2018年10月10日
株式会社みずほフィナシャルグループ
株式会社みずほ銀行
株式会社Blue Lab
【FinTech】スマートスタジアム構想の実現に向けた
「なんかせんばはしご酒大会」における実証実験について
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史)、株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)、株式会社Blue Lab(代表取締役社長:山田 大介)は、福岡商工会議所(会頭:藤永 憲一)と連携し、福岡市内で開催される飲食イベント「第1回なんかせんばはしご酒大会(※1)」(以下、「はしご酒大会」)において、株式会社電通国際情報サービス(代表取締役社長:釜井 節生)が提供するBaaS(※2)サービス「FACERE(ファケレ)(※3)」にて構築したWebアプリ(※4)を用い、チケットレス・キャッシュレスの実証実験を行います。〈みずほ〉では先端技術を活用することでスタジアムと観客のつながりを構築し、そのスタジアムを起点に周辺地域の活性化を目標としたスマートスタジアム構想を掲げています。本件は起点を飲食イベントに置き換え、本イベントに先端技術を活用し、地域の活性化を目的とした実証実験として実施します。
<今回の実証実験の概要>
- ・実施日時:2018年10月31日 水曜日~11月15日 木曜日
- ・実施場所:西鉄大橋駅、西鉄井尻駅、西鉄雑餉隈駅周辺の飲食店等
(はしご酒大会の参加店のみ) - ・支援団体:なんかせんばはしご酒大会実行委員会(※5)
- ・対象者:はしご酒大会に参加される一般のお客さま
(紙チケットかWebアプリ電子チケットのいずれかを選択可能) - ・実施内容:上記団体が実施するチケット制飲食イベントにおける
Webアプリを用いたチケットレス・キャッシュレス機能の導入 - ・検証内容:商店街等が実施する地域活性化イベントにおける「チケット管理および換金コスト軽減」「消費者行動のデータ収集」を検証
<みずほ>とBlue Labは、「スマートスタジアム構想」における地域活性化ソリューションの一環として、地域向けイベントを対象にチケットレス・キャッシュレスにおける利便性の向上、および、チケットレスにて得られる顧客行動情報の利活用、キャッシュレスにて得られる決済付随情報についての実現性を検証します。さらに、今回の取り組みを契機として、新しいテクノロジーを活用した地域活性化を実現する金融サービスの提供を目指していきます。
<実証実験のご協力企業>(敬称略、五十音順)
- 【決済手段の提供】・株式会社pring
- 【インフラ基盤構築】・株式会社電通国際情報サービス
- 【協 力】・なんかせんばはしご酒実行委員会、福岡商工会議所
<チケットレス・キャッシュレスアプリの利用イメージ>



- ※1なんかせんばはしご酒大会:
大橋・井尻・雑餉隈において週替わりで開催される「はしご酒イベント」の総称。福岡市南区の大橋、井尻、雑餉隈の3つの地域が連携して広域的に実施する飲食イベント。 - ※2BaaS:
Backend as a Serviceの略。スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末向けアプリケーションを開発・運用する際、サーバー側で必要となる様々な機能をインターネット上で提供するクラウドサービス。 - ※3FACERE:
スマートフォンやWeb アプリケーションの開発・運用に必要となるバックエンド機能を提供するプラットフォーム。ログイン認証や会員管理などの基本機能に加え、用途に応じてユーザーが自由にカスタマイズ可能な「観光案内や交通案内などのサンプルアプリ」 を Google Cloud PlatformTM(※6)上で提供し、スピーディで効率的なアプリ開発を支援するバックエンドサービス(BaaS)。 - ※4Webアプリ:
Webブラウザ上から利用可能なアプリケーション・サービス。ネイティブアプリと異なり端末へのダウンロードを必要としないため、サイトにアクセスするだけで利用可能。 - ※5なんかせんばはしご酒大会実行委員会:
実行委員会構成:大橋商店連合会、井尻商店街振興組合、銀天町商店街振興組合の有志で結成される大橋はしご酒実行委員会、井尻活性化実行委員会、よござっしょ実行委員会の総称。 - ※6Google Cloud PlatformTM:
Googleがクラウド上で提供するサービス群の総称。Google社内で使われているインフラストラクチャや技術を従量課金で自在に利用できるクラウドサービス。
以上