2018年6月1日
株式会社みずほフィナンシャルグループ
株式会社みずほ銀行
アセットマネジメントOne株式会社
みずほグローバルオルタナティブインベストメンツ株式会社
アセットマネジメントOne株式会社によるみずほグローバルオルタナティブインベストメンツ株式会社の子会社化について
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:坂井 辰史、以下「みずほFG」)の中核子会社である株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治、以下「みずほ銀行」)は、みずほFGの連結子会社であり、第一生命ホールディングス株式会社(社長:稲垣 精二、以下「第一生命HD」)の関連会社であるアセットマネジメントOne株式会社(取締役社長:菅野 暁、以下「AM–One」)と、みずほ銀行の100%子会社であるみずほグローバルオルタナティブインベストメンツ株式会社(取締役社長:安藤 学、以下「MGAI」)の発行済株式全てをAM–Oneに譲渡(以下、「本件譲渡」)し、MGAIをAM–Oneの100%子会社とすることに合意したため、本日、株式譲渡基本合意書を締結しました(※1)。
マイナス金利等で運用難がつづく中、資産運用の手法や投資対象は多様化し、お客さまのニーズも大きく変化しています。特に、近年ではヘッジファンドや不動産、プライベートエクイティ、インフラ投資などのオルタナティブ投資に対するニーズが高まっています。
こうした中、<みずほ>はオルタナティブ投資のゲートキーピング(※2)会社であるMGAIと、アジアトップクラスの資産運用会社であるAM–Oneの経営資源を結集し、両社のオルタナティブ投資のゲートキーピングに係る各機能について、MGAIとAM–Oneが一体運営することとしました。ゲートキーピング能力と受託体制の強化を実現し、お客さまの多様なニーズにより一層応えていきます。
<みずほ>は、変化するお客さまのニーズを迅速に捉え、総合的なコンサルティングとソリューション提供を加速し、フィデューシャリー・デューティー実践のフロントランナーとしてお客さまからさらに高い評価をいただけるよう、引き続き注力していきます。
(※1)なお、本件譲渡につきましては、本件譲渡に関する事項について規定する法的拘束力のある契約の締結をはじめ、本件譲渡に必要な各社の機関決定、関係当局への届け出並びに許認可の取得を前提として、2018年度下期中の子会社化を目指していきます。MGAIはAM
(※2)外部の運用会社およびファンドを調査し、優良なファンドを選定・管理すること。
【本件ストラクチャー図】

【ご参考】AM–OneおよびMGAIの概要
(1)名称 | アセットマネジメントOne株式会社 | みずほグローバルオルタナティブインベストメンツ株式会社 |
---|---|---|
(2)所在地 | 東京都千代田区丸の内1–8–2 | 東京都中央区八重洲2–4–1 |
(3)代表者 | 取締役社長 菅野 暁 |
取締役社長 安藤 学 |
(4)事業内容 | 投資運用業、投資助言・代理業 第二種金融商品取引業 |
投資運用業、投資助言・代理業 第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業 |
(5)資本金 (平成30年3月31日現在) |
20億円 | 20億円 |
(6)設立年月日 | 平成28年10月1日 | 平成22年1月20日 |
(7)従業員数 (平成30年3月31日現在) |
935人 | 36人 |
(8)株主 (経済的持分比率、議決権保有比率) (平成30年3月31日現在) |
みずほフィナンシャルグループ (70%、51%) 第一生命ホールディングス (30%、49%) |
みずほ銀行(100%) |
(9)資産運用残高 (平成30年3月31日現在) |
投資信託 14兆8,787億円 投資顧問 41兆7,943億円 |
投資顧問 3,771億円 |
(10)直近業績 (平成30年3月期) |
営業収益 1,051億円 経常利益 210億円 当期純利益 156億円 |
営業収益 945百万円 経常利益 136百万円 当期純利益 92百万円 |
以上