ページの先頭です

One MIZUHO 未来へ。お客さまとともに 新卒採用情報サイト2018

Licensed by TOKYO TOWER

一日のスケジュール

さまざまなデータを分析し、オリジナルな発想で運用手法を構築

<みずほ>では25兆円以上の年金資産を受託しており、ファンドマネージャーが運用を行っています。その中で私は、クォンツファンドマネージャーとして、株・債券など複数の資産を扱っており、数千億円規模の受託資産を運用しています。クォンツとは、金融市場におけるデータ等を統計的・計量的方法やファイナンス理論に基づいて定量的に分析し、投資判断を行う手法です。

例えば、景気回復期に価格が上がる株式と景気後退期に価格が上がる債券の保有比率を、機動的に切り替えることによりリターン獲得を狙うファンドがあったとします。この切り替えのタイミングについて、ファンドマネージャーの勘に頼って運用するのではなく、企業業績や雇用統計、製造業指数などの複数の指標を分析し、確率的に最も適した切り替えのタイミングを判断し運用するのが、私が行っているクォンツ運用です。

実務においては、多数の指標をうまく組み合わせてモデル化し、戦略を構築します。既存のモデルだけに頼っていては運用成績で成果を出すことは難しいので、今までにない新しい発想や指標を組み合わせて、いかに狙い通りの結果を出す独自のモデルを創れるかがクォンツの醍醐味となります。海外の金融工学学会の論文を研究したり、職場の仲間と最新の情報を共有したりと、常にグローバルベースで最新の運用手法を把握するようにしています。

次に、新しいファンドを組成するまでの流れですが、まず年金営業RMやポートフォリオマネージャーが把握したお客さまの運用ニーズに基づいて、クォンツが新しいファンドのコンセプト、概要を決定します。その後、投資対象の検討から利用する手法・指標の選択、過去シミュレーションの実施といった分析を行います。少しでも有効な戦略となるように、実際の運用における制約などを考慮しながら、様々な案を比較しつつ結果をまとめていきます。戦略内容が固まった後、プレゼン資料を作成し、お客さまへ紹介を行います。同時に、口座開設から資産管理の方法、売買の事務手続きなどを他部署と連携しつつ固めていき、ようやく実際の運用が始まります。

  • 写真

自分自身の専門性を高めることが、社会の役に立つ

この業務は、自分の運用の善し悪しやお客さまからの評価が、ファンド残高という数字に如実に表れます。例えば、2年前に組成したあるファンドの残高はすでに2,000億円以上となっていますが、このファンドのように運用が狙い通りの成果をあげたことをお客さまからご評価いただき、追加資金の受託が続く時にはとてもやりがいを感じます。

逆に、運用成果が上がらないこともあり、その場合は不振の原因と改善策についてお客さまに説明し、納得していただく必要があります。そのようなケースでも戦略改良を行い、その後、運用成績が改善した時にはお客さまから以前よりも信頼いただけるようになり、また違う大きな達成感を得たこともありました。

学生時代、私は都市工学を専攻し、例えばコンビニエンスストアについての各種データを集めて解析し最適な店舗配置を考える、といった研究をしていました。データを分析して新しい何かを創り、それを分かりやすく説明し、実際の世の中に役に立つという流れに魅力を感じていたのです。そういう意味ではこのクォンツの仕事も、学生時代の研究と分野は異なりますが、共通する魅力があると思っています。

<みずほ>は、銀行・信託銀行・運用会社が密に連携していることから、資産運用業務においても、年金の他、個人・事業法人・金融法人・海外投資家等の幅広いお客さまが存在し、豊富な実績と優位性を持っています。今後は、この<みずほ>の環境を活かし、さらに専門性を高めることで、クォンツの中でも頼りにされる存在となり、新戦略開発や論文発表を通じて、業界を引っ張る存在になりたいと思っています。

一日のスケジュール

一日のスケジュール

8時30分
出社
前日の株式や債券の市場動向をチェックし、ファンドのパフォーマンスを確認。証券会社からの市場レポートや資産運用関連の論文に簡単に目を通す。
10時00分
売買
担当ファンドのポートフォリオ変更や資金の出入りを確認。ファンドにとって最適なポートフォリオを検討し、株式を買って債券を売る、といった売買を実施する。
12時30分
昼食
この日はオフィス近隣の新しいお店で昼食。チームメンバーと社員食堂に行き、雑談しつつ情報交換することも。
13時30分
資料作成
商品をお客さまに紹介するプレゼン資料を作成・更新。図やグラフを用いて、RMが使いやすく、分かりやすい資料作成を心がける。
15時00分
ミーティング
開発中の商品について、チーム内でディスカッション。新しい情報やデータを持ち寄り、より良い商品とするためのアイデアを出し合う。次回までの役割分担を決定。
16時30分
分析作業
開発中の新商品のシミュレーションを実施。基礎データを取得し、統計ソフトを活用しつつ、戦略のリターンやリスクを計算。資料にまとめる。
18時00分
資料作成
RMから、新商品をお客さまに提案するにあたっての簡単なデータ作成の依頼を受ける。蓄積してあるデータベースから資料を作成し、提出。
19時00分
退社
欧州の市場動向をチェックしつつ退社。
帰宅後は、資格取得の勉強や読書をして過ごす。
© 2002 Mizuho Financial Group, Inc.