グリーンボンドの発行について
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕、以下「当社」)は、2022年2月22日にグリーンボンドを発行しました。
<みずほ>は、グループ全体で戦略と一体的にサステナビリティへの取り組みを推進する態勢を強化する中、気候変動が金融市場の安定にも影響を及ぼしうる最も重要なグローバル課題の一つであるとの認識のもと、環境・気候変動への対応を経営戦略における重要課題として位置付けています。
2021年4月には、環境方針を改定し、2050年の脱炭素社会(温室効果ガス排出ネットゼロ)への貢献、パリ協定の目的(気候変動の脅威に対する世界全体での対応を強化)の支持、パリ協定の目標と整合するポートフォリオへの転換、を明確化しました。同方針に基づき、お客さまとのエンゲージメント(建設的な対話)を起点に、お客さまの脱炭素社会への移行(トランジション)や気候変動対応を支援しています。
かかる中、<みずほ>の環境ビジネスを加速させ、ファイナンスを通じた環境へのポジティブインパクトの拡大を図るため、2030年度に向けて12兆円の環境ファイナンス目標を設定し積極的に推進しています。この度、環境分野に関心の高い投資家のニーズにも応えるべく、こうした環境ファイナンスの一部に充当する資金として、当社はグリーンボンドを発行しました。
当社のグリーンボンドは、国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則 2018」と環境省の「グリーンボンドガイドライン 2020年版」に沿って策定したグリーンボンド・フレームワーク(以下「本フレームワーク」)に基づき、発行・管理を行っています。なお、本フレームワークは、第三者認証機関であるSustainalytics社よりセカンドパーティ・オピニオンを取得しています。
当社は、グリーンボンドで調達した資金を当社子会社である株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)へ融資し、みずほ銀行は再生可能エネルギーなど環境に配慮した事業(以下「グリーンプロジェクト」)に対し融資を行います。
<みずほ>は、気候変動対応や脱炭素社会への移行など、持続可能な社会の実現に向けた取り組み(サステナビリティアクション)を強化しています。総合金融グループとしての知見を活かし、サステナブルファイナンス・環境ファイナンス等による資金調達支援をはじめ、脱炭素化に向けた事業の強化・転換に資する助言やソリューション提供に積極的に取り組んでいきます。
発行体 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ |
発行総額 | 5億米ドル |
発行日 | 2022年2月22日 |
償還期限 | 2030年5月22日(ただし、発行体は任意償還日に任意償還可能) |
任意償還日 | 2029年5月22日 |
金利 |
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資金使途 | みずほ銀行に対する融資に充当し、みずほ銀行はグリーンプロジェクトに対する融資に充当 |
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