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2022年9月26日

株式会社みずほフィナンシャルグループ

MIZUHO Sustainability Action

Asia Transition Finance Study Groupによる「Asia Transition Finance Guidelines」及び「Asia Transition Finance Activity Report」の公表について

株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕)がコアメンバーとして参加しているAsia Transition Finance Study Group(以下、ATFSG)は、アジア経済の持続的な成長につながる「公正かつ秩序あるトランジション」の環境整備に向けた「Asia Transition Finance Guidelines」及び「Asia Transition Finance Activity Report」を公表しました。

ATFSGは、アジア経済でネットゼロを実現するためには、トランジション・ファイナンス(移行金融)の拡大が不可欠という認識のもとに2021年に設立された団体です。
世界各国の金融機関が、トランジション・ファイナンスを検討する際に参照できるようなガイドラインと、既存の国際的な枠組みを補完するための提言を行うことを目的に、これまで活動を進めてきました。

このたび、公表されたレポート「Asia Transition Finance Guidelines」及び「Asia Transition Finance Activity Report」は、コアメンバーであるアジア及び世界の主要な金融機関のほか、開発銀行、輸出信用機関、政府機関、銀行の業界団体などが参加し、約1年に渡る議論を経て作成したものです。

「Asia Transition Finance Guidelines」は、主に金融機関を対象としており、アジア固有の論点を踏まえた上での留意点が整理されるなど、実際にトランジション・ファイナンスを実行する際の専門的なガイダンスを含んでいます。
「Asia Transition Finance Activity Report」は、幅広いステークホルダーを対象としており、政府機関による移行プロジェクト支援など、トランジション・ファイナンスの実施に必要な支援策を提案し、多くのステークホルダーの関与を目指しています。

今後、アジアにおいてトランジション・ファイナンスを拡大・加速させるためには、各国や地域ごとの特性を考慮し、パリ協定に整合する脱炭素化に向けた削減経路等の策定、金融機関・企業双方に対する活動促進策の整備が課題となります。
<みずほ>は、本邦トランジション・ファイナンスのフロントランナーとしてこの分野を開拓すると共に、カーボンニュートラルに資する技術開発、ビジネスモデル構築に対する出資枠を設定するなど、トランジション領域への資金供給に関し先進的な取り組みを進めています。
秩序ある移行を後押しするために、<みずほ>が触媒となり、官・民をはじめすべてのステークホルダーと協同して、移行に必要な時間軸や科学的根拠、経済・社会への影響等を確りと踏まえた上で、トランジション・ファイナンスの促進に貢献していきます。

以上

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