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2022年8月30日

株式会社みずほフィナンシャルグループ
株式会社みずほ銀行
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
株式会社Blue Lab
東京都 八丈町

八丈島×MIZUHO スマートアイランド

MIZUHO Sustainability Action

【八丈島スマートアイランド化の推進】みずほ銀行、みずほリサーチ&テクノロジーズおよび八丈町による「サステナビリティ及びDX推進に関する包括連携協定」の締結について

株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕)の子会社である株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(代表取締役社長:吉原 昌利、以下「みずほリサーチ&テクノロジーズ」)、および東京都八丈町(町長:山下 奉也)は、本日、「サステナビリティ及びDX推進に関する包括連携協定」(以下「本協定」)を締結しました。

「八丈島ならではの魅力を活かした持続可能な地域社会の創出」を目的に、八丈島のサステナビリティ及びDXの推進を図り、八丈島のスマートアイランド化、サステナブル・アイランド化に貢献します。

特に、今年度から八丈町が取り組む、東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」において、<みずほ>は八丈町の戦略パートナーとして、社会課題解決に向けた取り組みを加速していきます。

1. 背景

みずほ銀行は、島内唯一のメガバンクとして、1964年11月に、現在の浜松町支店八丈島特別出張所を開設し、長年に亘り、八丈島の地域経済に貢献してきました。

一方で、八丈町は、人口・世帯数ともに減少傾向にあり、また、高齢化率は40.6%(2021年4月1日時点)と全国平均29.1%(2021年9月15日時点)に比べ著しく高く、2021年4月に新たに「過疎地域」に指定されています。さらに、集中豪雨等による土砂災害など近年激甚化する自然災害への備えや、新型コロナ影響による観光客数・観光消費額の減少等、多くの社会課題を抱えています。

みずほ銀行は、課題解決に向けた第一歩として、2020年8月に「キャッシュレス化推進に関する包括連携協定」(※)を八丈町及び八丈町商工会と締結するとともに、みずほリサーチ&テクノロジーズや株式会社Blue Lab(代表取締役社長:宗國 修治)をはじめとするグループ各社と連携し、<みずほ>の持つ金融やデジタルテクノロジーに関する知見・ノウハウを活用し、キャッシュレス化や行政のデジタル化など、八丈島のスマートアイランド化に向けたさまざまな取り組みを推進しています。

今般、八丈島におけるDXやサステナビリティの取り組みを、さらに発展・拡張する観点から、本協定書の締結に至りました。

2. 本協定書の概要

みずほ銀行及びみずほリサーチ&テクノロジーズは、以下内容の協定書の締結により、八丈町との連携を強化し、各種取り組みを推進していきます。

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【本協定書の概要】
目的 八丈島のサステナビリティ及びDXの推進を図り、「八丈島ならではの魅力を活かした持続可能な地域社会の創出」を狙いとした、"八丈島サステナブル・アイランド"の実現を図ること
連携事項 以下の事項について、協力して取り組むこと
  • (1)サステナビリティ及びDX推進を通じた以下の事項
    - 産業振興
    - 定住促進・島外からの移住受入推進
    - 安心・安全な地域社会インフラ整備
    - 島民の生活利便性の向上
  • (2)その他当事者が合意した事項

3. 実施事項

みずほ銀行及びみずほリサーチ&テクノロジーズは、従来の金融の枠を超え、地域社会や行政が抱える社会課題に対し、デジタルテクノロジーとサステナビリティに関する知見を基に、課題解決に向けて貢献していきます。また、<みずほ>取引先企業ともオープンに連携し、地域実態を踏まえた最適なソリューションやサービスの導入を支援します。

具体的には、八丈町の基幹産業である観光業のDX化や、農業・水産業等の一次産業のDX化など、産業活性化に資する取り組みの支援の他、防災・減災DXや行政のデジタル化等、地域社会インフラの高度化に資する取り組みを推進します。こうした地域DXの推進にあたり、地域社会に係るデータを連携・利活用していく基盤整備も推進していきます。

また、<みずほ>は、八丈町が取り組む、東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」における戦略パートナーとして、DXやサステナビリティに資する各種事業の社会実装に向け、貢献していきます。「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」は、令和4年度から令和6年度までの3ヶ年の事業であり、まずは、この3ヶ年の事業を着実に遂行するとともに、事業終了以降も、八丈町と<みずほ>グループが、将来に亘り、『サステナビリティ』や『DX』を軸とした取り組みを、幅広い領域において継続的に実施していきます。

<みずほ>は、八丈島におけるDXやサステナビリティの取り組みを通じて、グループとしてのDXやサステナビリティの知見を更に高度化するとともに、他の地域の先進事例となる事業の創造を通じ、今後、全国の自治体の社会課題解決に資するサービス展開を強化していきます。

※:2020年8月5日付ニュースリリース
みずほ銀行、八丈町および八丈町商工会における「キャッシュレス化推進に関する包括連携協定」の締結について
https://www.mizuho-fg.co.jp/release/20200805release_jp.html

【八丈島スマートアイランドの目指す姿:データ連携基盤の概要】

八丈島スマートアイランドの目指す姿:データ連携基盤の概要

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【「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」における実施事項概要】
テーマ 実施事項 概略
1 サステナビリティ及びDX推進による産業活性化 観光DX
  • 「八丈島の自然環境・固有資源×デジタル技術」による自然環境と共生した観光業の活性化
    (エコツーリズムやホエールウォッチングの推進、VRコンテンツ)
水産業DX
  • 各種センシング技術等のICT活用による水産業の高度化
    (スマート水産業の推進)
2 サステナビリティ及びDX推進による安心・安全な地域社会インフラ整備 防災・減災DX
  • 風水害対策・津波対策におけるデジタル技術の社会実装
    (防災IoTセンサーの拡充、防災情報一元化、スマートディスプレイ等のコミュニケーション手段の高度化)
行政DX
  • 顔認証技術等の先進技術導入による行政運営の効率化
3 データ連携基盤の導入 データ利活用の推進
  • 観光や産業、防災等の地域社会に係るデータ連携・利活用による、デジタルマーケティングの推進や、地域社会活性化に資する新たなサービスの構築

(※本実施事項は現時点での構想であり、今後、検討結果によって変更となる可能性がございます)

以上

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