Life & Career
データという原石を、
社会の価値に
磨き上げていく。
鹿志村 夏彦
2021年入社
デジタルマーケティング部
スポーツにおいても学問においても、常に新しい知識や経験を求めつづけてきた。その姿勢は〈みずほ〉で働く今も変わらない。現在担当している仕事はまさに、お客さまの求めに応じて膨大なデータを分析することで新しい価値を生み出していくもの。時に「宝の山」と称されるデータの可能性は無限大。追求はつづく。
My Values
人生・仕事の価値観
Value 01
価値観の源泉
未知の世界に挑み、
成果を世の中へ
還元したい。
こどもの頃から常に新しい世界に触れているのが好きで、スポーツひとつをとっても水泳、バスケ、マラソンと、それぞれの経験を活かしながら次のチャレンジをしてきました。同じような感覚で学問にも取り組んでいて、最先端の技術に触れたいと思い理工学部へ進学し、機械学習、データ分析へと領域を広げていきました。具体的には、畜産分野での牛の画像データを用いた個体識別をテーマに研究していました。研究そのものに魅力は感じていたものの、成果や論文が直接誰かの役に立ち、世の中を変えるイメージを持てなかったことから、技術とその成果をよりダイレクトに世の中へ還元したいと考えるようになりました。そんなときに興味を持ったのが、銀行の仕事。お金にまつわる膨大なデータを活用しながら、直接人の役に立つことができる。そう思い、大学院への進学ではなく、就職という道を選びました。
Value 02
〈みずほ〉に決めた理由
学んだことを、
広範な可能性のなかで
試したかった。
最も身近なデータって「お金」だと思うんです。それを活用して世の中に影響を与えられる。銀行の仕事をそう捉えなおしたときに興味が湧き、志望するようになりました。そのなかで〈みずほ〉を選んだのは、はじめから配属が決まっている専門コースではなく、本部のなかで理系素養を活かすという広範な可能性に魅力を感じたから。そのほうが学んできたことを、より多くの選択肢のなかで試せると思ったんです。そして何より〈みずほ〉は、選考を通じてさまざまな方の話を聞くなかで、目の前のお客さまだけでなく、より社会や産業に目が向いているように感じられたことが入社の決め手になりました。
My Challenges
起こしている変化
Challenge 01
独自の挑戦
膨大なデータから、
お客さまの求める
価値を見つけ出す。
私がいま担当しているのは、データビジネスの領域。〈みずほ〉が持っているデータを分析し、お客さまが必要としている「価値ある情報」としてご提供するという仕事です。これまでで最も喜ばれたのは、不動産会社さまへご提供した、エリアごとに不動産価格を算出する機械学習モデル。不動産は価格の付け方が難しいため、妥当かどうかを客観的に判断できるツールを求めていらっしゃいました。そこで私たちは、個人のお客さまが住宅購入のために利用された融資のデータを分析。エリアや物件情報から適正な価格を算定する機械学習モデルを構築しました。
データはよく「宝の山」と表現されますが、目の前のデータは、宝になる前の原石。お客さまが求める答えに対して意味があるものかどうか、因果関係を見出せたときに初めて価値を発揮するのです。先述のケースでも、何種類ものデータを不動産価格に影響するものかどうか、ひとつひとつ計算モデルに組み込み、お客さまに確認しながら精査してつくり上げていきました。今では価格設定の際に大いに活用いただいていると伺っています。データ分析は骨が折れますが、だからこそ価値あるデータをご提供できたときの達成感は大きい。案件ごとに対象となる業種や規模が異なり、多様で膨大なデータからあらゆる価値を生み出すことができる。データ分析の仕事は、まだまだ好奇心が尽きそうにありません。
Challenge 02
理想の未来
データ活用によって
必要な人に必要な情報が
行き届く社会へ。
膨大なデータのなかには、磨けば光る原石が数えきれないほど眠っています。一方で世の中を見渡したとき、必要とする人に必要なサービスが行き届いておらず、もったいないなと感じることが少なくありません。今よりもっとデータ活用が進めば、その現状を打ち破り、一人ひとりにより良いサービスを届けられるようになり、ひいてはより幸せな社会に近づいていくはずです。目の前にあるデータが意味のあるものか。どう活用していけばいいのか。その判断を下すのは、どこまでいっても人です。幸い〈みずほ〉には銀行・信託・証券の各分野のプロフェッショナルの知見があるほか、資格取得や大学など各種学校へ通うための自己啓発支援制度なども充実しています。実際、私も入社2年目の頃、会社の制度を利用し週1回程度大学へ通ってAI・機械学習に関する勉強をしていました。今後もそれらの環境を活用しながらデータ分析のスキルをさらに養い、埋もれた原石を発見し、磨き上げていきたい。お客さまにとっても、世の中にとっても、より価値のある宝を探し続けたいです。
Challenge 03
私のキャリア
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2021年入社 FG フロンティアビジネス推進部
銀行の保有するデータを活用した法人向けデータコンサルティング(分析担当)として、データビジネス高度化に携わる。
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2022年 BK デジタルマーケティング部
引き続きデータコンサルティングを担当し、住宅ローンデータをはじめとした行内データの活用によるマーケティング高度化も進めている。AI・機械学習についての知見を深めるため、〈みずほ〉の制度であるAI人材育成プログラムにも参画。