するなど充実した実績を有しています。

  • [3]Private Equity Wireは、新しいファンドの立ち上げ等の最新情報を提供するプライベートエクイティ業界をリードする機関投資家向けのポータル

<みずほ>は、CSPが持つ投資家基盤とプレイスメントエージェントの知見を活かし、付加価値の高い戦略的ソリューションの提案を通じて、米資本市場ビジネスを更に高いステージに成長させていきます。また、米国でプレイスメントエージェント機能を有する唯一のアジア系投資銀行として、<みずほ>のアジアにおける顧客基盤を活用し、北米とアジア間の投資フローの活性化にも貢献していきます。

2. CSPの概要

被買収対象会社:Capstone Partners GP, LLC、およびCapstone Partners, LP
本社     :米国・ダラス
代表者    :Mr. Clay Deniger – Managing Partner & CEO
設立     :2001年
事業     :プレイスメントエージェント業務

以上

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