Life & Career
“法人”と“個人”、
二つの顔を持つ
経営者。
その人生に伴走し、
社会を変える。
筒井 博貴
2006年入社
ウェルスアドバイザリー部
中小企業を営む祖父の姿から、経営者が社員のみならず、自身の家族を守る覚悟やその難しさを感じていることを知る。また大学浪人を機に生き方を見つめ直した際、社会に良い影響を与えたい、そんな存在である“経営者”として歩む人を全面的に支援したいと思い至る。その結果、経営者など超富裕層のお客さまと深い信頼関係を築き、その人生に寄り添うことができるプライベートバンカーを志す。2014年より現職。
My Values
人生・仕事の価値観
Value 01
価値観の源泉
目の前の人を幸せにし、
社会にプラスの影響を。
自分の生き方について深く考えたのは、大学浪人を経験し、自らの価値に疑問を抱いた苦い経験から。価値のある人間とは?を考えつづけ、たどり着いた答えが「目の前にいる人を幸せにしながら、より広い範囲へプラスの影響を与える人」でした。自分も将来そんな人間になるため、就職活動の際には、今まさにそういう存在である「経営者」に深く関われる仕事を探しました。そして出会ったのが、プライベートバンカー。経営者として歩む一人の人生を支え、ご家族も含めてライフプランの実現をサポートすることができる仕事です。上場企業の経営者をはじめとした超富裕層の方たちと向き合い、役に立つのはもちろんのこと、その範囲はお客さまお一人に留まらず、お客さまの大切なご家族、さらにそこから広がる社会へと、プラスの影響を与えることができるのではないかと思ったんです。
Value 02
〈みずほ〉に決めた理由
自身の理想を叶える、
最適なフィールド。
〈みずほ〉を選んだのは、ちょうどプライベートバンキングに関する会社をつくるという話を聞き、この分野に力を入れていると知ったからです。プライベートバンカーとして、清濁併せ呑みながらお客さまの本質に迫り、幸せを提供し、自分自身も学びながら社会にプラスの影響を与える。そんな理想に〈みずほ〉なら近づけると考えました。それだけでなく、One MIZUHOという体制にも魅力を感じていました。経営者に一個人として信頼していただくためには、さまざまな知識や経験が不可欠ですから、横断的に知見を積むチャンスがある組織を選んだのです。実際に入社してみて、グループ会社間の物理的な距離が近く、電話1本で各分野の専門家に相談ができることはもちろん、私自身もトレーニー制度を活用し信託や証券を経験し視野を広げ、専門性の幹を太くすることができました。また、会社を越えたチームでお客さまに最適なソリューションを提供することもできています。自分の力で貢献することはもちろん、組織として最高の価値を提供し、社会に良い影響を与えられるようになりたいです。
My Challenges
起こしている変化
Challenge 01
独自の挑戦
あらゆるご要望に、
ワンストップで応える。
プライベートバンカーとして向き合うお客さまは、上場企業を創業した経営者やそのご一族など超富裕層の方々です。お客さまの持続的な幸せの最大化と企業価値の向上に尽力することが私の仕事。経営者の人生により添い、お悩みを聞き、その解決方法を考えることは非常に楽しいですし、本気で業界や社会を変えようとされている方ばかりですので、おのずと自分の視座も高まります。時にはご家族のことなどプライベートなご要望もありますので、資産管理や運用、承継、不動産、会社経営に伴うM&A、ベンチャー投資などの金融サービスはもちろんのこと、非金融を含めたさまざまな知識が求められます。その点、〈みずほ〉がOne MIZUHOだからこそ持つ多様なソリューションは、お客さまのご要望をワンストップで叶える上で大いに役立っていると感じます。さらに〈みずほ〉は会社の垣根を越えた一体運営でもあるため、お客さまの想いに寄り添った、オーダーメイドな解決方法を示すこともできます。例えば、ある創業者一族の方から会社の立ち上げのご相談をいただき、事業戦略を一緒に描いたときのことです。必要な不動産をみずほ信託銀行が探し、取引先の建築業者をつなぐことで、その方の想いを象徴するビルを建築するに至りました。私の役割は、オーケストラで言えば指揮者のような存在です。〈みずほ〉という多彩な楽団からベストな音楽を奏でられるメンバーを集めて届けられるのが、〈みずほ〉ならではの価値ではないかと思います。
Challenge 02
理想の未来
ウェルスマネジメントを
さらなる高みへ。
プライベートバンカーは一族全体の資産を管理する人、という一般的なイメージがあると思います。しかし激変の時代においてお客さまは、個人やご家族の課題解決はもちろんのこと、経営者として既存事業の再構築、新規事業へのチャレンジをも行う必要が往々にして発生します。そうなったときに筒井を呼び、「個人の資産だけではなく、新規事業を含め経営全般を見てくれるか?」という相談をしてもらえる存在になることが今の目標です。経営者は、法人のオーナーである前に一人の個人です。誰でもそうだと思いますが、本当に悩むとき、腹を割って相談できる人は限られますよね。だからこそ、お客さまが何か課題解決に取り組むとき、その隣にいる存在でありたいと思っています。お客さまの人生をともに背負うという決意を持っているので、お客さまにとって唯一無二の存在になるため、また企業価値向上に資するものだったら、知識・経験・人脈…なんだって取りに行きますよ。そんな姿勢を見せていくことで、ウェルスマネジメントの面白さ、やりがいを伝播し、〈みずほ〉のウェルスマネジメント全体のレベルがさらに高まっていくことをめざしています。そうして、お客さま一人ひとりにより深く貢献し、さらにそのプラスの影響を、広く社会へと及ぼすことのできる組織をつくっていきたいですね。
Challenge 03
私のキャリア
-
2006年入社 BK 八尾支店
個人RMとしてお客さまの人生を幸せにしたいという志を持ち、
運用や相続などのコンサルティング提案の経験を積む。 -
2008年 SC プライベートバンキング部・渋谷支店等
より株式等の知見を深めたいと考え、トレーニー制度にてみずほ証券へ。
リーマンショックの変動を目の当たりにし、証券業務のノウハウを学ぶ。 -
2009年 BK 八重洲口支店
ふたたび銀行へ(この間、トレーニー制度にてTBも経験)。
証券業務を経て広げた視点で、大企業・中小企業の経営者の運用を支える。 -
2014年 みずほプライベートウェルスマネジメント株式会社
上場企業や大企業の経営者と接し、業界や社会全体を見据える視座を学ぶ。
社会に広く影響力を持つ企業の経営者からの相談を受ける。 -
2022年 BK ウェルスアドバイザリー部
プライベートバンカーとして、お客さまとご家族の幸せの最大化に貢献するだけではなく、持続的な企業価値向上を支援し、次の道筋を示せる存在になることをめざす。