第5【経理の状況】

1.当行の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という)に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しております。

  なお、当連結会計年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の連結財務諸表に含まれる比較情報については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成24年9月21日内閣府令第61号)附則第3条第2項により、改正前の連結財務諸表規則に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類については、「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」(平成25年9月27日内閣府令第63号)附則第2項により、改正前の銀行法施行規則に準拠しております。

 

2.当行の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という)に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類は、「銀行法施行規則」(昭和57年大蔵省令第10号)に準拠しております。

  なお、当事業年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の財務諸表に含まれる比較情報については、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成24年9月21日内閣府令第61号)附則第2条第2項により、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しておりますが、資産及び負債の分類並びに収益及び費用の分類については、「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」(平成25年9月27日内閣府令第63号)附則第2項により、改正前の銀行法施行規則に準拠しております。

 

3.当行は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(自平成25年4月1日 至平成26年3月31日)の連結財務諸表及び事業年度(自平成25年4月1日 至平成26年3月31日)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人の監査証明を受けております。

4.当行は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。具体的には、会計基準等の内容把握や変更等について適切に対応するために、公益財団法人財務会計基準機構や一般社団法人全国銀行協会等の関係諸団体へ加入し情報収集を図り、積極的に意見発信を行うとともに、同機構等の行う研修に参加しております。また、重要な会計基準の変更等については、取締役会等へ適切に付議・報告を行っております。

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

資産の部

 

 

現金預け金

※8 5,505,074

※8 19,415,640

コールローン及び買入手形

518,958

479,655

買現先勘定

9,008,854

729,856

債券貸借取引支払保証金

5,632,635

388,060

買入金銭債権

128,996

3,205,466

特定取引資産

※8 13,830,973

※8 4,783,631

金銭の信託

95,949

2,808

有価証券

※1,※2,※8,※16 26,253,697

※1,※2,※8,※16 41,662,369

貸出金

※3,※4,※5,※6,※7,※8,※9 32,136,538

※3,※4,※5,※6,※7,※8,※9 66,880,997

外国為替

※7 1,303,815

※7 1,564,543

金融派生商品

4,313,012

2,828,725

その他資産

※8 2,012,546

※8 1,499,765

有形固定資産

※11,※12 142,014

※11,※12 840,702

建物

37,748

287,438

土地

※10 68,243

※10 428,449

リース資産

1,444

16,918

建設仮勘定

8,801

34,770

その他の有形固定資産

25,776

73,126

無形固定資産

146,934

362,055

ソフトウエア

73,543

233,558

のれん

1,742

11,262

リース資産

1,153

4,311

その他の無形固定資産

70,495

112,922

退職給付に係る資産

356,371

繰延税金資産

13,931

70,346

支払承諾見返

3,357,843

4,569,520

貸倒引当金

350,084

597,281

投資損失引当金

22

16

資産の部合計

104,051,669

149,043,219

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

負債の部

 

 

預金

※8 23,320,041

※8 86,947,394

譲渡性預金

10,981,877

11,746,394

コールマネー及び売渡手形

※8 13,349,648

※8 6,071,334

売現先勘定

※8 17,446,042

※8 7,690,487

債券貸借取引受入担保金

※8 7,716,017

※8 3,159,574

コマーシャル・ペーパー

472,718

677,459

特定取引負債

7,703,703

2,929,729

借用金

※8,※13 3,036,265

※8,※13 7,422,832

外国為替

207,855

412,457

短期社債

352,400

112,468

社債

※14 3,949,621

※14 4,032,847

金融派生商品

4,398,067

3,009,535

その他負債

2,246,637

2,146,087

賞与引当金

29,854

21,753

退職給付引当金

17,949

退職給付に係る負債

5,684

役員退職慰労引当金

516

401

貸出金売却損失引当金

48

1,259

偶発損失引当金

3,314

6,309

睡眠預金払戻損失引当金

15,307

債券払戻損失引当金

54,956

特別法上の引当金

1,203

繰延税金負債

84,303

32,245

再評価に係る繰延税金負債

※10 16,209

※10 81,060

支払承諾

3,357,843

4,569,520

負債の部合計

98,692,140

141,147,101

純資産の部

 

