ページの先頭です

マーケティング 劉 宇

「データ分析力」を活かし、お客さまへの最適なアプローチを追い求める

現在、私が所属する部署は個人向けの金融商品を訴求するためのターゲットやチャネル、タイミングといったお客さまへのアプローチの最適化をめざし、カスタマージャーニーマップを創り上げるためのさまざまな取り組みを実施しています。その中でも私は、メールやWEBサイトを通じてお客さまに新しい金融体験の提供や金融商品の紹介を行うなど、次世代の新しいマーケティング手法の研究と開発に精力的に取り組んでいます。その一つが、デジタルアナリティクスツールを活用した「50代から考えるこれからの暮らしとおかねのはなし」というWEBサイトです。サイトを訪れたお客さまのWEB上に滞在する時間や検索項目を定期的に取得し、お客さまの趣味趣向や行動の分析を行うのです。

ただし目的は分析だけにとどまらず、お客さまへの最適なアプローチを追い求めています。世界一の長寿国、ニッポン。お客さまの100年ライフを見据えた資産運用の重要性は増す一方ですが、日本人の投資や運用への抵抗感は拭いきれません。お客さまの資産運用に関する潜在的なニーズを発掘して金融リテラシーの向上につなげるためにも、把握した情報と外部の知見を組み合わせて、お客さま一人ひとりへの最適なアプローチを実現させたいと考えています。

  • 写真

最先端のテクノロジーを駆使してお客さまの“真実”に迫っていく醍醐味

デジタルイノベーションが加速する現代において、多様なお客さまニーズに対応するためには、ビッグデータを活用したより高度なマーケティング手法が求められています。従来は、決済など金融イベントを根拠としてお客さまの金融に関する考え方を把握し、サービスを提供するイベント・ベースド・マーケティングが中心でした。しかし現在は、イベント発生の予兆となる行動を把握することで、イベント発生前に提案を実施するビヘイビア・ベースド・マーケティングへと軸足を移しています。お客さま自身が課題やニーズを把握できないほど複雑化する現代においては、行動発生を予測してより早い段階でお客さまに働きかける必要があるからです。お客さまを深く理解するために、まずはニーズを検知し、それに合わせて金融商品はもちろん、必要なコンサルティングやコンテンツ、情報といった多様なサービスを提供できる形へと進化しているのです。

業務の中で心がけているのは、持続的なPDCAサイクルの実行です。マーケティングの世界に“絶対”はなく、すべて仮説を立てて検証しながら進めます。いかにPDCAサイクルをスピーディに回すかで、最終的にもたらす結果の質に大きな影響が出るのです。回していく中で具体的な方向性を決めながら、新しいデータを取り入れて改善することにより、どんどん真実に近づいていく。いわば、トレジャーハンターの感覚で、データから手がかりを探し、経験からくる直感も活かして目標をめざす。この真実に近づくプロセスに面白さを感じています。

最適なターゲット、チャネル、タイミングで最適な金融商品を提供できるマーケティング環境をつくることは、お客さまの人生に貢献することにつながり、利益だけを求めるビジネスとは違う醍醐味を感じています。<みずほ>という金融変革の最前線を担うグローバルワイドなフィールドで他の領域も含めた新しい知識を積極的に取り入れ、新しい金融サービスの創出につなげていきたいと考えています。