〈みずほ〉社員のキャリアストーリー

2025年3月24日

メンバーの様々な知見を融合し、「市場最強のコンサルティング集団」をめざす

みずほ銀行市場営業部で金利為替デリバティブ商品のセールスを担当する張 亮。国内外のグループ会社メンバーとも協力しながら、日本ではまだなじみのないスキームによる取引を成功させました。「市場最強のコンサルティング集団」をめざす張の仕事にかける想い、その根底にある真摯な姿勢に迫ります。

写真

張 亮

メンバーの専門性と連携力で、お客さまに最適な提案を届ける

写真

▲前列右から2人目が小畠

多様性を力にしながら、互いに認め合い、自分らしく働くことをめざす〈みずほ〉。120人超のメンバーが所属する市場営業部に勤務する張は、多様なメンバーの強みをいかしながらより良いサービスをお客さまに提供することを大切にしています。

市場プロダクツを通じてお客さまにソリューション提供を行う市場営業部。張はその中の営業第二チームで、大企業向けの金利為替デリバティブ取引を活用したリスクソリューションの提案を担当しています。

「市場営業部は4つの営業チームのほか、企画を担当するチームやAI等のテクノロジーを駆使してセールスのサポートをするチームなど、全部で8チームあります。それぞれに専門性の高い領域を担当しているため、密に連携しながら多角的な視点でお客さまに最適なソリューションを提供しています」

専門性だけではなく、メンバーのバックグラウンドも様々。銀行でキャリアを積んできた人、リスク管理や投資業務の経験が豊富な人、他の金融機関からキャリア入社した人など、若手からベテランまで多種多様なメンバーが活躍しています。

日々の業務では、お客さまからの相談に対応することはもちろん、市場動向を踏まえた新規提案活動も行う張。グループ内の様々なメンバーの知見を持ち寄り、お客さまのニーズに応えることを心がけていると話します。

「私たちは『市場最強のコンサルティング集団』をめざしています。これだけ幅広いスペシャリストが集結していることは、〈みずほ〉の強み。さらには、米国みずほ証券などとも連携しながら、世界の情報を収集しています。

金利や為替は日々変動していますし、一人でできることには限りがあります。メンバーはそれぞれ担当するお客さまの規模や業種が違いますので、定期的にミーティングを行って情報を共有します。お互いの経験を参考にしたり、悩みを共有したりしながら最適な提案を議論すること、新しいアイデアを生み出すことが大切だと感じます」

学生時代の専攻をいかし、マクロとミクロどちらの視点もいかせる銀行へ

写真

▲ミーティングの様子

学生時代から金融業界に就職したいと考えていたという張。その背景には、専攻していた経済・金融分野への強い関心がありました。

「大学ではマクロ経済とミクロ経済のどちらも勉強したのですが、銀行はその両方をいかせる仕事ができると考えました。

特に金利や為替などを扱う市場性の高い仕事に興味がありました。市場の最前線で刻々と変動する数値を肌で感じられることにワクワクしたのです。加えて、その知見をいかしてお客さまと会話しながら、お客さまのニーズにあったものを提案できる。そこがおもしろそうだと感じました」

中でも就職先として〈みずほ〉を選んだ理由は、提案の幅広さに惹かれたことでした。

「多くの顧客層を持ち、様々な資金調達手段を提案できること、そしてグローバルに展開している点も魅力でした。日本を代表する歴史ある金融機関で、自分の専門性を高めたいと感じたのです」

入社後は支店に配属され、中小企業向けの融資や資産運用などの業務からキャリアをスタート。その後、国際資金証券部での半年間のトレーニングを経て、デリバティブ営業部へ。

「トレーニングでは債券や株式など、国内外の金融市場について学び、市場感覚を磨くことができました。デリバティブ営業部での担当は、コマーシャルペーパー(CP/企業が資金を調達するために発行する短期・無担保の割引約束手形)の引受業務や機関投資家向けのセールスなど。幅広い業務を経験することができました」

現在は大企業向けにデリバティブを活用したリスクソリューションを提案している張ですが、これまでの多様な経験がいきていると実感しています。

「異動するタイミングでは、これまでの経験がどう次に繋がるのかをそれほど意識はしていませんでした。大変なこともたくさんありましたが、振り返ってみると支店の経験も市場部門でのトレーニングも含めて、これまでの経験すべてが今の仕事に役立っていると感じています」