 

資本金

1,404,065

1,404,065

資本剰余金

1,039,244

2,286,795

利益剰余金

1,169,101

1,951,263

株主資本合計

3,612,411

5,642,124

その他有価証券評価差額金

468,397

614,488

繰延ヘッジ損益

84,315

3,673

土地再評価差額金

※10 27,375

※10 140,745

為替換算調整勘定

86,335

32,054

退職給付に係る調整累計額

9,822

その他の包括利益累計額合計

493,752

709,683

少数株主持分

1,253,365

1,544,310

純資産の部合計

5,359,529

7,896,118

負債及び純資産の部合計

104,051,669

149,043,219

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

経常収益

1,547,693

2,020,951

資金運用収益

785,667

1,195,512

貸出金利息

443,717

787,733

有価証券利息配当金

195,089

273,849

コールローン利息及び買入手形利息

5,373

5,893

買現先利息

52,381

6,988

債券貸借取引受入利息

10,738

1,096

預け金利息

19,011

33,723

その他の受入利息

59,355

86,226

役務取引等収益

275,494

385,285

特定取引収益

189,238

49,420

その他業務収益

225,820

150,062

その他経常収益

71,472

240,671

貸倒引当金戻入益

93,141

償却債権取立益

11,206

18,582

その他の経常収益

※1 60,266

※1 128,947

経常費用

1,189,300

1,255,370

資金調達費用

299,528

261,662

預金利息

70,207

97,996

譲渡性預金利息

30,055

26,468

コールマネー利息及び売渡手形利息

35,657

12,225

売現先利息

53,655

11,072

債券貸借取引支払利息

10,703

4,925

コマーシャル・ペーパー利息

1,676

1,809

借用金利息

29,449

36,281

短期社債利息

429

296

社債利息

41,025

48,029

その他の支払利息

26,666

22,556

役務取引等費用

44,907

76,039

特定取引費用

889

その他業務費用

72,842

100,515

営業経費

491,935

728,129

その他経常費用

280,086

88,134

貸倒引当金繰入額

125,557

その他の経常費用

※2 154,529

※2 88,134

経常利益

358,393

765,580

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

特別利益

16,399

12,655

固定資産処分益

687

282

負ののれん発生益

11,742

5,621

その他の特別利益

※3 3,969

※3 6,751

特別損失

46,206

9,018

固定資産処分損

1,670

3,833

減損損失

3,338

5,184

その他の特別損失

※4 41,197

※4

税金等調整前当期純利益

328,586

769,218

法人税、住民税及び事業税

35,575

87,442

法人税等還付税額

14,158

3,892

法人税等調整額

10,868

133,289

法人税等合計

10,548

216,839

少数株主損益調整前当期純利益

318,037

552,379

少数株主利益

58,139

63,700

当期純利益

259,898

488,678

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

少数株主損益調整前当期純利益

318,037

552,379

その他の包括利益

※1 491,691

※1 105,983

その他有価証券評価差額金

470,006

146,777

繰延ヘッジ損益

3,259

54,274

土地再評価差額金

3

為替換算調整勘定

11,926

9,992

持分法適用会社に対する持分相当額

6,498

3,483

包括利益

809,728

658,362

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

749,068

588,268

少数株主に係る包括利益

60,660

70,093

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

当期首残高

1,404,065

1,039,244

1,048,463

3,491,772

当期変動額

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

140,438

140,438

当期純利益

 

 

259,898

259,898

土地再評価差額金の取崩

 

 

1,178

1,178

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

当期変動額合計

120,638

120,638

当期末残高

1,404,065

1,039,244

1,169,101

3,612,411

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

393

81,056

28,554

104,243

5,760

1,235,126

4,732,660

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

140,438

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

259,898

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

 

 

1,178

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

468,004

3,259

1,178

17,907

487,992

18,238

506,230

当期変動額合計

468,004

3,259

1,178

17,907

487,992

18,238

626,869

当期末残高

468,397

84,315

27,375

86,335

493,752

1,253,365

5,359,529

 

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

当期首残高

1,404,065

1,039,244

1,169,101

3,612,411

当期変動額

 

 

 

