〈みずほ〉社員のキャリアストーリー

2024年2月21日

大事なのは挑戦する勇気。リバースメンターに挑んだ若手社員の想い

企業風土の変革に向けた取り組みを推進する〈みずほ〉。その一環として導入されたのが、若手社員による役員へのリバースメンター施策です。入社3年目の小畠 みなみは、木原グループCEOのメンター役を担当。社内コミュニケーション活性化や新規事業創出に奮闘する小畠が、挑戦への想いを語ります。

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小畠 みなみ

FGデジタルイノベーション部付ブルーラボ

前例のない仕事を成し遂げるには、失敗はつきもの。重要なのは何度も立ち上がる強さ

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▲前列右から2人目が小畠

次に進むべき道の選択に迷ったとき。失敗を避けるために、やりたいことよりもリスクが少ないほうを選ぶかもしれません。

小畠がこれまで大切にしてきたのは、選んだ道を正解にするということ。正解の道を選ぼうと慎重になりすぎて身動きが取れなくなるより、とにかく挑戦し、最善をつくすことで新たな道を開いてきました。

大学時代に物理学を学んでいたバックグラウンドを持ちながら、金融の世界に飛び込んだのもその一つです。

「大学卒業後の進路としては、大学院への進学をめざす同級生がほとんどでした。生涯をかけて一つのテーマを研究するのも素晴らしいと思いつつ、私が惹かれたのは変化の激しいビジネスの世界。中でも生活のインフラである金融機関は、お金の流れを基軸にあらゆるデータが集まるため、新たな価値を生み出す可能性に満ちていると感じました」

就職活動を始めた小畠は、金融機関の合同説明会に参加。受け取ったすべての企業パンフレットを見てみました。

「その中でもっとも心を動かされたのが、〈みずほ〉です。変革に前向きに取り組む姿勢がとても印象的でした。また、新たなテクノロジーを活用し、次世代のビジネスモデルの創出を追求するBlue Lab(※)の事業内容を知り、自分がやりたい仕事はまさにこれだと思ったのです」

そして小畠は2021年に〈みずほ〉へ入社。金融サービスのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するデジタルイノベーション部と、独立した組織として非金融事業にも取り組むBlue Labとの兼務が決まりました。

「入社当初は、みずほ銀行が開発したキャッシュレス決済サービスである『J-Coin Pay』に関するデータ分析や、J-Coin Pay基盤を活用した決済ビジネスの開始準備を中心に業務を行っていました。

その後は自治体が発行する地域振興券の使用状況の分析のほか、衛星データの活用による銀行業務の効率化に向けたPoC(概念実証)などに携わっています」

データやテクノロジーの活用を軸として、幅広い業務を担当している小畠。高度な知識が必要なだけでなく、強いマインドが求められると話します。

「新規事業を創造するということは、新たな価値を生み出すということです。初めての試みはネガティブな意見を受けることも少なくなく、最初からうまくいくことはまずありません。そのため失敗しても何度も立ち上がり、諦めずに挑戦し続けられる精神力と信念が、私の仕事では重要だと感じています」

※みずほ銀行が新規事業創出を目的として2017年に設立した合弁会社

社員同士の連携を強化するために。社内コミュニケーションの活性化に挑戦

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▲後列右から4人目が小畠

任命されたプロジェクトに参加するだけでなく、自らも課題やテーマを設定して取り組んできた小畠。その中でとくに印象に残っているのが、社内コミュニケーションの活性化です。

「新たな価値を創造するために、私がいつも考えているのが〈みずほ〉の強みとは何かということです。〈みずほ〉はメガバンクで唯一47都道府県に拠点があり、個人・法人において幅広く強固なネットワークがあります。

グループ一体となってワンストップのサービスを実現していますが、各現場で向き合う課題やアイデアの共有知化が進めば、〈みずほ〉全体でお客さまにもっと新しく大きな価値を提供できるのではないかと、もどかしさも感じていました。そこで社員同士がもっと気軽に連携し有機的につながることで、シナジーを生み出す仕組みをつくりたいと考え、社内コミュニケーション活性化のプロジェクトを始動しました」

その一環として、小畠は個人が保有する端末を業務で活用するBYOD(Bring your own device)の実現可能性を検証。スムーズな情報連携や、生産性の向上につながる体制の構築をめざしました。

「厳格なセキュリティが求められる金融機関においてはとくに難易度が高く、前例がないこともあり、個人の端末を活用するBYODは実現できないと言われました。そこで実現できないのはどのようなリスクがあるからなのかをすべて洗い出し、一つずつ解決策を提示。今はPoC(概念実証)を終え、本格的な導入に向けて動き出しているところです」

社内コミュニケーション活性化プロジェクトの検討過程で他社に行ったヒアリングをきっかけに、小畠はある想いを抱くようになります。

「新規事業の仮説検証を実施するなかで、各社が企業風土の醸成のためにどのような取り組みを行っているのかを調査しました。その中には、〈みずほ〉がまだ着手できていない先進的な施策もあり、自社を客観的に見ることで、もっと変われる余地があると気づく機会になりました。

