〈みずほ〉社員のキャリアストーリー

2024年4月8日

やりたい仕事に副業で挑戦。外の世界で広げた知見を本業に活かし、成長の好循環を

2016年にみずほリサーチ&テクノロジーズへ入社した田端 利紀。現在はシステムエンジニアとして、決済システムの運用・保守を担当しています。その一方で、開発スキルを身につけるべく、2020年から副業にも挑戦している田端。業務の幅を広げたり、新しい技術を試したりと、本業に活きる副業の魅力を語ります。

写真

田端 利紀

24時間365日動き続ける金融システム。その安定稼働を支えることがやりがい

写真

社員一人ひとりの成長を支援するため、多様な学びや挑戦の機会を提供している〈みずほ〉。その一環として、2019年に導入されたのが副業制度です。業務外の時間を活用して新たなビジネスに触れることで、社内外に通用する人材の育成をめざしています。

みずほリサーチ&テクノロジーズでシステムエンジニアとして活躍する田端も、副業制度を活用している一人です。田端が所属するのは、IT本部 第6事業部 第3部。みずほ銀行をはじめとするグループ会社や、一般企業向けに金融ソリューションを提供しています。

「私は現在、決済サービスで使用するシステムの運用・保守を担当しています。公共料金などの各種料金や税金などを、パソコンやスマートフォン、ATMなどから支払えるサービスなのですが、その導入には専門的な知識や技術が必要です。そこで私たちが、システムの導入と運用・保守を支援しています」

人々の生活に欠かせない、社会のインフラとも言える金融システム。その運用や保守を行うには、精神的なタフさが求められると田端は話します。

「金融システムは、24時間365日休むことなく稼働し続けなければなりません。そのため時には昼夜を問わず対応を迫られることもあります。深刻なシステム障害が起きた場合の影響は計り知れないため、それを防ぐためにも障害の予兆がないかをくまなく点検することが重要です。

そして少しでも変化があれば、原因を追求して適切な対策を講じます。その地道な積み重ねにより、何事もなく安定的にシステムが稼働していること。それがシステムエンジニアとしてのやりがいです」

金融システムの安定稼働を日夜支えている田端。システムエンジニアとして働く中で、みずほリサーチ&テクノロジーズの強みだと感じているのが、高度な専門性とチームワークです。

「それぞれに得意分野をもつメンバーが集まっていて、互いの強みを活かしながら業務に取り組んでいます。とにかくチームワークが良くコミュニケーションが円滑なので、難易度の高い課題でも協力して乗り越えることができます。

私が当社への入社を決めたのは、社風の良さや人の温かさに惹かれたからなのですが、その印象は今も変わっていません。わからないことがあればいつでも質問でき、自分の時間を割いてでも快く助けてくれるメンバーばかりです」

興味のある開発業務を、副業で実現。実際に経験したことが自信につながっていく

写真

田端が副業を始めたのは、2020年の春。やりたい仕事に挑戦してみようと考えたことがきっかけでした。

「私が入社してから今まで担当してきたのは、システム開発後に行うテストや運用保守です。運用保守業務にやりがいを感じているものの、いつか開発業務にも挑戦してみたいという想いがありました。そんな折、〈みずほ〉が副業制度を導入することが決定。それならば、本業と違うことを、副業でトライしてみようと考えたのです」

平日の業務終了後の時間と週末を利用し、副業を始めることにした田端。周囲に副業をしている仲間がおらずノウハウがわからない中で、まずは自分にできる仕事を探すことから取りかかりました。

「企業がインターネット上で不特定多数の人に業務を発注する、クラウドソーシングのサービスに登録することから始めました。とにかく実績をつくることが大切だと考え、見積もりや提案資料を作成し、自分のスキルを積極的に売り込んでいきました。

そうしていくつか案件に取り組むうちに、スキルを評価していただけるようになり、定期的に発注してくださる固定客を獲得。直近の案件としては、日本国内に販路を持つメーカーのお客さまが新たに海外への販路を開拓するにあたり、卸業者が利用する仕入れシステムの開発を行っています」

副業を始めたことで、自分がずっとやってみたかった開発の仕事が実現。新たな専門知識やスキルが身につき、対応できる領域が広がったと田端は話します。

「副業を通して感じたのは、参考書やウェブサイトから習得できる知識は限られているということです。実際に自分で試行錯誤してみないと理解できないことがたくさんあり、一度でも実際に経験すると、自分のスキルとして自信が持てるようになりました。

