リスクに立ち向かう覚悟はあるか。
失敗をはね返す強さはあるか。
この道が正しいと言える自信はあるか。
変化に対応できる柔軟さはあるか。
ボーダーレスに広がる世界は、
刻一刻と違う顔を見せていく。
知恵を巡らせ。限界を決めるな。
その胸には世界を変えていくプライドがある。
グローバルコーポレート
ファイナンス(GCF)コースとは
GCFは、〈みずほ〉が業界に先駆けて取り入れたCIB(Corporate and Investment Banking)モデルをさらに発展させるために、次代の中核を担う人材を採用・育成する特別なプログラムです。GCFコースの採用メンバーは、専門セクションへの配属や海外経験などを通じ、一日も早く高度で幅広いソリューションを提供できるプロフェッショナル人材になることを目指します。
銀証ワンストップでの
CIBソリューションを提供することで、
グローバル企業の経営課題を解決
融資・決済・事業/財務のコンサルティングなどの銀行業務と、株式/債権の引受・販売及びM&Aといった証券業務を一体化し、ワンストップで高度な金融サービスを提供するビジネスモデルです。現在ではグローバルスタンダードとなっていますが、〈みずほ〉は2006年頃から米国CIBモデルの構築にいち早く着手し、銀行/証券のプライマリー・セカンダリービジネスが融合した形で大企業のコーポレートアクションへ総合的に対応する体制を整えています。
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カバレッジバンカー
顧客折衝の最前線に立ち、担当企業の実態把握や業界動向を踏まえ、経営課題に対する産業目線での銀証一体提案、ビジネス創出を司令塔として担う総合コンサルティングのスペシャリスト。
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プロダクツバンカー
M&A、証券化、プロジェクトファイナンス等、企業の事業・財務戦略に即した専門的かつ高度なソリューションの提供を通じ、企業の経営戦略実現を担う金融プロダクツのスペシャリスト。
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ストラテジック
アナリスト幅広い顧客や、官公庁とのディスカッションを通じて産業知見を蓄積。産業の将来を見通すレポーティングだけでなく、その知見を活かした経営戦略支援も担う調査・分析・戦略提案のスペシャリスト。
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大企業営業部門(銀行/証券の兼職部含む)で、入社当初より日本を代表する大企業とのビジネスに従事。
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銀行・証券・信託といったエンティティや、法人営業、プロダクツ、リサーチ、海外、外部出向等のビジネス領域を跨ぐ戦略的人事ローテーションを通じ、自律的なキャリアを形成。
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多角的な角度から大企業ビジネスに深く携わり、顧客の企業価値向上に必要となる経験、複数領域における専門知識やスキルを早期に習得。企業、産業の「あるべき姿」をデザインし、社会を変革するプロフェッショナルに。
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金融の枠を超えて挑む。
自らの意思で
キャリアを描くGCFの醍醐味
千葉 重光
戦略ファイナンス営業部
スポンサーカバレッジ第一チーム
2021年新卒入社
「経営層と議論できる環境」で、
理想のキャリアをスタート
就職活動時、なぜ〈みずほ〉を選んだのかを教えてください。
就職活動では総合商社、外資系コンサル、メガバンクの3つを軸に見ていました。共通していたのは、「若手のうちから大企業の経営層と議論できる環境」で仕事をしたい、という思いです。〈みずほ〉のGCFコースは入社直後から大企業担当となり、自分の意見を仕事に反映しやすい環境が整っている点が特に魅力的でした。総合商社と迷いましたが、自分でキャリアをコントロールしやすく、海外も含めて自分の希望する分野に携われる可能性が高いことが入社の決め手です。
