2019年8月8日
株式会社みずほフィナンシャルグループ
株式会社みずほ銀行
M&Aキャピタルパートナーズ株式会社
中小企業のお客さまの事業承継ニーズ支援強化に向けた業務提携契約の締結について
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史)の連結子会社である株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治、以下「みずほ銀行」)と、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社(代表取締役社長:中村 悟、以下「M&Aキャピタルパートナーズ」)は、本日、中小企業のお客さまの事業承継ニーズへの支援を強化するため、業務提携契約を締結しました。
企業経営者の高齢化が進行する中で、円滑な事業承継は今後の日本経済の持続的発展を考える上でも重要な課題であり、特に、中小企業を中心とした後継者不在の企業が抱える事業承継ニーズは近年高まりを見せています。
<みずほ>は、5ヵ年経営計画の重点戦略である円滑な承継ニーズへの対応に向けてグループ一体で取り組んでいます。具体的には、「みずほ事業承継ファンド」の設立を通じたグループでの資金供給機能の拡充や、みずほ銀行、みずほ信託銀行の各コンサルティング部の人材増強、法人向け会員制サービス「MIZUHO Membership One」による各種情報提供などを通じ、グループ各社が保有する知見・ノウハウの活用や、グループワンストップでのコンサルティングやソリューションの提供を行っています。
M&Aキャピタルパートナーズでは、創業以来、日本全国の中堅・中小企業の事業承継課題の解決の為に、M&A仲介・アドバイザリーサービスに特化した事業展開を行っており、グループ累計で約1,500組の成約実績を積み重ねています。「クライアントへの最大貢献」の企業理念のもとに着手金・月額報酬・交通費等を一切請求しない唯一の上場M&A仲介会社として、中堅・中小企業のオーナー経営者のさまざまなご相談に寄り添って実績を伸ばしてきました。
今回の業務提携により、<みずほ>は、5ヵ年経営計画の基本戦略である「オープン&コネクト」を推進し、<みずほ>が有する国内の強固な法人顧客基盤と、M&Aキャピタルパートナーズが有する中小企業向けM&Aに関するソリューション力の相互連携・活用を通じ、より幅広い中小企業のお客さまの事業承継ニーズに対し、さまざまなサービスを提供していきます。具体的には、M&Aによる事業承継ニーズがある中小企業のお客さまについて、みずほ銀行がM&Aキャピタルパートナーズへ紹介を行い、今後拡大・多様化が見込まれる中小企業の承継ニーズに対し、きめ細かなサービスを提供していきます。
<みずほ>とM&Aキャピタルパートナーズは、これまで以上に後継者不在の課題を抱える中小企業のお客さまのニーズに応えるとともに、円滑な事業承継のサポートを通じて、国内中小企業ならびに日本経済の持続的発展に貢献していきます。
以上