そんなときに見つけたのが、リバースメンターの募集です。若手の社員が役員のメンターとなる、企業風土の変革を目的とした施策であると知り、私に何か役に立てることがあるのではないか考えました」

成長につながったリバースメンタリングの経験。〈みずほ〉をより良く変えるために

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▲木原グループCEOと並ぶ小畠

若手社員による役員のリバースメンタリングに応募した小畠。これまで業務では直接接点がなかった、木原グループCEOのメンター役を務めることに決まります。

「まさか自分が選ばれると思っていなかったので驚きましたが、社内コミュニケーションの活性化は私が追求してきたテーマです。そのため貴重な機会を活かし、若手社員として求められている役割を果たしたいと思いました」

メンタリングは月に1度、全3回にわたって実施。小畠が担当している新規事業業務やコミュニケーション活性化に関する話題を中心に、率直な意見を伝えました。

「毎回私が話したいトピックを箇条書きにし、そこから木原グループCEOが選んだテーマで話をしていました。メンタリングを通じて感じたのは、会社のトップと若手社員で立場や視座は異なっていても、めざしている方向は同じなのだということです。

こうしてメンタリングを行うのも、〈みずほ〉をより良くしたいという想いがあるからこそ。これまで経営は遠い存在だと感じていましたが、同じ想いで課題と向き合っているという点では、自分と変わらないと気づきました」

メンター役を務めたことで経営に対する見方が変わった小畠。業務に役立つ学びもあったと話します。

「木原グループCEOは、直接社員と対話するタウンホールミーティングなどを通じ、さまざまな立場にいる社員の声を真摯に受け止めています。自分には新規事業開発担当としての経験や考えしかなかったのですが、日々さまざまな社員と接する立場の方から意見をいただいたことで、たくさんの気づきを得ることができました。

多様な視点から物事を見る大切さを実感し、普段の業務の中でもそのことを意識するようになりました」

視野を広げる機会となったリバースメンタリング。小畠はその経験を活かし、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進する社内の社員参加型プロジェクト「Mizuho Diversity, Equity & Inclusion Month(M–DIM)」のイベントに、登壇しました。

「イベントでは、〈みずほ〉の企業理念における行動軸として掲げられる、5つのバリューについて考えることをテーマとして、木原グループCEOや社員とともにディスカッションを行いました。

ディスカッションを通じて気づいたのは、これまで企業理念や行動軸といったものを、言葉では知っていても自分事としてとらえられていなかったということです。その一方で、自ら意識せず取り組んでいた行動が、実はバリューの体現につながっていたという、良い気づきもありました。〈みずほ〉がスローガンに掲げる『ともに挑む。ともに実る。』を実現するためにも、5つのバリューを日々体現することが重要であるとあらためて感じました」

周囲に支えられ芽生えた「ギブ&ギブ」の精神。自分にできることを還元していく

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初めてのことでもためらわず、挑戦を続けてきた小畠。そこには入社以来ずっと大切にしてきた、「ギブ&ギブ」の精神がありました。

「物理学を学んでいた私は、金融の専門知識がないまま〈みずほ〉に入社しました。それでもどうにか少しずつ成長することができたのは、社内外問わずたくさんの方に支えていただいたおかげです。自分がこれまで与えていただいたものを還元できるように、自分にできる限り周囲の人の役に立てるように行動することを大切にしています」

とくに周囲に助けられたのは、入社1年目の新人時代。上司に𠮟咤激励されたことが、今の自分をつくったと振り返ります。

「最初は何をやってもうまくいかず、私を見かねた上司が、一人ではとても仕事を任せられないと、忙しい業務の合間を縫って指導してくれたこともありました。自分の不甲斐なさに落ち込みましたが、そのときに上司から教わったのが、失敗から学び、次につなげる努力が大事だということです。

私たちが取り組む新規事業は、千三つ(1000のアイデアのうち、実現するのは3つ)と言われているくらい実現のハードルが高く、必ず案件化できるとは限りません。そこで重要なのは、たとえ案件化できなくても、関わってくださったお客さまに「〈みずほ〉と一緒に取り組んで良かった」と思ってもらえるよう行動することだと上司に言われました。

私が担当した社内コミュニケーションの活性化も、結果的に案件化に至りませんでしたが、行動してみなければ何も学ぶことはできません。たとえ失敗しても、この経験を必ず次に活かすと心に決めて、挑戦し続けることが大切だと感じています」

これまでリバースメンタリングやM–DIMでのイベント登壇に挑戦したのは、そうした想いがあったから。もともと人見知りで緊張しやすく、人前で話すのは苦手だと言う小畠が、仲間に向けてメッセージを送ります。

「小さくてもいいので、とにかく自分にできることをやってみる。そうすれば必ず新しい学びがあると思います。自分の考えを発信してみるのも一つの行動で、そこに誰かが共感し、力を貸してくれることもきっとあるはずです。気負いすぎず、まずは『やってみよう』という意志を持つこと。それだけでも大きな一歩になると思います」

自分が選んだ道を正解にするべく、失敗を糧にして成長してきた小畠。これからもより良い〈みずほ〉に変えるため、未来を見つめて進んでいきます。

※ 記載内容は2024年2月時点のものです

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