多様性を力に新たなスキームを構築。「ともに挑む。ともに実る。」を体現

写真

▲部署のメンバーと

これまで自分が培ってきた知見と、多様なメンバーが持つ知見を組み合わせて新たなアイデアを生み出す——それが実現できた印象深い出来事があると言います。

「普段から部内のチーム横断で連携をして仕事をするのですが、その中で米国みずほ証券との協働アイデアが出てきました。そこで私たちはアメリカのメンバーと協力して、日本ではまだなじみのないシンジケート方法でのスワップ取引をお客さまに提案することになりました。

シンジケート方法は複数の金融機関が参加するため、私たちが中心となってプロジェクトを進めることになったのです」

アメリカではよく利用されるスキームではあるものの、日本のお客さまはもちろん、張をはじめとする〈みずほ〉の日本メンバー、他の金融機関のメンバーも、このスキームでの取引経験はほとんどありません。最も気をつけたのは、日本企業に合わせたスキームを構築することでした。

「アメリカと日本では状況が違いますから、アメリカの事例をそのまま持ってくることはできません。とくに日本は経済状況が良くない時期が長く続いているため、お客さまだけではなく金融機関側のメンバーにも金利上昇の局面を経験している人があまりいないのです。

そこで、アメリカのメンバーからは、現地の金融経済動向など生の情報をリアルタイムで共有してもらい、またお客さま訪問にも帯同してもらうなど現地の知見をいかして連携をしていきました。私たち自身もしっかりとスキームを理解したうえで、日本流にアレンジしながらお客さまにわかりやすく理解いただけるものにする必要があったので、国内外の関係部署と協力して業務の一つひとつを着実に進めていきました。

また、他の金融機関とも連携するプロジェクトだったので、関係者全員が納得できるプロセスを構築することも意識した点です」

綿密な連携と徹底した準備で、この案件は無事に成約。張自身も、大きく成長できたと話します。

「米国みずほ証券のノウハウと東京のメンバーの専門性を融合させることで新たな提案ができ、お客さまに喜んでいただけたことがうれしかったです。私たちもお客さまとともに勉強して作り上げたスキームなので、まさに〈みずほ〉がパーパスとして掲げる、『ともに挑む。ともに実る。』を体現できたのではないかと思います」

市場を牽引する存在へ——それぞれの知見を融合してイノベーションを起こす

写真

様々な経験値やバックグラウンドを持つメンバーがいるからこそ生まれる新たなアイデア。その中で「自分らしさ」を発揮しながら働くためには何が必要なのか。「そのプロセスは難しい」と話す張ですが、心がけていることがあります。

「様々な経験値やバックグラウンドを持つメンバー全員が同じ理解を持つことも、自分が他の人に完全に合わせることも難しいですよね。だからこそ、それぞれの専門知識や経験を互いに尊重し、それらを融合させることで、最終的にお客さまにとって最適な提案につなげることが大切です。

多様性は、イノベーションを生み出す力になります。私たちが多様な知見を融合する役割を担い、より良い形に作り上げていきたいと思っています」

張がそう考える根底には、自身が理想とする姿があります。

「お客さまにとっても、ともに働く仲間にとっても、安心して任せられる、信頼される人になりたいと考えています。関わるすべての人にメリットがある形で仕事を進められる存在をめざしています」

多様性をいかした提案で真摯にお客さまと向き合い、新たな価値の創出をめざす張。これからは市場を牽引する存在として、更なる成長を描いています。

「日本は、長く続いた低金利環境の中で、デリバティブビジネスへの積極性が低い状況です。しかし、近年の金利上昇の動きで興味を持たれているお客さまが増えています。

私たちは『市場最強のコンサルティング集団』として、お客さまにデリバティブ商品の仕組みや新しい情報を丁寧に提案していきたいと考えています。もちろん、私個人の力だけでなく、部署全体でお客さまとともに成長していく姿勢が重要です。

そして、培った知見を後輩たちに受け継いでいき、『市場最強のコンサルティング集団』として長く存在感を発揮していきたいですね」

※ 記載内容は2025年1月時点のものです

タグ