最初は名古屋営業部に配属となり、M&Aなどの戦略的提案を通じてお客さまの経営に深く関わる経験を積みました。銀行と証券が共同してM&Aを提案するような、いわゆるCIB(Corporate and Investment Banking)モデルをいち早く取り入れていることも〈みずほ〉の特徴で、若手のうちからそうした高難度の案件に取り組めるのも嬉しいですね。
現在の仕事と、そこから感じる
やりがいについて聞かせてください。
今は戦略ファイナンス営業部に所属しており、プライベートエクイティファンドをお客さまとして、企業買収の際のM&Aファイナンスの一種であるLBO(レバレッジド・バイアウト)ローンを担当しています。名古屋時代はM&Aの案件組成などの「オリジネーション」が主な仕事でしたが、現在は案件を実際に進める「エグゼキューション」が中心です。お客さまであるファンドの方々は非常に高いレベルの交渉力や金融知識を持っているので、やり取りが高度で刺激的ですし、自分の金融やキャッシュフローに関する専門性も格段に深まっているのを実感しています。
華やかな案件もあれば、厳しい案件もあります。LBOローンはリスク性が高いという側面もあり、お客さまの資金繰りが苦しくなる場面もゼロではありません。そこでどう手を打つかというシビアな議論は緊張感がありますが、非常に学びが深く、自分の実力が試されているような感覚です。また、前部署では担当先のお客さまに対し、みずほ銀行として初めてフィナンシャルアドバイザー(FA)を務める案件にも携わりました。他のメガバンクなど競合も多くいる状況でしたが、お客さまと事業戦略について議論している中で、我々にFAを任せたいと声をかけていただいて。そういった過去に例のない案件にチャレンジする風土も、〈みずほ〉で働くやりがいにつながっています。
ファイナンスの専門性と
経営視点を掛け合わせ、
銀行発の事業を生み出す
今後のキャリアビジョンはどのように考えていますか?
将来的には、銀行発で新しいビジネスを生み出すような仕事に挑戦したいと思っています。銀行は商社やメーカーと比較すると、実業から遠いイメージがあるかもしれません。しかし〈みずほ〉では、産業調査部や営業部を中心に、銀行発の新しい事業を生み出している事例が数多くあります。私自身は東北の出身で、地域創生に興味があるので、大企業と地域をつなぐような新しいプロジェクトを自分発信で生み出すことが目標です。
ただ、そのためには金融の知識だけでなく、経営者としての視点や、事業への深い理解が欠かせません。実際の現場では何が起きているのか、お客さまが本当に必要としているのは何かを考え抜き、学び続ける姿勢が必要です。幸い、〈みずほ〉の職場は先輩や同僚、お客さまも含めて視座の高い方ばかり。こうした人たちと日々仕事をする中で、自然と視野が広がり、経営者目線を身に付けることができると感じています。とても恵まれた環境ですね。
GCFにはどんな人が向いているでしょうか。
GCFの魅力は、何と言っても若手のうちから経営層と直接議論し、主体的に産業変革をもたらすアクションを起こせることです。また、銀行業務だけでなくM&Aや証券業務にも幅広く関われるので、自分の“専門性”と“広がり”を両方突き詰められる環境でもあります。
そんなGCFに向いていると思うのは、好奇心が強く、自ら仕事を取りに行ける人です。お客さまの経営課題への好奇心はもちろん、日常の業務や社内のプロセスにも問題意識を持って取り組める人は、きっと活躍できるでしょう。経済や金融の知識は入社後いくらでもキャッチアップできるので、それよりも好奇心や向上心を持つことが大切です。
学生時代は、社会人になることへの不安もあると思います。ただ私の経験からお伝えしたいのは、社会人生活は意外と悪くないですよ、ということです。自分の仕事が誰かの役に立っているという実感があり、その結果として報酬も得ることができる。その醍醐味を一度味わうと、学生時代に戻りたいとは思いません。就職活動も社会人生活も、ぜひ楽しみながら挑戦してみてください。
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大企業を支え、社会を動かす。
それが私のバンカーとしての
誇り。
鎌倉 有里
社会・産業基盤第二部 第四チーム
2023年新卒入社
