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Life & Career

その企業だけの
ベストな年金制度と
働く人の安心をつくる。

森 祐樹

2015年入社
年金コンサルティング部

相手の困りごとに対してわかりやすいように解を伝え、喜んでもらうことに喜びを感じる性格。自分が学んできた専門領域と、目の前の人の喜びをつくりたいという思いが結びつく仕事として、年金アクチュアリーという活躍の道を見出す。資格取得までのサポートの厚さと、実際にお客さまに提案できる機会の多い〈みずほ〉を志望し、2015年入社。2021年より現職。

My Values

人生・仕事の価値観

Value 01

価値観の源泉

ベストな解を、
わかりやすく
提案したい。

相手が困っていることに対して、その人に合った解を提示して喜ばれることが私にとっての喜びです。大学生の頃に塾講師をしていたときも、相手に合わせてわかりやすく伝えることを意識していました。当然ながら、生徒によって理解度が違います。一人ひとりの生徒に対して、その生徒がどこまで理解しているのかを把握して、伝え方を工夫していました。結果、正しく伝わると嬉しいですよね。
それは私が理系大学院へ進みながらも、研究職ではなく一般企業への就職を選んだことにも通じるかもしれません。研究は汎用的で広く活用できる成果を求めますが、それが具体的に誰かの役に立っているところを直接実感することはそれほど多くありません。私個人としては顔が見える人に対してその人に合ったものを提案し、「ありがとう」と直接言っていただけるような仕事のほうが性に合っていると思いました。

Value 02

〈みずほ〉に決めた理由

実践を通して、年金の
プロフェッショナルに。

就職活動を進めるなかで興味を持ったのが、金融業界。金融はインフラのひとつですが、日本ではお金について学ぶ機会が少ないため、その仲介役を担う金融機関は極めて重要なポジションだと思ったからです。私自身が金融リテラシーを身につけ、お客さまにその価値やさまざまな仕組みについてわかりやすく伝えていくことにも純粋に魅力を感じました。調べていくうちに出会ったのがアクチュアリーという職種。数理のプロフェッショナルとして理系的素養を活かしながら、年金や保険という一人ひとりが安心して生きていくための助けとなる重要な制度についてお客さまの意向に応じて設計していく、アクチュアリーという仕事をめざすようになりました。担当する分野が年金と保険とあるなかで私が年金を選んだのは、保険が自社商品をつくって売るものである一方で、年金はお客さま毎に独自の制度をオーダーメイドでつくっていくものだから。お客さまが抱える複雑な課題を解きほぐし、明快な制度を提案したいと思いました。
さらに、数ある金融機関のなかでも〈みずほ〉に決めた理由は、アクチュアリー試験への支援体制が整っていたことと、年金アクチュアリーとして自分の力を発揮できる場が数多くあると感じられたことでした。
まず、アクチュアリー試験の受験体制について。一次試験、二次試験ともに合格率10%台という難関に対して、〈みずほ〉は試験勉強に集中できるように、たとえば入社初年度は負担の少ない業務で定時に退社できるようにする、試験直前は受験する科目数に応じて最大3週間の自宅学習期間を設けるなど、合格に向けたバックアップ体制が充実しています。〈みずほ〉の支援体制をうまく活用することで、働きながら無理なく早期合格をめざせると感じました。実際、一般的には7~8年かかると言われているアクチュアリー資格を入社4年目で取得でき、効率的に知識やスキルを身につけられたと感じています。
また、〈みずほ〉ではOne MIZUHO戦略のもとグループ一体運営をしており、みずほ銀行の幅広い顧客層に対してアプローチが可能です。資格取得後、年金アクチュアリーとしての提案を実践する場が数多くあることも、〈みずほ〉で働く決め手となりました。

My Challenges

起こしている変化

Challenge 01

独自の挑戦

その企業だけの、
最適な年金制度を
組み立てる。

年金アクチュアリーとして、大企業に対して企業年金や退職金制度をオーダーメイドで設計し、提案するのが私の仕事です。年金制度は法律に従って運営する必要があり、さまざまな制約をクリアしながら自社に合った制度をつくるためには、専門家が間に立ってフォローする必要があります。年金制度は新設することもあれば、既存のものをアップデートすることもあります。たとえば、終身雇用時代に定めた制度を、現代の潮流に合わせた人材の流動化を見据えた仕組みにする場合や、M&Aなどに起因して別々の制度をひとつにまとめる場合などさまざまです。企業年金にしても退職金制度にしても、従業員だけでなく企業の財務にも大きな影響を与えるものですから、制度設計にあたってはさまざまな観点から影響の度合いを分析し、お客さまに具体的に示しながら意思決定を促していく必要があります。
これまでで最も印象に残っているのは、あるお客さまの年金制度を確定給付企業年金制度から確定拠出年金制度へと変更したときのことです。お客さまの財務状況や従業員に対する考え方を知り尽くし、社内ニーズにきめ細かく応える提案ができたため、お客さまに喜んでいただけました。その提案とは、社員の世代によって運用の目標を変えることで、若手からベテランまでどの世代も安心して運用することができ、かつ財務的にも無理のない制度設計。競合他社にはなかった発想だったようで、お客さまからも「そんな方法があるんですね」と驚かれました。そこがまさに、数理計算によって最適な水準を割り出していくアクチュアリーの腕の見せどころ。オーダーと状況に併せて、その時々のベストな制度を組み立てる。イメージはこだわりの強い、大工のようなものでしょうか。〈みずほ〉の年金部門は「お客さまにより良い提案をする」というプロ意識をメンバー全員が共有しているので、本当に自分たちが良いと思った提案にこだわれていると感じます。
年金アクチュアリーの責任は重大です。担当したお客さまが財務状況に無理のない持続可能な企業であり続けられるかどうか、そして、そこで働く方が安心して老後を過ごすことができるかどうかを左右する仕事だからです。しかし、だからこそやりがいのある仕事だとも感じています。自信のあるものをつくって、それが認められる。スペシャリストのおもしろさがあると思います。

Challenge 02

理想の未来

「あの人に聞こう」と
言われる存在に。

まずは、年金営業やアセットマネジメントといった〈みずほ〉の幅広いフィールドもうまく活用しながら、アクチュアリーとしての専門性をさらに深めていきたいです。さらには、より全般的な知識を身につけ、深さだけでなく広さも構築していきたいと考えています。日々、仕事をするなかで民法や税金関連など周辺知識の必要性も強く感じるからです。そのため、現在はファイナンシャルプランナーの資格取得などを通じて知識を広げているところです。特定の領域しか知らない状態では、提案そのものが狭くなってしまう恐れがあります。知識をつけることで発想の幅も広がり、お客さま一社一社に合わせてよりベストな提案ができるようになるはずです。お客さまが困っていることに対して自分の持てるすべてを総動員し、わかりやすく解を示して喜んでいただく。年金アクチュアリーは私にとって本当にやりがいのある仕事です。いずれは、年金のことで何かお困りごとがあったときに「森さんに聞こう」と言われる存在になっていきたいですね。

Challenge 03

私のキャリア

  1. 2015年入社 TB 年金数理部

    年金数理の実務に関わりながら、資格取得をめざす。
    4年目に全科目に合格し、アクチュアリー資格を取得。

  2. 2021年 TB 年金コンサルティング部

    企業に対して年金制度・退職金制度のコンサルティング業務を行う。
    年金数理部での経験を活かしながら、お客さまとベストな仕組みを模索する。