Life & Career
前例に縛られない
発想と、
信託の専門性で、
ビジネスの限界を
超えていく。
近藤 永吉
2016年入社
信託プロダクツ営業部
学生時代は野球に打ち込む日々で、社会に出た当初も、まだ自身の適性を明確に描けていたわけではなかった。だが、〈みずほ〉でのキャリアの中で信託の業務に出会い、自分が最も力を発揮できるフィールドを見つけることに。信託プロダクツの、前例のないところからスキームを創り上げている、全体を見渡しながら形にしていくプロセスに、自分の力が活きると感じている。
My Values
人生・仕事の価値観
Value 01
価値観の源泉
深く入り込むことで、
世界の見え方が変わる。
幼い頃から私は、一つのことにのめり込む性格でした。野球を始めたのは幼稚園の頃。大学までの15年以上、生活の中心には常に野球がありました。他のことには目もくれず、ただ「もっと上手くなりたい」という一心から、「なぜエラーするのか」「もっと打球を遠くに飛ばすにはどこを改善すればよいか」と、「野球」という一つのテーマを多面的に深く掘り下げ続けていました。大学生で出会った麻雀も、私にとっては『探求の対象』でした。確率、他者の心理、状況判断が絡み合う世界であり、どれだけ考えても答えが一つに定まらない。探れば探るほど視野が広がり、思い込みが崩される感覚を味わいました。当時の『探求の快感』は、いま振り返ると、その後のキャリアの根底を形づくっているように感じます。できない理由ではなく、どうすればできるかを探る姿勢。そして、未知の世界に対し、ロジックを一つひとつ積み上げながら、形にしていく工程を私に示してくれていたのです。それは、野球でフォームの微調整を繰り返し、麻雀で確率と心理を読み解いたときと同じように、信託は私が本来大好きな世界そのものだったのです。
Value 02
〈みずほ〉に決めた理由
人に惹かれ、
可能性の幅に
未来を感じた。
就職活動を始めた当時の私は、「これがやりたい」という確固たる軸を持っていませんでした。だからこそ、私は「誰と働くか」を重視していました。〈みずほ〉の人たちと初めて話したとき、驚くほど自然体でいられたことを今でも覚えています。学生に対しても誠実に向き合い、表面的でない言葉で応えてくれる。その姿勢に触れ、「この人たちとなら成長できる」と素直に感じました。
もう一つ惹かれたのは、〈みずほ〉特有のキャリアの広さでした。当時からグループ合同採用を行なっていて、銀行・信託・証券の境界線を軽々と越えていける環境が整っていました。将来、何をしたいのかが明確でなくても、選択肢を狭めずに挑戦できる場所があったのです。その柔軟性は、就職活動中の自分にとって大きな安心につながりました。グループの中には本当にいろいろな部署や役割があり、さまざまな活躍の場がありました。「ここで自分の進む道を見つけていけばいい」と思えたことも、〈みずほ〉を選んだ大きな理由です。入社後、信託への異動が、結果的に自分の可能性を広げる転機となりました。
My Challenges
起こしている変化
Challenge 01
独自の挑戦
前例がない世界で、
ロジックを積み上げ
かたちを創る。
信託プロダクツの世界では、決まった「型」がないところから作り上げる力が求められます。企業が抱える課題は実に様々です。だからこそ、課題に向き合い、どうすれば解決に向けて形にできるのかを自分で考え抜く姿勢が必要になります。それはいかに『前例に縛られない思考』を持てるかということ。誰もやったことのない領域でも、論点を整理し、仕組みをつくり上げていく。そのプロセスそのものに面白さを感じたのです。特に印象に残っているのが、スタートアップ企業を支援したときの案件です。同社の BtoB プラットフォームは、企業同士の取引をオンラインで完結できるサービス。しかし、取引の中でお金が一時的にサービス運営会社に預けられ、滞留する仕組みになっており、大企業はその点をリスクと捉えて利用拡大が進みませんでした。スタートアップの新しいサービスほど、前例がないためリスクが指摘されやすいものです。そこで私たちは、資金が滞留しないような仕組みを再設計し、リスクを切り離すことで「安心して使える形」につくり替えました。結果として、サービス利用は広がり、スタートアップ企業は事業拡大の足がかりをつかむことができたのです。
信託には、まもる(倒産隔離)、かたがわる(支払代行)、わける(受益権の設定)、たばねる(資産集約)、うつす(受益権の移転)といった5つの基本機能があります。それらの機能を組み合わせることで、さまざまな課題にフィットする形を生み出せるのです。例えば、東証から要請されている株式の流動性を高める株式信託スキーム、企業買収を円滑化するための買収資金保全信託スキーム、資金調達を多様化するための保有資産に着目した信託ファイナンススキームなど、これまで手がけたオーダーメイド型案件の資産規模は数百億円規模が中心で、中には1兆円を超える案件もあります。前例のない課題に対し「できない理由」ではなく「どうすれば実現できるか」を考え続けること。それが、私の変化の起点です。
Challenge 02
理想の未来
信託を、
面で使える
武器にしたい。
信託には企業の成長を支え、課題を前へ進める力があります。信託の最前線にいる私は、信託には無限大の価値や可能性があることを身をもって実感しています。それゆえに、その価値や可能性がまだ社内外に十分浸透しきっていないと感じることもあります。しかし、それこそが伸びしろです。自由に解決策を探せるこの領域を、〈みずほ〉の中でもっと『当たり前の選択肢』にしたい。点ではなく面で使える武器にしていく必要があると感じています。
一方で、信託を面で活かすためには、私自身の専門性をさらに広げることが欠かせません。信託スキームは企業の資本政策、資金調達、法務・税務など多くの領域と結びつくため、現在は周辺領域を社内インターンで学んでいます。複数の視点を持つことで、より複雑な課題にも構造的にアプローチできると考え、将来的には銀行のファイナンスアレンジ部署にも挑戦したいと思っています。最終的にめざす姿は「近藤に相談すれば何とかなる」と言われる存在になること。そしてさらに、属人的ではなく、〈みずほ〉全体が信託を自然に使いこなせる状態をつくることです。営業が信託の価値を理解し提案に組み込むこと、プロダクツがより使いやすい形で提示すること、組織として成功事例を横展開すること──これらを積み重ね、「信託なら解決できるよね」と自然に思い浮かぶ状態を作りたい。その実現に向けて、自分の引き出しも、組織の引き出しもさらに広げていくつもりです。
Challenge 03
私のキャリア
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2016年入社 BK 大船支店
中堅・中小企業を担当。法人営業の基礎を学ぶ。
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2018年 TB 大阪信託総合営業部
大企業RMとして信託の基礎と難しさに触れる。オーダーメイド信託案件で信託の自由度に魅了される。
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2020年 TB 信託プロダクツ営業部
オーダーメイド型スキームの組成に従事。成長企業に対する資金調達や事業拡大支援、時流を捉えた新スキームの推進等を担当。