MIZUHO × OVER ALLs
WALL ART PROJECT
企業理念をアートで表現する〈みずほ〉初の試み
2023年5月、みずほフィナンシャルグループは企業理念を再定義しました。 経営陣と社員が何度も対話を重ねながら紡がれた言葉は、〈みずほ〉の存在意義や社会に対する役割をすべての役員・社員が共有し、グループ一丸となってアクティブに挑戦するための指標です。
そんな企業理念をより広く、より深く浸透させるために発足したのが「WALL ART PROJECT」。ミューラル(壁画)アートカンパニーである株式会社 OVER ALLsとともに、単に言葉をイメージに変換するのではなく、社員一人ひとりが企業理念と向き合い、その中で沸き上がる感情をアートにして創り上げていくプロジェクトです。
企業理念をアートで表現するという新たな試みによって、鑑賞された方々の心に、〈みずほ〉の想いがしっかりと伝わることを願っています。
WALL ART PROJECTへの想い
株式会社みずほフィナンシャルグループ 取締役 兼 執行役社長 グループCEO
木原 正裕
企業理念をどう解釈したか、渋沢栄一や安田善次郎といった先人たちがどのような人物だったか、ということを社員一人ひとりと対話してきました。各々が企業理念を咀嚼し、イメージをどんどんとアートに昇華していく中で、彼らも私と情熱や想いは同じだと感じることができました。
社員には、このアートから〈みずほ〉が挑戦を続けていく会社であることを改めて感じてもらいたいです。よく見ると、我々のDNAである渋沢栄一や安田善次郎、また、これまで〈みずほ〉がともに歩んできたお客さまや、産業界といったものが描かれています。そのような先人たちの想いや永い歴史を感じながら、「これからの未来を、あらゆるステークホルダーとともに紡いでいこう」という気持ちになってもらえたらと思います。
そして、お客さまをはじめとしたステークホルダーの皆さまには、社会課題の解決に取り組み、社会やお客さまの永続的でかけがえのない幸せに向けて、パーパスである「ともに挑む。ともに実る。」を体現していく私たち〈みずほ〉の決意を感じていただけたらうれしいです。
株式会社OVER ALLs 代表取締役CEO
赤澤 岳人
みずほフィナンシャルグループさんより壁画を作りたいというお話をいただいたとき、「日本が前進するチャンスだ」と感じた。
金融業界のイメージは重くて堅い。そんな銀行がアートに挑む。それだけでWOWだ。日本経済を支えるメガバンクである〈みずほ〉がアートに挑む。WOWを掲げる。日本が前進するきっかけになる予感がするのは僕だけではないはずだ。
今回のアートを作るためにグループ全体から10名のメンバーが集まった。彼らと10回以上の議論を重ねた。どこに壁画を描くか、その議論から白熱した。木原社長やコーポレートカルチャー室も入り、みんな本気で〈みずほ〉のパーパス「ともに挑む。ともに実る。」をアートにするために議論した。忖度も慣習も、役職も超えて。
完成したアートは、今までの〈みずほ〉のイメージと違うかもしれない。でもこの作品は〈みずほ〉を愛するメンバーが議論に議論を重ねて行き着いた答えの一つだ。僕から見た〈みずほ〉はメガバンクというより、挑戦し続けるスタートアップ企業だ。日本で一番大きなスタートアップ企業〈みずほ〉の歴史を知れば知るほど、渋沢栄一・安田善次郎の時代から、〈みずほ〉は常に新しいスタートを切り続けていた。
このアートを観た方は、いろいろな疑問や意見が浮かぶだろう。それでいい。まずは疑問を、興味を、持ってもらう。そこで初めて〈みずほ〉の一人ひとりがアートに込められた理念やパーパスを語るきっかけになる。社会にどんな波紋を投げかけ、どう応えていくのか。この過程こそ「ともに挑む。ともに実る。」だ。その一助になれたとき、初めてこのアートが完成する。まずは〈みずほ〉とOVER ALLsが「ともに挑んだ」作品をご覧いただきたい。
WALL ART PROJECTのあゆみ
始動
さまざまなグループ会社からWALL ART PROJECTに選出された社員たち。社歴や立場も異なるメンバーが一堂に会し、プロジェクトやアートに対する想いを語り合いました。最初はお互いのことを探り合いながらの議論でしたが、ミーティングの回を重ねるごとに心の距離が縮まり、積極的に意見が飛び交うように。
深化
企業理念を的確にアピールするためには、どのようなアートが最適なのか。率直な想いをぶつけ合う中で、メンバーそれぞれが抱くイメージに齟齬が生じてしまいます。突然ゴールを見失った喪失感。そして、そこから飛躍し、新たに見出したアートの本質。熱い想いを描いたラフ画を手に、木原社長へのプレゼンテーションの日がやって来ます。
完結
プロジェクトメンバーと木原社長のそれぞれの想いが集約され、イメージが具象的に。そして、細かなディテールの調整を経て、みずほフィナンシャルグループの企業理念を体現するアートがついに完成しました! OVER ALLsとの共同制作によって生み出された作品は、〈みずほ〉が描くビジョンをアピールしながら、唯一無二の存在感を放ちます。
OVER ALLsについて
「楽しんだって、いい」を企業理念に、「楽しい国、日本」の実現をめざすミューラル(壁画)アートカンパニー。2016年、代表の赤澤岳人氏と画家・山本勇気氏により結成され、壁画やオーダーアート企画制作、アパレル制作を行う。2023年、エスコンフィールドHOKKAIDOに大谷翔平選手をはじめとする15人のレジェンドたちを描いたミューラルを制作。
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