2025年12月5日
絆生まれる“綱引き”に挑む!神田錦町ご縁日「綱引き大会」

〈みずほ〉の公式キャラクター あおまるが様々なイベントを訪問する「あおまるがゆく!」。
今回訪れたのは、東京都千代田区神田錦町の町内祭り「神田錦町ご縁日」の会場です。神田錦町にゆかりのある人々が集まるお祭りの一大イベント“綱引き大会”に、みずほリサーチ&テクノロジーズの社員が挑戦!本社移転のため、最後の出場となる2025年大会の結果は?情熱と団結力を持って綱引きに挑んだ〈みずほ〉の社員にインタビューしました。
「神田錦町ご縁日」の綱引き大会にみずほリサーチ&テクノロジーズの有志チームが出場すると聞いてやってきたよ!これはどんなお祭りですか?
「神田錦町ご縁日」は、神田錦町の住民をはじめ、在勤や在学などでゆかりのある人々が集まる、地域交流型のお祭りです。もともと神田は日本三大祭りの神田祭で有名ですが、「神田錦町ご縁日」は年に1日だけ行われる町内のお祭りで、その名物イベントとして開催されるのが、チーム対抗の綱引き大会なんですよ。今年は地元企業や大学など34チームが参加し、熱い戦いを繰り広げました。
なんと!お祭りの名物が“綱引き”なんだね。 どうしてこの大会に参加しようと思ったんですか?
もともと仕事以外でも、「会社の仲間と一緒に何かを成し遂げられたら」と考えていました。加えて私たちみずほリサーチ&テクノロジーズは、〈みずほ〉の他のグループ会社と比べると、お客さまなど社外の方との接点が多くはありません。だからこそ、イベントなどへの参加を通して、社外とのつながりを深めたいという思いも以前から持っておりました。
そんなときに、この綱引き大会の存在を知ったんです。 “会社の仲間とともに、勝利に向かって綱を引く”というところにロマンを感じましたし、本社がある神田錦町の地域の方々と交流を深める絶好のチャンスだと思い、喜んで参加を決めました。
綱引きメンバーはどのように集めたんですか?
初めて大会に参加した2023年は、私が所属する経営企画部内で、片っ端から声をかけました。大会まであまり時間がなかったので、特に体格なども考慮せず、とにかく人を集めてエントリーしました。そのためチーム名は、経営企画部の通称“経企(けいき)”からとって「竹橋ケーキーズ」にしました。
「竹橋ケーキーズ」、いいチーム名だね!2023年、2024年の大会はどんな結果でしたか?
2023年はあまり準備もせずに出場したことと、相手が筋肉ムキムキの選手をそろえた強豪チームだったこともあって、初戦で敗退しました。しかも秒速で。あまりのふがいなさに、私はその日のうちにスポーツジムに入会。“引っ張る”系の運動にひたすら取り組んだり、自腹で綱も購入したりして、翌年に向けたトレーニングを始めました。
翌2024年は、なんと「綱引きをすることが長年の夢だった」という新人社員が現れて、所属する社会政策コンサルティング部のメンバーを引き連れて参加してくれました。そのため、2年目からチーム名も変更し、社会政策コンサルティング部からも1字取って「竹橋ケーキーズ社」にしました。新メンバーの加入とトレーニングの成果もあり、ベスト8に入れました。努力が実ってうれしかったですね。

