2026年1月30日

「走る」ことを自分らしさに。仕事もマラソンもグローバルに挑む社員

〈みずほ〉社員のA面/B面

〈みずほ〉で働く6万人超の個性あふれる社員。この連載では“仕事の挑戦”をA面、“プライベートの挑戦”をB面として、両面で挑み続ける〈みずほ〉社員の姿に迫ります。今回話を聞いたのは、ニューヨークにあるGreenhill&Co., LLCで、企業のM&A(合併・買収)を担当しながらフルマラソンにも挑戦する伊藤です。

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Greenhill&Co., LLC

伊藤 樹

【A面】ニューヨークで、企業のM&Aをサポート!

—ニューヨークでどんな仕事をしていますか。

私は現在、2023年にみずほフィナンシャルグループが買収し、〈みずほ〉の一員となったGreenhill&Co., LLCに所属しています。企業のM&A (合併・買収)をサポートするアドバイザリー・ファームで、ニューヨークをはじめ、ロンドンやシドニーなど世界各国に14拠点を展開しています。

着任前は、みずほ証券の投資銀行部門に所属し、大手企業のM&Aや資金調達支援を担当していましたが、2025年にGreenhill&Co., LLCのニューヨーク・オフィスへ赴任しました。

ここでは、シニアバンカーの下に、私のような若手のジュニアスタッフが2~4人程度付き、主にアメリカ企業に関連するM&A案件を担当しています。また、東京のみずほ証券と連携しながら日系企業向けの提案をサポートすることもあります。

—具体的には、どのような業務を担っていますか。

例えばA社からB社の買収について相談を受けた場合、どの程度の買収価格であれば妥当か、買収の手順や方法はどうするか、どのような方針でB社と交渉を進めていくか等、様々な論点についてともに考え、顧客企業をサポートするのが私たちの役割です。買収に関わる法律や税務など専門外の領域については、弁護士や税理士といった専門家と連携しながらリスクや条件の精査を行います。さらに、買収資金の調達に向けては、みずほ銀行やみずほ証券とも協働しながら案件を進めていきます。

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2025年よりGreenhill&Co., LLCへ。「告げられたときは驚きましたが、チャンスを頂けてうれしかったです」と伊藤

—日本とアメリカで、仕事の仕方に違いはあるのでしょうか?

大きな違いは、スピード感ですね。限られた時間の中で多岐にわたる資料作成・分析を行う点は日本でもアメリカでも変わりませんが、アメリカでは、提出の期限が当日中や翌朝になることも少なくありません。その背景には、日本のように細部まで綿密に確認しながら進めるよりも、重要な論点に絞ってスピーディーに意思決定を行いたいお客さまが多いことがあると思います。そうした中で、タスクの優先順位を今まで以上に考えながら、メリハリとスピード感を持って業務に取り組むように心掛けています。

—仕事をするうえで常に意識していることは何ですか?

知識豊富なメンバーがそろう中で、自分らしさを発揮するために意識しているのは、「まず行動に移す」ことです。例えば、アイデアをメンバーに共有するときも口頭で説明するだけでなく、先回りして自分なりに一から分析し、組み立てたアイデアを資料にまとめて話すようにしています。それだけでも、受け手の印象は大きく変わるものだと思うんです。そのうえで、〈みずほ〉のバリューにも「Passion(強い思いを持ち、楽しく働く)」とありますが、行動を通して自分の熱意を伝える姿勢は、日本にいた頃もアメリカに来てからも大切にしています。

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ニューヨーク・オフィスの自席にて撮影

【B面】日々のランニングで鍛え、国際的なマラソン大会にも出場!