そうやって身につけたスキルや知識は、本業にも活かすことができています。たとえばシステムの実現可能性などについてお客さまから質問されるようなとき。自分の経験をもとに答えることができるようになり、対応できる範囲が広がったと感じています」

限られた時間を有効に使い、仕事の段取り力がアップ。本業との向き合い方にも変化

写真

本業に従事しながら取り組むことになる副業。業務以外の限られた時間を有効に使うには、さまざまな工夫が求められます。

「私の場合、副業を始めたことで時間の使い方と仕事の段取りがうまくなったと感じています。平日は終業後の数時間しか使えないため、主に資料や情報を収集するなど負荷が少ない準備作業を実施。そしてまとめて時間が使える週末に、集中して開発に取り組んでいます。どの作業をいつ行うかといったように、仕事の効率化を考える習慣が身につきました」

最近では生成AIを使って技術要素を検索するなど、より短時間で準備作業ができるようになったと話す田端。そうした仕事の段取り力とともに向上したと感じているのが、プロジェクトマネジメント能力です。

「チームで取り組む本業とは異なり、副業は受注から納品までをすべて一人で担当しなければなりません。そのため本業と比べると小規模ではありますが、プロジェクトを進行管理するスキルが身についたと感じます。お客さまとのコミュニケーションや交渉も自分でやらなければならないなど、本業とは異なる領域の業務にも携われるため、経験の幅が広がりました」

副業を始めたことで実感した自身の成長。もう一つ田端が感じているのが、本業と向き合う気持ちの変化です。

「以前は心のどこかで、開発に挑戦してみたいけれど、なかなかチャンスがないというもどかしさを抱えていました。それが副業で実現できたことで解消され、本業に取り組む充足感が以前よりも得られるようになりました。自分のやりたい仕事が実現できないからと、転職を考える人もいるかもしれません。でもその前に、副業という選択肢があることを知ってほしいと思います。そして外の世界を見ることは、本業ならではの良さに気づくきっかけにもなります。

私の場合、それは案件の規模が大きく、必要な予算がしっかりと確保されているということです。副業の場合は、開発に必要な技術に自分で投資してリスクを取る必要があります。本業だからできること、副業だからできること。それぞれに違う良さがあるからこそ、シナジーを発揮できるのだと思います」

副業で得た知見を社内に還元。悩んで行動しないより、一歩踏み出すことを大切に

写真

外の世界を見ることで得た、新たな気づきや挑戦の機会。副業による最大のメリットは、新しい技術を習得できたことだと田端は話します。

「会社で新しい技術を試すとなると、当たり前かもしれませんが、すぐに自分の思い通りに実現させることは難しいです。しかし副業の場合は、お客さまと調整しながら自分の裁量で積極的に試すことができます。最近ではそうした経験を通じて蓄積した、最新技術に関する知識やノウハウを、部内のセミナーで紹介して社内に還元する取り組みも行っています。

それは私が副業をしていることを周囲が好意的に受けとめ、社内で活かせるようにサポートしてくれているからこそ。本業でも新たな活躍の場ができ、やりがいにつながっています」

本業と副業との両立によって生まれた好循環。さらなる成長をめざし、田端が描いている展望があります。

「本業として今後挑戦したいのが、サーバレスアーキテクチャの採用です。サーバの管理や運用にかかるコストを大幅に削減し、会社の収益性向上に貢献できればと考えています。そして副業では、将来的に自分のサービスを立ち上げることが目標です。現状はお客さまからの依頼を受けてシステムを開発しているので、自分で考案したサービスを形にして提供したいと考えています」

新たな目標に向かって挑戦を続ける田端。同じように副業に興味を持っている仲間へ、伝えたい想いがあります。

「本業との兼ね合いを考えたり、自分に本当にできるのか悩んだり、副業を始めるのに慎重になるのはわかります。でも大切なのは、とにかく一歩を踏み出すこと。何か決断に迷ったとき、私が折に触れ思い出すのは『困ったらまず動け』という言葉です。

副業を始めるときもその言葉に背中を押され、あまり考えすぎずに一度試してみようと思いました。仮にうまくいかなくても自分だけの責任で済みますし、途中で辞める選択もできます。悩んでいるうちに時間が過ぎ、結局何もしないままだと、失敗しない代わりに得られる経験もありません。とにかくまずは動いてみてほしいと思います」

副業制度の活用により、広がった新たな可能性。これからも田端は、自ら行動を起こすことで、思い描くキャリアを実現していきます。

※ 記載内容は2024年4月時点のものです

タグ