地面と綱の間隔を同じ高さにそろえ、全員が同一角度に引くのが綱引きで勝つための最大のポイント。日頃の練習を通して、メンバーの息をぴったり合わせていく
着々と記録を伸ばしてきた「竹橋ケーキーズ社」。今年はどんな目標を掲げていたのでしょうか?
2025年の目標は昨年度より少し背伸びをして、“優勝”することでした。というのも、2026年にはオフィスが移転するため、最後の参加だったからです。悔いのない結果を残したくて、チームメンバーは、自宅で筋トレや、柱に太い縄跳びを結び付けて引く、といった個人練習の他、週2、3回は昼休みに集まってチームで練習しました。動画に撮って互いの動きをチェックしながら、フォームを整えていきました。日々の特訓で手のひらの皮は分厚くなり、綱を挟む脇の下はあざで青くなり……(笑)。大会が近づくにつれ、みんなどんどんたくましくなっていきましたね。
実は、綱引き大会の常連でもある株式会社ほぼ日が、大会を盛り上げるために開いた“綱引き道場”がありまして。大会の1か月前になると、就業後にもこの道場で稽古をつけてもらいました。そこには他のチームも参加しているんですが、敵味方の区別なく、協力し合って楽しもう!という雰囲気があって、よかったですね。
また、チームTシャツや横断幕も作りました。Tシャツの前面にプリントされたパンダのキャラクターは、私たちのオフィスの目の前にある「キンキン広場」にあるパンダの遊具から取ったもの。近隣では名物遊具として知られているんですけど、大会当日、公園にパンダを設置した人から声をかけてもらうなど新たな出会いもあったんですよ。

2025年の竹橋ケーキーズ社のメンバー。チームTシャツのパンダは、神田錦町のキンキン広場にあるパンダの遊具がモチーフに
ユニフォームには、そんなエピソードもあったんだね!
そうして挑んだチームの思いと最後の大会の結果を教えてください。
「勝っても負けてもこれが最後。本社ができて30年以上お世話になった神田錦町への感謝を忘れずに、楽しみましょう!」をスローガンに挑みました。
1戦目、2戦目、3戦目と無事に勝ち抜くことができたものの、4戦目の準決勝で残念ながら敗退。決勝に進むことはできませんでしたが、3年間の練習の成果を思う存分発揮することができ、3位に入賞することができました。
ほぼ日道場で一緒に練習を積んだ他のチームの方々も大勢応援してくれて、綱を引き切った瞬間にハイタッチ。自分ごとのように喜んでもらえたのが、とてもうれしかったですね。
入賞まで3年かかりましたが、いい戦いの末、応援に来ていた社長とともに表彰台に立つことができました。

多くの方からの声援を力に、最後まで諦めずに綱を引いた「竹橋ケーキーズ社」
目標達成、おめでとうございます!
地域のイベントに参加したことで変化はありましたか?
大会を通して感じたのは、綱引きに勝つために一番大切なのは“みんなの熱量を合わせる”こと。綱引きを始めた当初は、私一人がトレーニングに励み手をボロボロにしながら取り組んでいました。でも、その熱量が徐々にメンバーにも伝染していき、「綱引き用の靴はどんなのがいい?」「安全のためにヘルメットをかぶっては?」などと能動的に発言してくれるようになって……。最後はみんなが一体となり、情熱を持ってやり遂げることができ、仕事とはまた違うかけがえのない経験を得られました。
また、他のチームとの合同練習を行ったことは、メンバー全員のモチベーションアップに役立ちました。大会後に近隣企業とプライベートな飲み会を開催するなど、交流にもつながりました。
綱引き大会への参加を通して、様々なつながりが生まれたんですね!
そうですね。綱引き大会は、まさに「会社の仲間と一緒に何かを成し遂げたい」という願いと「地域とのつながりを持ちたい」という思いが、どちらも叶った場でした。社内外の人から「綱引きに出ていたね」「感動した」などと声をかけてもらえる機会が増えて、多くの方に見守られていたことを実感しました。
地域のお祭りに参加する〈みずほ〉の支店や部署は他にもありますが、こうした地域で大切にされているイベントに積極的に参加することは、地域で愛される会社であるためにも必要な取り組みだと思っています。今後も、地域とのつながりを育みながら、仲間とともに思い切り楽しめる活動を続けていきたいですね。

チームメンバーと応援に登場したあおまる。「あおまるだ!」「かわいい!」の声があちこちから飛び交った
地域に溶け込んだことで生まれた素敵なご縁。新天地でも新たなご縁がつながるといいね!
ありがとうございました。