2025年8月1日
音楽イベントで、お金の教育!?異分野とのコラボレーションに挑む 日比谷音楽祭2025

〈みずほ〉の公式キャラクター あおまるが様々なイベントを訪問する「あおまるがゆく!」。
今回は、誰もが自由に音楽を楽しめる場として毎年大好評の「日比谷音楽祭2025」を訪問!イベントに参加したみずほ証券とともに、あおまるも会場を盛り上げました。みずほ証券は、日比谷音楽祭でいったいどんなことをしたのか?音楽イベントという異分野とのコラボレーションを通して、得られた学びや感じたことは?みずほ証券の企画担当者に、あおまるがインタビューしました。

当日は、とっても盛り上がっていましたね! 日比谷音楽祭とは改めて、どのようなイベントなんでしょうか?
日比谷音楽祭は、2019年から東京・日比谷公園と、その周辺施設を会場にして開催されてきた音楽イベントです。コンセプトは、『音楽の新しい循環をみんなでつくる、フリーでボーダーレスな音楽祭 』。有名アーティストが多数出演するライブのほか、トークショーや体験型ワークショップ、子ども向けの教育関連コンテンツ、障がいのある方も楽しめるプログラム等が実施され、誰もが無料で楽しめる音楽祭となっています。今年も2日にわたり、ポップスからロック、クラシックまで多彩なアーティストが集結しました。併せて約14万5000人 が来場し大盛況でしたよ!

©日比谷音楽祭実行委員会
毎年大勢の観客とアーティストが参加する一大野外音楽イベント「日比谷音楽祭」
世代を問わずに楽しめる音楽イベントなんだね!参加のきっかけは何ですか?

みずほ証券は芸術文化の普及、振興を図ることが心豊かな社会の形成と発展に寄与するとの考えから、長年にわたり芸術文化への支援活動を行っています。そういった中で、日比谷音楽祭が掲げる「世代やジャンルを超えて、誰もが様々な音楽に触れ、楽しむことができる機会を作りたい」という思いに賛同し、2024年から日比谷音楽祭の活動にも支援し始めたんです。また、〈みずほ〉は近年、金融経済教育にも力を入れています。そこで、幼い子どもからシニア世代までが楽しめる日比谷音楽祭なら、普段は「難しい」と敬遠されがちな「お金」の話も、家族で楽しく学んでもらえるのではないか。そんな思いから、初の試みとして、今年会場内のイベントエリアに「あおまるとお金について楽しく学ぼう!」というブースを設置しました。

誰もが無料でイベントを楽しめるように、日比谷音楽祭は入場料や参加費はなく、企業からの協賛金や行政からの助成金、クラウドファンディング等で運営されている

雨模様だったイベント1日目は、あおまるもレインコートを着て登場

芸術文化への支援活動に力を入れてきたみずほ証券らしい取り組みだね!ブースではどのようなことをしていたのでしょうか。
お子さんを対象にかるたゲームやクイズ、大人向けに金融用語クイズを実施し、お金を使う時に気を付けたいことや金融の仕組みを楽しく学んでもらいました。1日目はあいにくの雨でしたが、2日間で300人ほどの方にお越しいただきました。

ブースにはゲームのほか、あおまるオリジナルグッズも!
大切なお金の勉強を、楽しみながらできたのが良かったね!参加した方からはどんな感想がありましたか?

普段、親子でお金の話をする機会はそれほど多くないようで、貴重な体験だったと好評をいただきました。
例えば、金融や経済の仕組みについて学ぶかるたでは、『モノをつくって売ったり、サービスを提供したりして、お金を稼ぐ組織のことを何という?』という読み札に対して『かいしゃ』と書かれた取り札を選ぶお子さんに、保護者の方が「お父さんお母さんが会社で働いて稼いだお金でごはんを買っているんだよ」と話す様子が見られました。ほかにも、『たくさんの人からお金を預かったり、預かったお金を貸したりする金融機関を何という?』という問いに対する『ぎんこう』という答えに、「お年玉を預けに行ったよね」と語り合う親子の会話も聞かれました。
中には、「子どもが勝手にゲームに課金して叱ったことがあるので、お金との付き合い方を楽しみながらしっかり学べるのが良いと思った」「学校でもぜひ取り入れてほしい」といった声も。
また、大人の方でも「う~ん」と考え込むようなクイズもあり、「楽しいだけでなく、大人もお金について改めて考えさせられる深い内容だった」といった感想もいただく等、金融経済について知識を深めていただく一助になったと考えています。

手応えを感じたイベントだったね!みずほ証券として日比谷音楽祭に出展したことで、大きく挑戦したと思えるポイントを教えてください。
お金や投資、経済関連の知識や情報は、どうしても“お堅い”イメージを持たれがちなので、ブースに来ていただけるのか心配でした。音楽祭の実行委員会とともに「イベントを盛り上げたい!」という思いを抱いていたので、当日はあおまるにも駆けつけてもらい一緒に会場を盛り上げました。また、子どもも大人も楽しめる企画を考えたり、SNSで集客を工夫したりと、様々な新たな取り組みに挑戦しました。

音楽祭関係者からはどのような感想をもらいましたか?
お金をテーマにしたブースの出展は初ということで、大変好評でした。また「あおまるが登場したおかげで、お子さん連れの来場者も喜んでいました」といううれしい声をいただきました。1日目は、あおまるが登場した途端、土砂降りの雨がやんで一瞬青空がのぞいたのには、みんな本当に驚きました。

あおまると写真を撮るために列を作る来場者。子どもたちにも大人気!

お役に立てて良かった〜。イベントを終えて、日比谷音楽祭に出展して感じたことを聞かせてください。
金融とは一見接点のなさそうなフィールドでの出展でしたが、音楽祭という非日常の空間で、金融や経済の仕組みに気軽に触れることで、改めてお金について目を向けていただくきっかけづくりができたと考えています。〈みずほ〉を少しでも身近に感じてもらうことで、金融リテラシー向上に貢献できればと思いながら、参加しました。
イベントを通じて、多くの方々と触れ合えたことは新鮮でしたし、〈みずほ〉の金融経済教育への取り組みを知っていただける良い機会だったと感じています。

これを機に、幅広い世代の方が金融経済に関心を持ってくれるといいね!今回の経験は、今後どのようにいかしていきたいですか?
〈みずほ〉全体が金融経済教育に力を入れている中で、みずほ証券でも、全国の支店で積極的な取り組みをしています。地域のイベントへ出展するケースもありますが、支店ごとに工夫を凝らして実施をしています。今回、私たちが音楽祭と異色のコラボレーションをし、かるたゲームやクイズなどを通して「お金の大切さ」を伝えられた成功例は、一つの“モデル”として全国の支店にも展開できるのではないかと思っています。今後も、より多くの方に楽しく金融経済の知識を知っていただきたいですね。

音楽と金融という業界の垣根を越えて「ともに挑む」を体現したイベントだったね!ありがとうございました。
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