〈みずほ〉社員のキャリアストーリー

2024年5月13日

地方店からつながりを創出。ともに課題に挑み、ともに未来を変える女性課長の歩み

2010年にみずほ銀行へ入社して以来、松山支店のお客さまサービス課に勤続する西田 千尋。現在は課長として活躍しながら、二人の子どもの育児にも励んでいます。地方店で同じ課題や悩みを抱える仲間とのつながりを創出し、変化を広げてきた西田。「ともに挑む。ともに実る。」を体現してきた想いを語ります。

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西田 千尋

課長として人材の多能化を推進。仲間の理解に支えられ、仕事と子育てを両立

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一人では無理だと思えることも、仲間となら実現できる——そう信じる西田がこれまで取り組んできたのは、同じ想いを持つ仲間とつながること。現状を変えるために行動し、仲間とともに課題を乗り越えてきました。

地元に貢献したいという想いから、みずほ銀行で働くことを選んだ西田。入社後は松山支店のお客さまサービス課に配属され、窓口業務と後方事務を担当していました。

「店頭でのお客さま対応をはじめ、口座開設のための書類確認や入金・出金などの業務に従事していました。銀行事務をすべて網羅できるようになりたい。そう考え、周囲にサポートしてもらいながら、一つひとつ仕事を習得していきました」

仕事に対して常に誠実な西田の姿は、周囲からも厚い信頼を得るようになり、2021年には課長職に就任。現在は18名の課員をまとめています。

「時代の変化に合わせて銀行の在り方も変わっていく中、生産性の向上に向けて人材スキルの見直しに取り組んでいます。その一つが、課員の業務の幅を広げることです。事務業務を中心に行っていた課員のスキルを拡大し、店頭営業に挑戦してもらっています。担当領域が増えるため、他のメンバーで事務業務をカバーできる体制づくりも推進しているところです」

課長になったことで西田が実感しているのが、お客さまと交渉する機会が増えたこと。それが仕事のやりがいにつながっていると話します。

「地元に貢献している企業の経営者や経理責任者の方と対話しながら、〈みずほ〉がどのようにご支援させていただけるかを考えること。そしてご提案したソリューションに対して、お客さまに喜んでいただけることに、日々やりがいを感じています」

課長職として活躍しながら、プライベートでは二児の母として子育てにも励んでいる西田。最初は仕事との両立に苦労したと話します。

「一人目を出産したときは、初めての育児で肉体的にも精神的にも疲れ果て、仕事とうまく両立することができませんでした。二人目からは少しずつ要領がつかめるようになってきたのですが、新たな悩みとなったのが、課長職としての責任です。

課員をまとめる立場なのに、子どもの体調や行事を理由に不在にすることに後ろめたさを感じていました。しかしそんな私にみんなが、『子どものために休んでいいんだよ』と、声をかけてくれたのです。

そうした仲間たちが全面的にフォローしてくれるので、今では安心して子育てと両立することができています。私のほかにも子育て中の課員が多いので、休憩時間には悩み相談ができることも心の支えになっています」

想定していなかった管理職としてのキャリア。周囲の言葉に励まされ、決まった覚悟

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キャリアを描く中で、管理職になる道を考えたことはなかったと話す西田。周囲に背中を押されたことで、その考えが変わっていきました。

「入社した当初、とても優秀で尊敬できる課長と管理主任がいて、いつも私の成長を支えてくれていました。入社から9年目を迎えたころ、課長が『管理主任をめざしてみよう』と、キャリアアップの機会を提案してくれたのです。

私の能力では無理だと思ったのですが、課長の言葉に励まされて挑戦することにしました。そして課長のサポートを受けながら、メンバーのマネジメントを担当。メンバーからの相談に応じながら、課題に対する提案を行っていきました。がんばっているみんなを支えたい、そのためにもっと働きやすい職場にしたい——マネジメントを経験するうち、そんな想いを抱くようになりました」

それから3年後、西田は管理主任から昇進し、課長職を任命されます。前任の課長の転勤が決まったことによる、突然の辞令でした。

「マネジメントにやりがいを感じていましたが、それはいつでも相談できる課長がいて、安心して取り組める環境があったからこそ。頼りにしていた課長がいなくなり、今度は私が頼られる立場にならなければなりません。自分にはとても課長職は務まらないと、最初は逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

でも、当時の支店長からある話を聞き、気持ちが変わりました。それは私が課長になることについて、課のみんながどう思っているのかということ。『課長としてはまだ経験が浅いところがあるかもしれないけれど、仕事と向き合う真摯な姿を見ていたら任せられる』『みんなでフォローするから心配ない』——そんなふうに言ってくれたと知り、課長を務める覚悟が決まったのです」

そうして課長としてのキャリアを歩み出した西田。前任者から十分に引き継ぎを受けたものの、イレギュラーな業務も多く、最初はうまくいかないことばかりだったと振り返ります。

「わからないことを誰に聞けばいいのかもわからず、一人で悩みを抱えていました。苦情などのトラブルが発生したときも、課長として対応するもさまざまな理由で受け入れてもらえないこともしばしば。

課員のみんなは懸命にサポートしてくれましたが、課長としての役割を何も果たせていないことがとてもつらくて……。結局前任の課長を頼り、泣きながら電話で相談していました」

