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2020年5月20

株式会社みずほフィナンシャルグループ

新型コロナウイルス感染症に対する〈みずほ〉の取り組みについて

このたび、新型コロナウイルス感染症(以下「本感染症」)による影響を受けられたみなさまに対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
本感染症の世界的な拡大で、お客さまをはじめ市民の生活環境や実体経済は未曾有の危機に直面しており、かつ長期化も見込まれることを踏まえれば、これらを克服するための多方面にわたる積極的かつ継続的な取り組みが必要な状況と認識しています。

株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史、以下「MHFG」)は、お客さまと従業員の安全・健康の確保を最優先に事業を継続しながら、金融サービスの円滑なご提供を通じたお客さまの支援や、医療従事者や家庭、学生等一人ひとりの生活や社会への支援に全力で取り組み続けます。また、他社・他金融機関等とも協力しながら、その取り組みを広げていきます。

1.これまでの取り組み

  • みずほ銀行(以下「MHBK」)、みずほ信託銀行の国内全営業店・ATMの営業を継続
  • オンラインサービスの提供
    1. 1.4月新規オンライン口座開設数:前年同月比2.2倍
  • 各種給付金の円滑な支給を支える事務体制の構築
  • 資金繰り相談窓口をMHBK全営業店に設置(一部でGW中の資金繰り相談受付)
  • 緊急の資金需要への対応等
    1. 1.住宅ローン条件変更の取り扱い手数料の免除
    2. 2.日銀による特別オペレーションを活用した支援ファンド設立
    3. 3.信用保証協会や自治体制度を活用した融資の取り扱い
  • 新規借入・条件変更等への柔軟な対応
    1. 1.部店長の決裁権限拡大等による審査プロセスや条件変更等の柔軟化

2.今後さらに注力していく取り組み

【お客さまに向けて】

お客さまの財務基盤整備・事業ポートフォリオ再構築や成長投資を支える資金支援

  • これまで培った産業金融の知見を活かした、大企業を中心とするお客さまへのメザニンファイナンスの提供等を通じて、本感染症で影響を受けた財務基盤の整備や、事業リスクシェアによる構造改革・事業ポートフォリオ再構築を支援し、日本の産業競争力強化に取り組んでいきます。
  • 現在検討中の「アフターコロナ対応ファンド(仮)」設立を通じ、コロナ後に向けたお客さまの事業ポートフォリオ再構築や成長投資にかかわる資金支援を行っていきます。

イノベーション企業への資金支援

  • イノベーション企業を支援するアクセラレーション会員制サービス「M's Salon」を通じ、サポートカンパニー等とも連携し、イノベーション企業を全面的に支援していきます。
  • 「ライフサイエンスファンド」の増額等を通じ、特に、次世代医療(新薬創造、遠隔医療等)に取り組むイノベーション企業への資金支援を強化していきます。

次世代経営者への事業承継支援

  • 「事業承継ファンド」の2号ファンド設立等を通じ、コロナ後を担う次世代経営者への事業承継を支援していきます。

【一人ひとりの生活や社会に向けて】

医療、家庭、学生、地域社会等への支援

  • <みずほ>からの5億円の拠出のほか、J–Coinに関わる地域金融機関やユーザー等、幅広い賛同者による寄付を、支援が必要な先に広くきめ細やかな支援を行う枠組みとして、「J–Coin基金」を立ち上げます。(概要は別紙ご参照)

発行額の一定割合相当額を医療団体等にMHBKが寄付する私募債の取り扱い

  • 支援を必要とする医療団体等に発行額の一定割合相当額をMHBKが寄付する私募債の取り扱いを開始します。

新しい生活様式の進展を支える、新たな商品・サービスの提供

  • お客さまの新しい生活様式に基づく銀行体験につながる商品提供やキャンペーンの展開を検討しています。

本感染症の世界的な拡大をきっかけに、個人の生活やビジネスの在り方をはじめとして、社会全体が既に大きく変わり始めています。<みずほ>は、社会・経済・産業の構造変化をいち早く捉え、アフターコロナの社会におけるお客さまや社会の新たな課題に真摯に向き合い、グループ一体でサポートすることで、お客さまとの新たなパートナーシップを構築し、「次世代金融への転換」を目指していきます。

別紙(PDF/225KB)

以上

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