2021年6月9日
株式会社みずほフィナンシャルグループ

TCFDレポート2021の発行について
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史)は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に沿って、<みずほ>の気候変動に関する最新の取り組みの詳細をまとめた「TCFDレポート2021」を本日発行しました。
当社は、2017年にTCFD提言の趣旨に賛同を表明し、気候変動が金融市場の安定にも影響を及ぼしうる最も重要なグローバル課題の一つであるとの認識のもと、環境・気候変動への対応を経営戦略における重要課題として位置付け、取り組み強化に努めています。2020年度には、本邦金融機関グループとして初めてTCFDレポートを発行するなど、積極的な開示にも注力しています。
TCFDレポート2021では、本年5月に開示したサステナビリティアクションの強化 *1 のうち気候変動への対応強化の詳細や、Scope3 *2 計測・管理の第一歩として、発電事業向けプロジェクトファイナンスを通じたGHG排出量の試算結果等についても新たに開示しています。
<みずほ>は、今後、2021年4月に環境方針で明確化した「2050年脱炭素社会(温室効果ガス排出ネットゼロ)への貢献」および「パリ協定の目標と整合するポートフォリオへの転換を図る」という方針のもと、この長期的なゴールに向けた具体的な道筋(パスウェイ)を明確化するため、Scope3の中長期目標を2022年度末までに設定し、開示していきます。
また、気候変動への取り組みを継続的に強化するとともに、開示の拡充にも努め、脱炭素社会の実現に向けたリーダーシップを発揮していきます。
(TCFDレポート2021URL) https://www.mizuho-fg.co.jp/sustainability/report/pdf/tcfd_report_2021.pdf(PDF/2,930KB)
- *12021年5月13日プレスリリース「サステナビリティアクションの強化について」
https://www.mizuho-fg.co.jp/release/20210513release_jp.html - *2Scope3: 事業者の活動に関連する他者の温室効果ガス排出
■2020年度の主な進捗
ガバナンス |
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戦略 |
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リスク管理 |
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指標・目標 |
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(太字: 当社として初めて開示)
なお、本レポートにおいて、本年5月13日付「サステナビリティアクションの強化について」で公表した、2021年3月末時点の炭素関連セクター向けエクスポージャーのエクスポージャー総額に占める集中度について、エクスポージャー総額の精査を行い、5.7%から5.5%へ更新を行っています。 2021年3月末時点の炭素関連セクター向けエクスポージャーの金額に変更はございません。
以上