Life & Career
多様な経験を武器に
社会課題の
解決に挑む。
野本 征男
2003年入社
信託フロンティア開発部
まだ誰もやったことがないことに挑み、具現化していくことに魅力を感じる性格。これまでの幅広いキャリアの中でも、未開拓、未挑戦の分野に飛び込み、結果を出し続けてきた。2016年からは現在の部署である信託フロンティア開発部に所属。社会課題を解決するために有効なアプローチを検討し、今はまだないプロダクツやサービスを設計、世の中に送り出す挑戦を続けている。
My Values
人生・仕事の価値観
Value 01
価値観の源泉
まだ誰もやったことの
ないことに挑み、
一歩先へ進む。
前例のないことに取り組み、課題を解決することに意義や価値を感じます。それは〈みずほ〉へ入社しさまざまな部署で出逢った先輩や上司の背中を見て、見習いながら仕事をしてきて形成されたものです。
大企業を担当していた信託のRM時代には、誰もその門戸を開けなかった大手化学メーカーとの初取引を実現。アセットファイナンス(※)や不動産など、その会社の経営財務の課題が顕在化する前に先回りして提案したことで、最終的に年金取引のニーズをくみ取り、受託することができました。財務以外の部署への出入りやトップセールスなど、あらゆる手段でアプローチを重ねた結果であり、取引いただけることになったときは大きなやりがいを感じました。
現在、私が所属する信託フロンティア開発部でも、フロンティアの名のとおり、法人向け・個人向け、また取扱いジャンルも問わずにソリューション開発をすることができます。〈みずほ〉として初めてのことに挑戦し、信託にしかできない機能を活用しながら社会的な課題解決につながる開発をしているという楽しさがあります。
- 保有資産が将来的に生み出す価値をもとにした資金調達手法のこと。
Value 02
〈みずほ〉に決めた理由
人生の大部分を
過ごすなら、
オープンな
この人たちと。
社会課題を解決し、感謝される仕事をしたい。そう思って就職活動をするなかでたどり着いたのが、信託銀行でした。融資などの銀行機能だけでなく、不動産仲介や企業年金、証券代行など引き出しが豊富なので、お客さまの課題に対してもさまざまな選択肢から解決を図ることができるのではと思ったんです。
〈みずほ〉に決めたのは、就職活動中に出会った人たちがみんなオープンマインドでフラットに接してくださったから。入社年次や年齢に関わらず、大先輩でも気兼ねなく話をすることができ、人生の大半をともに過ごすなら、この人たちと働きたいと思いました。
入社してからも就職活動時に抱いたイメージ通りでした。若手の挑戦意欲を全力で応援し、大きな仕事や前例のない仕事をサポートしながらともに推進するなかで育成する風土が〈みずほ〉にはあります。私も若手の頃から数千億円規模のファンドを担当し、運用だけでなく営業店支援や法令対応などさまざまな経験を積ませてもらいました。
My Challenges
起こしている変化
Challenge 01
独自の挑戦
価値ある
プロダクツを、
お客さまとつくる。
私の仕事は、金融を通じて、お客さまの企業価値向上やサステナビリティなどの社会的課題の解決、また、より便利で豊かな生活に貢献するプロダクツを開発することです。
具体的には、現在は〈みずほ〉として持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化していることもあり、法人向けの「サステナブルサプライチェーンファイナンス」を開発しています。直接の取引となるお客さまだけでなく、サプライチェーン(供給網)全体のサステナビリティへの取り組みに対する評価が高いほど、サプライヤーが有利な条件で資金を調達できるというものです。現在開発中のものは、企業によって自社のサプライチェーンに即した多様な評価基準を選択することができるため、より多くの企業に選択肢を提示することができるようになります。
RMの意見など現場のニーズを起点にすることもあれば、社会のテーマから着想することもあります。いずれにしても、欠かせないのは「お客さまとつくる」こと。構想段階からお客さまに意見を求め調整を重ねていけば、より必要とされるプロダクツとなり、社内の理解も得られやすくなるため、商品化を加速させることができます。ここで活きているのは、個人や法人のRMなどリアルなお客さまのニーズにお応えしてきた経験。現場を知っているからこそ、机上の空論ではなく、本当にお客さまが求めているものが何かに立脚することにこだわっています。信託フロンティア開発部は人数が少なく、裁量が大きいため、これまでのRMや、地方銀行向け、DX系のプロダクツ開発などの経験がすべて力になっていることを実感しています。お客さまにとって価値があるだけでなく、お使いいただくことで社会課題の解決にもつながっていく。そんな好循環が期待できるテーマでこれからもプロダクツを生み出していきます。
Challenge 02
理想の未来
引き出しを増やし、
もっと社会課題を
解決できる人に。
入社当時からいろいろな引き出しを持ちたい、課題解決できる人になりたいと思って取り組んできた結果、今があります。専門性を深めつつも常に好奇心を持ち、高い視座を持つことを意識しています。
今でこそ、そう考えることができますが、かつては思うような仕事ができずに立ち止まっていたこともあります。しかし、あらためて進むことができたのは、当時の上司のおかげ。あるとき手渡されたビジネス雑誌の記事。そこに書かれていたのは、“どんな場所でも精一杯やることが大事”、“不平不満を言うより、まずそれを乗り越えることがその人の器量”という内容でした。それを読んでから、自分で向き不向きを決めてしまうことなく、まずはやってみようと思えるようになりました。
個人RM、中堅中小企業RMから信託ALM(Asset Liability Management/資産・負債の総合管理)へ、信託ALMから大企業RM、そしてプロダクツ開発へと異動するたびに新たな視点に気づけたことが嬉しく、現在のように現場から企画まで信託を横断するようなプロダクツ開発に取り組めていることも、これまでの経験があったからこそだと実感しています。任された場所でベストを尽くせば、どんな場所でもキャリアを積めるんだと思いました。これからも多様な分野でキャリアを積みながら、〈みずほ〉でまだ誰もやったことのないことに挑戦し、お客さま、そして社会の問題解決に貢献できればと思います。
Challenge 03
私のキャリア
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2003年入社 TB 札幌支店
個人RM、中堅中小企業RMの業務を経験。
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2005年 TB コーポレートビジネス企画部
信託商品のファンドマネージャーとして、信託ALM業務を経験。個人・法人向け信託商品の運用のみならず、営業店支援や法令対応等の企画業務にも従事。
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2010年 FG 従業員組合
組合員の厚生労働分野を中心に従事。
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2011年 TB 信託総合営業第三部
大企業RMとして、大手化学・化粧品メーカーなどを担当。既取引先への信託総合営業に加え、未取引先の開拓にも従事。
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2016年 TB 信託フロンティア開発部
社会のトレンドや課題にアンテナを張り、常にヒントを模索。お客さまや他部署との連携を通じ、プロダクツの開発からリリースまでを担当。