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Life & Career

国境を飛び越え、
投資の最適解を
届ける。

稲田 孔明

2016年入社
アセマネOneオルタナティブインベストメンツ株式会社(AMOAI)

子供の頃から算数や数学が好きで大学でも理工学部へ進学。数学を社会の根幹である金融に活かしたいとの思いから金融工学を専攻。身に付けた知識を磨き、社会に還元するスペシャリストを志向し、2016年にアセットマネジメントコースとして〈みずほ〉に入社。みずほ信託銀行の総合戦略運用部を経て、2019年より現職。

My Values

人生・仕事の価値観

Value 01

価値観の源泉

世界に飛び出し、
視野も選択肢も広げる。

日本から飛び出して、世界という広いフィールドで働きたいとずっと思っていました。私の父はIT関連の仕事で日本と海外を頻繁に行き来していたので、「海外へ行くと一気に世界が広がる」とよく話してくれました。全く話せなかった言語でも、日本語より流暢に話せるようになると父が背中で示してくれていたので、アジアでも欧州でも言葉はなんとかなると思えるようになりました。私はいま日本の機関投資家の方々に向けてアメリカや欧州など世界中の資産運用会社が運用するオルタナティブ商品をご紹介する仕事をしています。グローバルな視点で経済動向を把握し、海外の幅広い商品ラインナップからお客さまに最適な商品やソリューションを提供していける点にやりがいを感じています。先日もアメリカへ出張し、東から西までまわって運用会社の方々と対面でディスカッションをしてきました。最近、父にその話をしたら「ついにそういう仕事をするようになったか」と喜んでくれていましたね。

Value 02

〈みずほ〉に決めた理由

この国の投資意識を
変える挑戦を、
〈みずほ〉から。

学生時代は金融の問題を数学やプログラミングを使って解決する金融工学を専攻していました。中でも資産運用に関連した研究をしていたこともあり、就職活動をしていた当時から、アセットマネジメントの業界に身を置きたいと考えていました。学んできたことに直結する分野で仕事をしたかったんです。それともうひとつ。日本ではまだ投資がメジャーではないという状況を少しでも変えることができたら、という想いもありました。一人ひとりが豊かな将来を見据え、自分の資産について考えられる国にしていくために、力になりたいと考えたんです。〈みずほ〉を選んだのは、ちょうどその時、〈みずほ〉がビジネスの「第4の柱」として、アセットマネジメントに注力していくことを発表していて、運用会社再編の動きがあり気になっていたから。グループ間での人の動きも盛んだと聞いていたので、エンティティの垣根を越えてさまざまなアセットマネジメント関連のビジネスに携われるのではないかと思ったことが決め手になりました。

My Challenges

起こしている変化

Challenge 01

独自の挑戦

安定運用を叶える、
ファンド・オブ・ヘッジ
ファンズを推進。

私たちは、ヘッジファンドなどのオルタナティブ商品を目利き・選定し、直接投資のパイプを持たない投資家の方々の代わりとなって、投資機会を発掘・提供しています。最近では、一部の優良なヘッジファンドへの投資需要が過熱しており、受け入れ側であるヘッジファンドは新規資金の受け入れを厳格化、これまでAMOAI経由で投資していただいた資産が突如として返還されるケースも出てきています。もし返還されてしまえば、投資家の方々は何十億円という資産の投資先を一から検討しなければいけなくなります。またヘッジファンドの世界では運用者のスキルにパフォーマンスが依存するという側面があり、いかに良いファンドを目利き・選定するかが重要になります。このような課題に資するスキームとしてファンド・オブ・ヘッジファンズというものがあります。これは複数のヘッジファンドを一つのポートフォリオにパッケージ化して提供する投資形態のため、資金返還リスクにも柔軟に対応でき、ポートフォリオ内での機動的な投資判断により、運用効率の向上が期待できるのです。

私はいま、このファンド・オブ・ヘッジファンズのアシスタントとして、組み入れるファンドやポートフォリオ全体のきめ細やかなモニタリング、投資家宛てのレポーティングを担当しています。会社として投資先の選定や運用まで任せていただくことで、リスクを分散しながら安定的な運用を実現しようとしているのです。私がAMOAIに来て1年が経った頃、コロナ禍で市場が大きく乱れ、当時担当していたプロダクトにおいて1日ごとに数億円規模で資産が減少し続けるという時期がありました。お客さまの資産を預かる立場としてマーケットの恐さを肌で感じましたね。私たちはすぐにあらゆる情報をかき集め、意見を出し合い、短期的な視点で判断せず投資を継続することが最善だという決定をくだしました。その後パフォーマンスは回復し、お客さまに安心したという声をいただくなど、結果的に正しい選択ができたと考えています。ファンド・オブ・ヘッジファンズというソリューションにおいても、お客さまの立場に立ち、何が最善かを常に考えながら、お客さまの安定運用の一助になれればと思い、日々業務に取り組んでいます。

Challenge 02

理想の未来

グローバルに活躍し、
より頼られる人へ。

AMOAIへ来て、アセットマネジメントにはグローバルな視点が必須であり、日本という枠の中では成り立たないビジネスであることを痛感しています。海外商品も含めて検討しなければ日本の投資家の方々に提供できるソリューションが限られてしまうからです。今後のキャリアを見据えても、グローバルに活躍できる人材になりたいという思いがありますので、ビジネス英会話力を磨いたり、海外の運用会社から配信されるレポートを読みこんだりしながら日々自己研鑽を続けているところです。また、信頼関係を築くために、迅速な情報提供やお客さまが気づいていない視点での提案を心がけるようにしています。「あなたになら資産を安心して託すことができる」。そう言ってもらえるような提案や運用ができる、より頼られる人になっていきたいですね。

Challenge 03

私のキャリア

  1. 2016年入社 TB 総合戦略運用部

    企業年金の運用ポートフォリオについて、定量分析による課題抽出と投資戦略提案や、バランス型運用ファンドの運用企画に従事。

  2. 2019年 アセマネOneオルタナティブインベストメンツ株式会社

    オルタナティブ商品をはじめ、ファンド・オブ・ヘッジファンズの運用、管理、オペレーション全般に携わる。