若手のうちから、大規模かつ
高難度な案件に立ち向かう
現在担当している具体的な業務と、仕事のやりがいについて教えてください。
鉄道業界を中心に、大手企業のお客さまに対して資金調達や事業支援の提案を行っています。例えば鉄道会社が行う不動産開発やシンジケートローンの組成。最近では、自治体と企業が連携して進める大規模なプロジェクトにも携わっています。入社3年目になり、単独でお客さまを訪問し、提案をする機会も増えました。〈みずほ〉の看板を借りながらではありますが、徐々に自信を持って自分の意見を伝えられるようになったと感じています。
特に印象深いのは、昨年から継続している大企業におけるアクティビスト(物言う株主)対策案件です。企業の経営戦略に影響を与える非常に高度な案件で、グループ内で証券(投資銀行部門など)や信託とも連携してチームとして対応しています。お互いに役員クラスが会議に出席する中で、私も若手ながら同席をさせていただき、ハイレベルな議論を現場で学ばせていただいています。こうした仕事を早いうちから経験できるのも、〈みずほ〉の魅力の一つです。
就職活動で見ていた企業や、最終的に〈みずほ〉を選んだ理由について聞かせてください。
就職活動の軸は「世の中に大きな影響を与える仕事がしたい」というものでした。多くの人の生活や、日本経済の基盤を支える業務に就きたい。そう考えて、鉄道や不動産開発、金融といった領域を多く受けていましたね。
最終的に当社を選んだ決め手は、まさにGCFコースの存在です。GCFコースではジョブローテーションを通じて幅広いスキルを身に付けることができますが、どの部署にいったとしても大企業を支える仕事に携わることは変わりません。また、これは入社後に実感したのですが、仕事内容に加えて「周囲にいる方々がとても優秀であること」も魅力です。経験豊富な先輩方と日々共に働く中で多くの刺激を受け、自分自身の成長につながっています。
また、もう一点付け加えるなら就活で出会った人事部の女性の存在も大きかったですね。その方は海外経験もあり素晴らしいキャリアをお持ちでしたが、それ以上に人として魅力的で、親身になって私の話を聞いてくれました。「こんな人と一緒に働きたい!」と思ったことを、今でも鮮明に覚えています。
複数の専門性を身に付けて、
自分ならではのキャリアを築く
〈みずほ〉のカルチャーや職場の雰囲気は
どのように感じていますか?
特徴的なのは、営業担当者がある種個人事業主のように自らが中心となって仕事を進めていく点だと思います。自分の力で担当企業との信頼関係を構築し、自分主導で各案件を進めていく。もちろん孤立するわけではありません。基本的には各自の裁量に任せつつ、困った時には周囲が自然とサポートしてくれる文化があります。先ほどもお話しした通り普段からグループ会社との連携も多く、〈みずほ〉全体として一つの会社のような一体感が存在しています。
また、個人的には「人が良い」という点も強調したいです。配属されたばかりで経済の知識も乏しかった頃、次長が親身になって基礎から教えてくださったことは忘れられません。若手の意見も決して無視されることはなく、むしろ新鮮な視点として積極的に取り入れてくれる環境です。人間関係が良好で、組織として風通しが良いことも、〈みずほ〉で働く大きな魅力ですね。
今後挑戦したいことや、
将来的なキャリアビジョンを聞かせてください。
私は、お客さまの最も近くにいられる営業の仕事に、強くやりがいを感じています。そのためキャリアのゴールとしても営業職を極めたいと思っているのですが、ずっと営業しかやらないという意味ではありません。むしろ、途中で別の専門性を身に付ける期間は絶対に必要だと考えています。例えば証券やM&A、不動産分野などの専門知識を学ぶことで、営業としての自分の価値はさらに高められるはずです。ベースとなるファイナンスのスキルもしっかり身に付けつつ、複数の専門性を武器としてお客さまに貢献できる営業職を目指しています。
また、もちろん会社としてもダイバーシティ推進はとても積極的ですが、その中でも自分が先駆者となり、女性としてのキャリア形成やライフイベントとの両立について道を示していきたいという思いもあります。GCFコースは特に、固定化されたステップを歩むのではなく自分の意思でキャリアを切り拓いていけるので、主体性を持ってチャレンジし続けていくつもりです。
