Life & Career
動く。巻き込む。
〈みずほ〉を信じ、
託していただくために。
渡邉 晃
2003年入社
信託ソリューション第三部
就活生の頃はちょうど氷河期。すこしでも有利になるよう資格を取得するも、人の役に立ってこそ意味があると気づく。最も役に立てることを模索するなかで世の中の潤滑油であるお金に関わる仕事をしたいと思い金融の道へ。現在は信託銀行の法人RMとしてお客さまのお困りごとの窓口を担い、不動産から年金、証券、コーポレートガバナンスコードの遵守など幅広い分野のご相談を受けている。
My Values
人生・仕事の価値観
Value 01
価値観の源泉
ワークとライフは一体。
どちらをとるかではなく
循環するものだと思う。
もし、宝くじが当たったとして、働くのを辞めるかと問われたら、私は辞めない気がするんです。誰かの役に立ち、そのプロセスのなかで自分も成長していく。それこそが人生そのものなんじゃないか、と思うからです。だから「ワークライフバランス」という言葉にも違和感があるんですよね。両者は対立するものではなく一体。ワークとライフそれぞれがうまくいき、好影響を及ぼし合う、そんな「循環」が理想の状態だと考えています。
そんな自分の価値観に気づいたのは大学時代。就職氷河期だったため、当時は、少しでも有利になるようにファイナンシャルプランナーや宅建などの資格を取得していました。ただ、資格やスキルというのは、技であり手段。磨く努力は必要ですが、それをなんのために使うのか、目的のほうが重要だと気づいたんです。そして自分は、誰かの役に立ってこそ初めて努力が意味を成すと考えるようになりました。家庭を持ったいま、家族が最も大切だという前提はありますが、人への貢献と自分の成長の良い循環をめざし続けています。
Value 02
〈みずほ〉に決めた理由
不動産の多い国だから
不動産に強い
みずほ信託を選んだ。
経済学部だったこともあり、個人の生活も企業活動も、お金という潤滑油があるから滑らかに動くと考えていました。だからこそお金に関わる仕事がしたいと思い、たどり着いたのが銀行業界でした。個人のライフプランをより良くしていくこともできる上に、世の中のあらゆる業界や企業で役に立つことができると思ったからです。そこから検討したのは、どの分野で貢献価値を高めていけそうかということ。日本は国内資産の1/4を不動産が占めるほどの不動産大国。総額は3200兆円にも及ぶと言われています。だとすれば、不動産の営業ができれば、相手が個人でも大企業でも、さまざまな場面で役に立つことができる。そう思い、不動産を扱うことができる信託銀行に的を絞り、なかでも「不動産の〈みずほ〉」と称されるほどの取引基盤を持つみずほ信託への入社を決めました。
入社当初は不動産への意識が高かったのですが、信託銀行の可能性の大きさを日々実感しています。そもそも信託銀行の役割は、お客さまの資産の運用や管理を幅広く託していただくこと。提供するサービスも多岐にわたります。不動産だけでなく、年金、証券代行、最近ではアクティビスト(モノ言う株主)への対応策など…。世の中の変化に合わせ、日進月歩で新しい商品が生まれてくるため、日々経験と知識を増やし成長を実感できています。
My Challenges
起こしている変化
Challenge 01
独自の挑戦
お客さまも気づかない
真のニーズに、
部署横断で応える。
私がいま所属している信託ソリューション部門は、信託の商品に幅広く精通した水先案内人です。この仕事の醍醐味は、まさにこの“幅広さ”。お客さまはもちろん、みずほグループの社員でも、信託の膨大なソリューションを把握することは難しい。その中から最適解を導き、お客さまごとオーダーメイドのご提案をするためには、幅広く商品知識を持つこの部門が不可欠なのです。もちろん、自分たちだけで解決するのではなく、必要に応じて専門部署を巻き込んでいく幅広いリレーションも持っているため、“ハブ”となるポジションでもあります。さらに〈みずほ〉では部署を超えたナレッジ共有もしているため、いまも知見を広げることができています。
また、みずほ信託銀行の強みとして、お客さま先でも幅広く関係構築できるという点が挙げられます。お客さまに年金のお話をする際には人事部、ファイナンス関連では財務部、不動産だと総務部…など、さまざまな部署の担当者さまと関わりを持つことができます。個別には気づくことが困難な潜在的な課題に気づき、全体最適で真にお客さまが求めている提案ができるのです。
例えば、ある大手飲料メーカーグループさまへのご提案が印象に残っていますね。通常、年金制度はグループ各社で個別に運営されますが、グループ一体での年金制度とすることでコストを削減し、さらにガバナンスを強化できる仕組みをご提案しました。当時まだ飲料業界ではほぼ事例がなかったのですが、〈みずほ〉内で他業界での成功例を共有していたことが奏功しました。加えて、そのお客さまの不動産取引に関連して、グループ年金を活用した税務戦略のご提案もできました。グループ全体で管理コストを引き下げられるだけでなく、資産運用まで可能にするスキームを築き「さすが〈みずほ〉だね」とご評価いただきました。私自身の成長だけでなく、それをお客さまや世の中に役立てられることが、大きな喜びとなっています。
Challenge 02
理想の未来
誰もが
生き生きと働ける
仕組みを整えたい。
現在、法人RMとしてお客さまを担当しながら、チームメンバーをまとめる次長職も務めています。〈みずほ〉のブランドスローガンである「ともに挑む。ともに実る。」を体現しながら、メンバーとともに5社、10社と貢献できる企業の数を増やしていきます。近年のトレンドとして、世の中が少しずつ「人的資本」にフォーカスしつつあることを感じます。会社といっても個人の集合体。労働人口が減少するなかで、そこで働く人が前向きな気持ちで勤務できなければ、会社は成り立たなくなってしまいます。ライフステージや時代の変化によって、あるいは個人によっても大切にしたいものは異なります。企業としてはそんな多様な価値観に、どんな制度や働き方で応えていくのかが問われます。幸い、私たちはお客さまに対してそんな制度を提案し、変化を起こすことのできるポジションにあります。従業員さま一人ひとりがどんなステージでいてもいきいきと働ける。お客さまの応援団として、そんな仕組みをご提案することでも役に立っていきたいです。
Challenge 03
私のキャリア
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2003年入社 TB 新宿支店
研修を経て個人RMとして約2年間の営業を担当。
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2005年 TB 大阪支店
個人RMを経て法人RMとして電力・鉄鋼業界の上場企業を担当。
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2009年 TB 本店営業二部
法人RMとして上場企業を担当。不動産や年金をはじめとした信託プロダクト全般のスキルを習得。
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2013年 BK 新宿営業部
信託銀行から銀行へ異動し、約4年間上場企業を担当。
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2017年 TB 年金コンサルティング部
信託銀行へ戻り、年金領域の業務を担当。
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2021年 TB 総合営業第四部、信託ソリューション第三部
みずほ信託の幅広いソリューションを組み合わせ、お客さまの潜在ニーズに合わせたご提案を行い、信託ビジネス全般を推進。