2015年9月30日
株式会社みずほフィナンシャルグループ
株式会社みずほ銀行
Matthews Asiaとの資本・業務提携について
株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:佐藤 康博)と株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀、以下「みずほ銀行」)は、Matthews International Capital Management LLC(CEO:William Hackett、以下「Matthews Asia」)と、アセットマネジメントビジネスにおける戦略的な資本・業務提携を行うことにつき合意しました。
本提携は、<みずほ>の重点事業分野であるアセットマネジメントビジネスにおける顧客ニーズへの対応力を強化し、みずほのグローバル運用プラットフォームの拡充を目指すものです。
アジアの経済は今後も、引き続き中長期的な高い成長が見込まれており、その重要性は一段と高まっております。<みずほ>およびMatthews Asiaは、国内のアジア運用プロダクツの市場拡大に向け協業してゆきます。本提携により、アジア全域をカバーする優良なプロダクツを獲得することで、一層のプロダクツラインナップ及び販売機会の拡大を目指します。
また、Matthews Asiaは、今後も、米国市場での優位性をベースにしたアジアプロダクツ運用による高い成長を目指しており、当社を持分法適用会社化することで、<みずほ>のアセットマネジメント事業の収益性の向上も見込まれます。
-
1.資本提携の概要
- (1)みずほ銀行はMatthews Asiaの約16%の持分を取得
- (2)みずほ銀行はMatthews Asiaの取締役1名を指名・派遣
-
2.業務提携の概要
株式会社みずほフィナンシャルグループはMatthews Asiaと業務提携契約を締結し、みずほグループ各社にて、Matthews Asiaが運用するプロダクツを国内の個人・機関投資家へ販売し、将来的にはグローバルでの販売も展望しています。
-
3.持分取得予定時期
当局の認可等、一定の条件を前提に、2015年度末までに約16%の持分取得を予定しております(持分法適用対象予定)。
(Matthews Asiaについて)
Matthews Asiaは、アジアプロダクツ特化型では米国最大の独立系運用会社です。設立1991年、本社サンフランシスコ、従業員数142名、2015年8月31日時点での運用資産額は約262億ドルです。米国からアジア全域に投資を行い、約25年間、あらゆる市場環境での運用経験を積み重ねてきました。当社の運用チームは、年間のほとんどの期間をアジアの投資対象地域で過ごし、現地において企業リサーチを実施しています。当社の運用哲学は、アクティブな長期運用のアプローチこそが、アジアの持続的成長を効果的に取り込む運用手法であるという考え方に基づいています。
Matthews Asiaは、16の米国籍オープン型株式・債券投資信託、及び、11のルクセンブルク籍投資信託を取り扱っております。
以 上