—プライベートではどんな活動をされているのでしょうか。

学生時代から始めたマラソンを、今も続けています。もともと中学生までは野球部でしたが、地元の山形で行われた駅伝大会に選手として選ばれたのが陸上を始めるきっかけになりました。3歳上の兄が同じ道を歩んでいたことも刺激になり、兄の背中を追いかけて、陸上トラックを夢中で駆けた日々は今でも良い思い出ですね。

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兄弟での2ショット。ブルームバーグ主催のスクエア・マイル・リレー(1人1.6キロメートル×10人)に兄も別チームから出場し、1走で兄弟対決

—社会人となった今は、どのように続けているのでしょうか?

日本にいた頃は、業務の後や休日に、皇居の周りや公園などでランニングをしていましたね。兄もランニングを続けていて、今では良き練習相手でありライバルです。入社3年目には、みずほ銀行が協賛している東京マラソンにも出場しました。〈みずほ〉関係者の大声援を受けながら、約4万人のランナーとともに東京の街を駆け抜けたことは、貴重な体験になりました。

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「フルマラソンで最もきついと感じるのが35キロメートル地点。そこで聞こえてきた大声援が励みになって、完走することができました」と伊藤

ニューヨークに来てからは、セントラルパークで活動する現地のランニングチームに参加しました。人種も年齢層も様々な中、メンバー同士でフランクに声をかけ合いながら楽しくランニングを続けています。2025年には、憧れだったボストンマラソンにも挑戦したんですよ。走っている最中にはあちこちで“Go for it(行け行け)!!”と勢いのある声援を浴び、元気をもらいました。

—なんと、あのボストンマラソンにも!マラソンのどんなところが魅力でしょうか?

一つは、粘り強さが身に付くことだと思っています。仕事にも通じますが、困難にぶつかって諦めそうになっても、もうひと踏ん張りしてみようという前向きな気持ちが湧いてきます。もう一つは、普段の業務では出会わない年代や立場の方々と関われること。ランニングは各々が自分のレベルに合わせて気軽に始められて、人と人との関係性も生まれやすいように感じます。走ることを通して、様々な考え方や価値観に触れられるのも魅力です。

仕事もマラソンも、ゴールまでの「プロセス」を大切にしながら成長をめざす

—A面/B面があることで生まれている相乗効果はありますか?

お客さまや同僚に自分を知ってもらうときに、マラソンの話題はとても役に立っていますね。アメリカ人にボストンマラソン出場の話をすると場が一気に盛り上がるので、特に初対面の方とお会いするときは有効な自己紹介ツールです。関係性を築くうえで貴重なアイデンティティーの一つになっています。

また、マラソンはレースの本番以上に大会当日までのトレーニングや準備が重要なスポーツと感じています。そのプロセスを積み重ねる姿勢は、数ヵ月から時には数年にわたる案件をサポートする私たちの業務とも通じる部分があります。目標に向かって計画を立て、行動に移していく力を養えるという意味でも、相互に良い影響を与えていると感じますね。

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ブルームバーグ主催のスクエア・マイル・リレーに、みずほ証券チームとして参加。業務の合間を縫って練習を重ね、全55チーム中で堂々3位を獲得!「レース当日は部署の方も応援に駆け付けてくださり本当に力になりました」と伊藤

—A面/B面ともに、今後の目標は何ですか?

A面では、環境にいち早く適応したうえで、自分なりの付加価値を生み出せればと思います。それは細部への注意力かもしれませんし、日系企業に関する知見かもしれません。また、新たな環境に挑戦する〈みずほ〉の方々にとって、一つのロールモデルとして自分自身が良い刺激となり、鼓舞するような存在でありたいと考えています。

B面では、マラソンを通して、これまでに出会ったことがない、様々な年齢や立場の人とのつながりを広げ、交流を深めていきたいですね。そのうえで、アボット・ワールドマラソンメジャーズ※の走破と、自己ベスト(2時間39分)の更新にも挑戦したいです!

※東京・シカゴ・ボストン・ニューヨーク・ロンドン・ベルリン・シドニーで行われる7大レースで構成されたマラソンシリーズ

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