西日本エリアの女性課長を集めて会議を開催。支店同士がつながり、悩みや課題を共有

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苦悩していた西田に転機が訪れたのは、本部からの臨店があったときのこと。ヒアリングの際に、課長職としての悩みを相談したことがきっかけでした。

「四国の他支店の男性課長とは異なり、これまで部署異動や法人営業を経験したことがなく、横のつながりもない——そのためなかなか周囲に悩みを相談できず孤立してしまっているという私の現状を、素直に打ち明けてみました。

すると、西日本エリアでは女性課長が増えてきているので、一度みんなで悩みを共有してみたらどうかと、アドバイスをもらったのです。そこで早速、西日本エリアお客さまサービス課の女性課長で集まるオンライン会議を企画。参加を呼びかけたところみんなが快諾してくれ、7カ店から8名が集まりました」

会議では課長としての悩みだけでなく、支店ごとに抱えている課題も共有。そうしたことで気持ちが軽くなっただけでなく、解決のヒントも見つかったと西田は話します。

「悩んでいるのは自分一人ではなく、支え合える仲間がいることがわかり心強く感じました。そして自店の課題について、他支店ではすでに取り組んだ事例があるなど、実務に活かせるヒントも多数得られました。

大切なのは一人だけで頑張ろうとせず、他支店とつながること。そうすれば大きく見える問題でも、力を合わせて乗り越えられると気づきました」

その後、オンライン会議は2カ月に一度定期的に開催。手ごたえを感じた西田は、本部からのアドバイスもあり、普段の会議とは異なる企画として対面開催も実現しました。

「会議でよく話題となっていたのが、営業のマネジメントに関する悩みです。そこで神田支店で活躍している女性の副支店長を招き、これまでの経験をもとにマネジメントの具体的なノウハウを教示してもらいました。

また、支店共通の課題として店頭営業の強化が挙げられていることから、社内のインストラクターにも参加を依頼。課員が対応を頑張っている中で、どうすればよりお客さまのお役に立てるのかなど、各支店からの相談に応じてもらいました。

新たな気づきや学びに満ちた会議となり、あらためて情報共有や意見交換を行うことの大切さを実感。会議で得た成果をさらに広げようと、現在は新たなプロジェクトが進行中です。取引の窓口役を務める担当者同士が、各種商品やサービスの対応について情報共有ができるよう、つながりをつくる取り組みを進めています」

まず挑戦し、周囲と助け合って進む。「ともに挑む。ともに実る。」を実現するために

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仲間とつながったことで生じた、たくさんの前向きな変化。支店間でつながる重要性は、情報共有だけにとどまらないと西田は話します。

「他店の取り組みを聞いて刺激を受け視野が広がり、自分たちもやってみようとモチベーションが上がること。それが何より大切だと感じます。私自身、会議で他支店の方の話を聞いたことで、前に進む気概が湧きました。

自分の仕事と真剣に向き合っている仲間の話を聞くことは、行動を起こすきっかけにもなります。課のみんなにも、そうした機会を積極的にもってほしいと考えています」

行動を起こしたことで仲間とつながり、仲間から刺激を受けてまた新たな行動を起こす——そんな好循環により、他支店とのつながりはさらに広がりを見せています。

「数珠つなぎで仲間が増え、今では性別や地域を超えて課題に取り組む機会が増えてきました。その中で学んだことを課員に還元したり、課員同士の交流が生まれたりと、支店全体が活性化しているのもうれしい変化です。他の支店とは物理的な距離もあり、以前はみずほ銀行に所属しているというより松山支店という独立した組織で働いている感じがしていましたが、今は仲間とともに、〈みずほ〉というワンチームで働いている実感があります。

一つの支店の力は小さいかもしれませんが、つながりがつながりを生み、コミュニティが広がれば、組織を動かすほどのパワーを持てると思います。私が会議の開催を実現できたように、〈みずほ〉は社員の自発的なコミュニティ活動を支援してくれる会社です。一人で悩みを抱えてしまわず、まず声を出してみること。そうして周りとつながり共有することが、『ともに挑む。ともに実る。』を実現する第一歩だと思います」

課長になったことで、家族や友人も驚くほど思考や行動が変わったと話す西田。過去の西田と同じように、自分には挑戦できないと考えている仲間へ、伝えたい想いがあります。

「地方店にいることで、キャリアを描きづらいと感じている人もいるかもしれません。でも大切なのは、無理だと思わずとにかく挑戦してみること。そして壁にぶつかったら、周りに悩みを共有し、助け合いながら、ともに前へと進めばいいのです。

私も課長として、みんなが想いを素直に共有し合える環境づくりをめざしたいと思います。そのためにも課員に寄り添い、楽しく働ける職場にしていきたいです。そうした私の姿を通じて、課長職はやりがいのある楽しい仕事だと伝えられたらうれしいですね。誰もが輝ける〈みずほ〉を、仲間とともにつくっていきたいと思います」

決して自分にできないと思わず、活躍できる場を探し続けてほしい——そう繰り返す西田は、これからも高い目標をめざし、仲間とともにより良い未来を実現していきます。

※ 記載内容は2024年4月時点のものです

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