ページの先頭です

このウィンドウを閉じる

2023年10月13日

株式会社みずほフィナンシャルグループ

MIZUHO Sustainability Action

グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブへの加盟について

みずほフィナンシャルグループ(執行役社長: 木原 正裕)は、このたび「グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ(Impact Investment Initiative for Global Health、トリプルI)」(以下「当イニシアティブ」)に加盟しました。

当イニシアティブは、地球規模の保健医療「グローバルヘルス」の分野において、公的資金に加えて、民間資金動員を促進することを通じて、主に途上国におけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC、※2)やSDGsの達成に貢献することを目的に、2023年9月21日、国連総会時のG7保健フォローアップ・サイドイベントで岸田総理が設立を宣言したものです。

近年、グローバルヘルス分野の財政負担が増大しており、特に低中所得国では、民間資金の活用が喫緊の課題となっています。日本政府は、健康が開発・経済政策の基盤として重要であるとの認識の下、これまでもグローバルヘルス分野で国際社会をけん引してきました。また日本政府は、2022年5月にグローバルヘルス戦略を策定して民間資金動員の手法としてインパクト投資に着目し、2023年5月の日本が議長国を務めたG7広島サミットでは、当イニシアティブが承認されました。

〈みずほ〉は、2017年に八王子市での大腸がん検診受診率向上事業のためのソーシャルインパクトボンドへ参画して以来、インパクト投資ファンドへの出資やポジティブインパクトファイナンスなどの国際原則に適合した金融商品の提供を通じ、幅広いお客さまの環境・社会課題の解決に向けたインパクト創出の活動を支援してきました。
また、インパクト志向金融宣言への署名やインパクトスタートアップ協会への加盟を行い、インパクト投資の市場確立に積極的に関与しています。国内を中心に健康に関する社会課題の定量化の研究を進めてきた実績も活用し、当イニシアティブへの加盟を通じて、グローバルヘルス分野のインパクト投資に対する世界的な認知や透明性の向上に貢献するとともに、〈みずほ〉としてグループ一体でグローバルヘルス分野での取り組みの拡充・高度化を図ります。

〈みずほ〉は、今後も、環境・社会価値と企業価値の両立が求められる新たな時代のパートナーとして、インパクト志向の投融資を通じ、SDGs達成や脱炭素社会の実現に向け、広く環境・社会課題の解決に貢献していきます。

  • ※1当イニシアティブの公式サイトは以下URLをご覧ください。
    https://tripleiforgh.org/
  • ※2「全ての人が適切な予防、治療、リハビリ等の保健医療サービスを、支払い可能な費用で受けられる状態」を指し、「持続可能な開発目標(SDGs)」のターゲットの1つとしてユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成が位置づけられています。

以上

ともに挑む。ともに実る。MIZUHO

ページの先頭へ