平成28年3月29日
株式会社みずほフィナンシャルグループ
損害保険ジャパン日本興亜株式会社
明治安田生命保険相互会社
第一生命保険株式会社

今年も全国110万人の新小学一年生へ「黄色いワッペン」を贈呈~全国の新小学一年生の交通安全を願って52年~
新小学1年生16名が参加
ピーポくん、警視庁騎馬隊の協力で交通安全教室も開催
みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン日本興亜、明治安田生命保険、第一生命保険の4社は、3月29日(火)、みずほ銀行内幸町本部ビル内の講堂で、第52回「黄色いワッペン」贈呈式と交通安全教室を開催しました。
贈呈式には、この春小学校へ入学する児童の代表16名と全日本交通安全協会、東京都交通安全協会をはじめ内閣府、警察庁、東京都、警視庁、全国連合小学校長会および主催4社の関係者が出席し、主催者から全日本交通安全協会へ100万枚、東京都交通安全協会へ10万枚の黄色いワッペン贈呈の目録が手渡されました。関係者から、交通事故の怖さや交通ルールを守ることの意味などを聞いた、東京都足立区立綾瀬小学校に入学予定の岡田 篤佳(おかだ あつよし)くんは、「黄色いワッペンをどうもありがとうございました。4月から小学校へ行くことを、とても楽しみにしています。学校へ行く時は、黄色いワッペンを着けて、交通ルールを守ります。横断歩道を渡る時は、右左を見て、手をあげて渡ります。だから大人の人も、車の運転には気をつけてください。」とお礼の言葉を述べました。
式の後には、警視庁の協力で、マスコットの"ピーポくん"、女性警察官、騎馬隊の指導による交通安全教室を開催しました。(下記参照)
交通安全教室の様子

第52回「黄色いワッペン」贈呈式:「黄色いワッペン」を着けた新小学一年生

左右スクロールで表全体を閲覧できます
左から、 | 鈴木 武英 | 一般財団法人東京都交通安全協会 | 理事長 |
大山 憲司 | 一般財団法人全日本交通安全協会 | 常務理事 | |
佐藤 康博 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ | 取締役 執行役社長 グループCEO | |
二宮 雅也 | 損害保険ジャパン日本興亜株式会社 | 代表取締役社長 | |
根岸 秋男 | 明治安田生命保険相互会社 | 取締役 代表執行役社長 | |
渡邉 光一郎 | 第一生命保険株式会社 | 代表取締役社長 |
「黄色いワッペン」贈呈事業について
小学一年生に対する「黄色いワッペン」贈呈事業は、昭和40年に富士銀行(現 株式会社みずほフィナンシャルグループ)が、創業85周年を記念して「よい子に注意、よい子も注意」をスローガンに始めた交通安全事業です。
当時、交通事故死亡者数の水準が高く、交通戦争とまで言われ社会問題になっていました。そんな中、わが子を交通事故で失った母親が、交通事故撲滅を訴え総理大臣宛に手紙を出したとの新聞記事を見た社員が、幼い子どもたちを交通事故から守る手立てとして、目立つものを身につけてもらおうと考え、「黄色いワッペン」贈呈事業が誕生しました。
当初は、「黄色い腕章」を贈呈していましたが、昭和49年より現在の「ワッペン」に形を変えました。事業開始翌年には、安田火災海上保険(現 損害保険ジャパン日本興亜株式会社)、安田生命保険(現 明治安田生命保険相互会社)の2社が、また翌々年には安田信託銀行も加わりました。平成16年からは株式会社みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社の4社で本事業を実施しています。
平成28年度(第52回)の全国の新小学一年生への「黄色いワッペン」贈呈枚数は、110万枚になります。昭和40年の第1回から今年の第52回までの全国の贈呈枚数累計は、約6,332万枚にのぼりました。長く継続している事業のため、おかげさまで、親子三代に渡って着用しましたという声も聞かれるようになりました。
「黄色いワッペン」には昭和43年より交通事故傷害保険がつけられており、このワッペンの交付を受けた新小学一年生が登下校の際に万一交通事故に遭い、死亡または後遺障害が残った場合、保険金が支払われます。当初は、保険有効期間が3ヵ月、保険金額が最高3万円でしたが、平成6年の第30回を機に、保険有効期間を1年間、保険金額を最高50万円に延長・増額しました。平成28年度の新小学一年生の保険有効期間は平成28年4月1日~平成29年3月31日の1年間となります。
ワッペン本体には「交通安全年間スローガン」*を印字し、交通安全への願いを込めさせていただいております。平成28年度のスローガン(内閣総理大臣賞(最優秀作)こども部門)は、「しんごうが あおでもよくみる みぎひだり」です。「黄色いワッペン」を身につけることで、学校に通う子どもたちに交通安全をよびかけ、保護者やドライバーの方々の注意を喚起し、少しでも子どもたちの交通事故防止にお役立ていただきたいと願っています。
- *(一財)全日本交通安全協会と毎日新聞社が共催で募集しているもの
以上