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副社長メッセージ

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日本のアイデンティティと伝統に根差しつつ、真にグローバルをつなぐ、金融グループの誕生をめざします。副社長 執行役員 特命事項担当 Suneel Bakhshi

これまでみずほインターナショナルの社長として7年間、うち後半数年間はEMEAにおけるCIB(コーポレート&インベストメントバンキング)のヘッドを務め、この度、みずほフィナンシャルグループの副社長に任命されました。2025年10月から副社長の職に全面的に就きます。

私は40年以上のキャリアを7つの国で過ごし、グローバルな視点を得ることができました。その中でも、日本に住んだ5年間、そして30年以上にわたり日本と関わりを持ち続けた経験から、私は日本の文化、価値観、ビジネスの進め方等について、深い敬意と感謝を抱いています。これまでの私の経験と培った知見を注ぎ込み、日本の強みと伝統に深く根差した、真にグローバルな金融グループへと〈みずほ〉を発展させていきます。日本における強固な基盤と、世界中の〈みずほ〉の人材をいかし、〈みずほ〉の影響力と存在感を高めていきたいと考えています。

私たちの真のグローバル化により、〈みずほ〉とお客さまとの関係は、単なる取引関係にとどまらない、より深く結び付いて協働する"パートナーシップ"へと昇華され、複雑さを増す世界をともに歩んでいくことができると考えます。私たちの進むべき道は明確です。私たちは、柔軟性やスピード感を持ち、お客さまに対するソリューションの創出と提供を行っていく必要があります。

〈みずほ〉の独自のアイデンティティは、日本の伝統によって育まれながらも、私たちが事業を展開する多様な国・地域の文化や慣習にも対応しています。こうしたアイデンティティを通じて、きめ細かさと長期的なコミットメントを備えたサービスを提供することは、お客さまやステークホルダーにとってより重要になると考えます。

ガバナンスからオペレーティングモデルに至るまで"パートナーシップ"の考え方を浸透させることが重要です。〈みずほ〉の人材が文化を超えて一体となったチームで働くことを楽しむグローバルなマインドセットを持つようになることを、私の副社長としての役割の核として力を注いでいきます。これは時に、それぞれの地域の文化の中で仕事をするよりも多くの努力が必要になるかもしれません。それでも、1つのチームとしてグローバルに強さをつなぎ合わせることの対価は、その努力を常に上回ると私は強く信じています。

グローバルなマインドセットとそれを促進する強いリーダーシップにより、地域を超えたパートナーシップの真価を、お客さまと社会に届けることができると信じています。グローバルな協働は単なる強みにとどまらず、お客さまへのソリューション提供を推進し、ステークホルダーに対する責任を果たすための新たな機会を開放する重要な鍵です。

次なる成長ステージに向け、〈みずほ〉の更なる成功を実現するために、経営メンバーとともに歩んでいきたいと考えています。ともに、よりグローバルで、よりつながりのある、そしてよりお客さま志向の〈みずほ〉を築き上げるとともに、私たちの伝統を尊重しつつダイナミックな未来を創造する企業へと発展させていきます。

Suneel Bakhshi
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