Life & Career
信託のコンサルを
起点に、
先手の企業価値向上
を
実現する。
國富 勇希
2019年入社
企業戦略開発部
野球やバスケットボールなどのスポーツを通じて、自分自身が成長しようと努力すれば、周囲にその熱量が伝播してチーム全体が強くなっていくことを学ぶ。この考え方を現在の仕事にも活かし、大企業へのコンサルティング業務を行いながら、〈みずほ〉グループ内における勉強会で、自らの成果や学びを積極的にフィードバックしている。
My Values
人生・仕事の価値観
Value 01
価値観の源泉
自分の腕を磨く熱量が、
周囲の人に伝播する。
私の価値観の根底には、常に自分の腕を磨いていたいという想いがあります。その熱意が大きいほど周囲に伝わり、みんなで成長できる環境が醸成されると考えています。中学時代、野球やバスケットボールなどを通じて、チームワークの大切さを学びました。一方で、個人が成長しないとチームの総力も高まらないということも痛感。自分自身のスキルアップをめざして自主練習に励みました。するとその行動が周囲に伝わり、チームメイトも集まって自主練習をするようになったのです。自分が行動することで周囲に熱意が伝わっていく。そのことを身をもって知りました。
自分自身の成長が周囲に影響を与えていくということは、学生時代の塾講師のアルバイトでも強く実感していました。塾では講師の力がそのまま授業に反映されます。自分が知らないことは生徒に教えられません。仕事の責任を果たすためには、確かな知識を身に付けること、自分自身が成長することが大切だと知りました。そんな経験から、〈みずほ〉に入社してからも、社内で勉強会を開いたり、研修を企画したりしながら、周囲に良い影響を与えられるように努力を続けています。
Value 02
〈みずほ〉に決めた理由
〈みずほ〉なら
広い分野で専門性を
高められると感じた。
学生時代は、とにかく専門性の高い仕事を身に付けたいと考えていました。しかし、どのような分野の仕事をすべきなのか、ということは漠然としていました。それならキャリアフィールドが広い会社を選び、仕事をしながら自分に合った分野を見つけようと考えたのです。それが〈みずほ〉に注目した大きな理由でした。就活中から、銀行業務と信託業務の両方に強い関心を持っていましたね。配属前の内定者面談で、信託銀行にも配属される可能性があることを知り、専門性を最初から深めていくキャリアも面白いのではないかと感じ、信託銀行への配属を希望しました。
*当時は配属時に入社する会社が正式に決まっていましたが、現在は選考・内定時の入社コースによって決まります。
入社後は信託のRMとしてキャリアをスタートしました。お客さまと会話をしていくなかで感じたことは、会計や財務についてもっと深い知識を身に付けたいということ。自分の知識が増えれば、さらにお客さまに対して、説得力のある提案ができる。お客さまの意思決定を自分が直接的にサポートする仕事がしたいと考えるようになりました。そこで、ジョブ公募制度を利用して大企業向けのコンサルを行う現在の部署へ異動したのです。
My Challenges
起こしている変化
Challenge 01
独自の挑戦
企業価値を高めるために
グループの総力で
最適解を見つけ出す。
現在、私は企業戦略開発部に所属し、大企業向けに財務、税務、法務などを切り口として、企業価値向上に向けた財務資本戦略や事業承継などに関するコンサルティングを行っています。例えば、アクティビスト(物言う株主)が存在する企業へは、財務分析などを行い、株主から注目されるポイントについてディスカッションし、非効率な不動産を成長投資に回す提案をしたりするなど、その対応策を提案します。また、上場企業のオーナーに対しては株式承継のアドバイスをするなど、企業の未来に関わる重要な課題に取り組んでいます。無数にあるソリューションのなかから経営者にとって最適な解決策を見つけ提案できることにやりがいを感じています。深く掘り下げて問題を解決することの楽しさと、広い視野で解決策を提供することの意義、その両方を感じられていますね。
特に印象的だった仕事は、とある企業のホールディングス化に伴う案件でした。後継者を育てながら株式を承継していきたいという、経営者の想いを汲みながら、さまざまなプランを提示していきました。通常、このような仕事を担当する際は法人の経営戦略は経営コンサルティング会社が担当し、株式承継は税理士法人が担当することがほとんどです。しかし、私たち〈みずほ〉なら法人の戦略に基づいてオーナーの株式承継をどう進めるかを考え、提案し、実行することができます。プランニングの幅広さと顧客ニーズに一気通貫で応えられる体制が私たちの強みであり、存在意義だと感じています。
また、みずほ信託のコンサルティング部隊には大きな強みがあります。それは、金融業界でもいち早く事業承継分野からコンサルティング業務に注力してきたという実績。約35年分の知見が確実に蓄積されているのです。また、独自の教育体制によって若手社員が先輩からマンツーマンで学びながら一人前のコンサルタントに成長できる点も特徴です。私の知見もこの教育体制によって育まれていると感じています。今後は自分が得た知識を後輩に伝えると共に、次世代のコンサルタントたちの成長をサポートしていきたいです。
Challenge 02
理想の未来
お客さまが進みたい道を
選べるように。
信託がその起点に
なりたい。
現在、ニーズが高まっているのはアクティビスト対応です。例えば、日本の産業を支えているような企業が、アクティビストの介入により進みたい方向に進むことができないといった事例もあります。自社で考えているビジネスの方向性とアクティビストの意見が異なれば、アクティビストが保有する株式を自己株取得で買い取らざるを得ないこともあります。そうなると本来、成長投資をすべき部分に投資できなくなってしまう。そんな事態を防ぐためには、企業が先んじて株主戦略を練り実行し、企業価値を高める必要があります。だからこそ企業の株主構成、財務、ガバナンス等の多面的な視点で脆弱性を検証し、銀行や証券などの他のエンティティとも連携しながら、株主戦略をどうすべきかについて考え提案します。必要に応じてM&Aや資金調達など株主戦略の枠を超えて最適な解決策を提案することで、お客さまが本当に進みたい道を選択できるようにしているのです。
今後は、RMとコンサルティングの経験を活かして社員のスキルアップ支援を広げていきたいと考えています。特に信託のRMはコンサルティングの知見が不可欠です。社内で学びの機会を提供し、信託銀行の専門知識をグループ全体へ共有したいと考えています。
私がめざす理想の姿は、グループ内のみんなが切磋琢磨しながら仕事をしていくこと。そして、私自身がお客さまから最初に声をかけられる存在になることです。お客さまの企業価値向上を支援するためには、私自身が信託銀行のコンサルティング部隊として高い専門性を持つとともに、グループ全体で何ができるのかを把握し、〈みずほ〉としてベストな提案ができることが重要です。コンサルティング会社であれば、コンサル業務だけで終わるところを、私たちはコンサルから解決策の実行までをワンストップで対応できる力を持っています。これからも、信託銀行を起点に、グループ全体の力を最大限に活かし、その成長を牽引する存在をめざしていきます。
Challenge 03
私のキャリア
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2019年入社 TB 大阪信託総合営業部
信託銀行の総合営業窓口を担当。信託銀行のあらゆるプロダクツの最初の窓口としてお客さまのニーズを把握し、内容に合わせて各プロダクツの営業部など専門部隊をアレンジしソリューションを提案。信託銀行の大枠をつかむことができた。
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2022年 TB 企業戦略開発部
さらに自分の専門性を磨き、お客さまの意思決定をより直接的にサポートしたいと考え、ジョブ公募で異動。大企業へのコンサルティング業務を通じて企業価値の向上に貢献している。