2006年2月15日
株式会社みずほフィナンシャルグループ
「みずほフィナンシャルグループ CSRレポート2005」の発行について
みずほフィナンシャルグループは、このたび、当グループのCSRへの取り組みをまとめた「CSRレポート2005」を初めて発行いたしました。
本レポートは、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)に対する当グループの考え方やその取り組みについて、ステークホルダーの皆さまにご報告し、継続的なコミュニケーションを図っていくことを目的としています。
昨年4月に発表した新たな事業戦略「"Channel to Discovery" Plan」において、当グループはCSRへの取り組みの一層の強化を掲げ、グループをあげた取り組みを推進中です。今後より一層質の高いCSR活動を実践していくため、さまざまな形でステークホルダーの皆さまとの対話を繰り返していきたいと考えています。
本レポートの概要
1.特徴
- 持株会社を中心とした推進体制のもとで、総合金融グループとしての特徴を活かした<みずほ>のCSRに関わる幅広い活動を紹介しています。
- 「特集:金融とは」では、時代とともに変化する金融の姿を説明し、社会のニーズに対応して金融が果していく役割を説明しています。
- 「特集:未来をかたちづくる金融」では、総合金融グループである<みずほ>の本業における幅広い分野でのCSR活動を紹介しています。
- GRIガイドラインを参考にし、同ガイドラインの対照表を網羅的に開示することにより、開示項目の一覧性を提供しています。
- 一橋大学教授の伊藤邦雄先生に本レポートの内容について客観的なご意見をいただき、「第三者意見」として掲載しています。
GRIガイドラインとは、持続可能性報告書を作成する際、その組織の経済・環境・社会の三側面のパフォーマンスを開示するための枠組みです。その主な役割は、(1)報告書を作成する際の方針や具体的な内容を示す、(2)経済・環境・社会的の三側面を正確かつバランス良く開示する枠組みを示す、(3)報告組織の業種や地域的要素を考慮しながら、報告書の比較可能性を高める、(4)報告組織の取り組みに対するパフォーマンス評価やそのベンチマーキングを可能にする、(5)ステークホルダーとのコミュニケーションを促進することです。
2.内容構成
頁 | 項目 | 内容と特徴 |
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2~ | 事業概要 |
報告主体である当グループの概要や編集方針および報告対象範囲について説明しています。 |
4~ | トップコミットメント |
CSRレポート発行の背景や意義、当グループにとってのCSRの位置付け、当グループのCSRの特徴と活動推進体制について説明し、持続可能な発展に向けた組織のビジョンと戦略を当グループ社長の声明として示しています。 |
8~ | 特集 |
当グループのCSRを理解する一助として、3つの特集を設けています。
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22~ | ガバナンス&マネジメント |
当グループの、経営にあたっての理念や方針とCSRに関する考え方の全体像を示し、経営体制・業務執行体制について説明しています。また、当グループにとってのステークホルダーを定義しています。 |
30~ | 経済性報告 |
当グループの主要財務指標を示し、現在の事業の状況をステークホルダーとの経済的関係を試算することで説明しています。 |
32~ | 社会性報告 |
ステークホルダーのうち、お客さま、株主さま、社員、地域社会の4者とのかかわりについて、当グループの取り組みを説明しています。
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44~ | 環境報告 |
グループ各社の環境関連業務の概要と、当グループ自身の環境負荷削減の取り組みについて説明しています。 |
46~ | GRI対照表 |
"本報告書の作成にあたって参考にしたGRIガイドライン(「Sustainability Reporting Guidelines 2002」および「Financial Services Sector Supplement」)に関する説明と、当レポートとの対照表を記載しています。 |
50 | 第三者意見書 |
CSRへの取り組みについて、第三者の方からの客観的評価として、一橋大学教授の伊藤邦雄先生にご意見をいただきました。 |
3.その他
- A4版 カラー51ページ
- 当社ホームページでもご覧いただけるほか、冊子をご希望の方は、ホームページからご請求いただけます。
- 英語版(PDF)を4月上旬頃に発行予定です。
以上