 

剰余金の配当

 

383,919

170,509

554,429

当期純利益

 

 

488,678

488,678

土地再評価差額金の取崩

 

 

1,604

1,604

合併による増加

 

1,631,471

489,644

2,121,115

連結範囲の変動

 

 

27,256

27,256

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

当期変動額合計

1,247,551

782,161

2,029,713

当期末残高

1,404,065

2,286,795

1,951,263

5,642,124

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

退職給付に係る調整累計額

その他の包括利益累計額合計

当期首残高

468,397

84,315

27,375

86,335

493,752

1,253,365

5,359,529

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

554,429

当期純利益

 

 

 

 

 

 

 

488,678

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

 

 

1,604

合併による増加

 

 

 

 

 

 

 

2,121,115

連結範囲の変動

 

 

 

 

 

 

 

27,256

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

146,091

87,988

113,369

54,281

9,822

215,930

290,944

506,875

当期変動額合計

146,091

87,988

113,369

54,281

9,822

215,930

290,944

2,536,589

当期末残高

614,488

3,673

140,745

32,054

9,822

709,683

1,544,310

7,896,118

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

328,586

769,218

減価償却費

50,723

94,303

減損損失

3,338

5,184

のれん償却額

217

685

負ののれん発生益

11,742

5,621

持分法による投資損益(△は益)

2,292

7,448

貸倒引当金の増減(△)

100,425

124,166

投資損失引当金の増減額(△は減少)

13

15

貸出金売却損失引当金の増減額(△は減少)

40

1,210

偶発損失引当金の増減(△)

7,723

2,841

賞与引当金の増減額(△は減少)

6,300

11,298

退職給付引当金の増減額(△は減少)

482

退職給付に係る資産の増減額(△は増加)

21,002

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

74

役員退職慰労引当金の増減額(△は減少)

463

48

睡眠預金払戻損失引当金の増減(△)

1,298

債券払戻損失引当金の増減(△)

12,783

資金運用収益

785,667

1,195,512

資金調達費用

299,528

261,662

有価証券関係損益(△)

51,009

71,528

金銭の信託の運用損益(△は運用益)

44

13

為替差損益(△は益)

648,476

702,155

固定資産処分損益(△は益)

983

3,551

特定取引資産の純増(△)減

159,592

1,136,970

特定取引負債の純増減(△)

454,343

662,418

金融派生商品資産の純増(△)減

248,843

1,680,237

金融派生商品負債の純増減(△)

139,912

1,457,626

貸出金の純増(△)減

2,112,400

2,566,064

預金の純増減(△)

2,057,628

1,543,546

譲渡性預金の純増減(△)

659,268

1,402,267

借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△)

5,037,347

1,448,404

預け金(中央銀行預け金を除く)の純増(△)減

245,890

124,566

コールローン等の純増(△)減

1,211,660

523,509

債券貸借取引支払保証金の純増(△)減

21,021

598,217

コールマネー等の純増減(△)

4,567,783

3,144,703

コマーシャル・ペーパーの純増減(△)

57,699

106,221

債券貸借取引受入担保金の純増減(△)

2,857,738

3,581,886

外国為替(資産)の純増(△)減

319,270

55,223

外国為替(負債)の純増減(△)

42,574

160,417

短期社債(負債)の純増減(△)

96,298

66,822

普通社債発行及び償還による増減(△)

185,465

91,475

資金運用による収入

807,507

1,255,905

資金調達による支出

297,788

284,219

その他

820,792

756,219

小計

1,940,702

249,306

法人税等の支払額又は還付額(△は支払)

38,685

75,940

営業活動によるキャッシュ・フロー

1,902,017

325,246

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有価証券の取得による支出

43,637,111

60,476,595

有価証券の売却による収入

39,753,383

61,890,138

有価証券の償還による収入

2,820,984

6,133,582

金銭の信託の増加による支出

23,380

0

金銭の信託の減少による収入

2,759

40

有形固定資産の取得による支出

16,057

67,548

無形固定資産の取得による支出

35,790

101,949

有形固定資産の売却による収入

5,765

4,250

無形固定資産の売却による収入

1,259

0

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

37,419

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入

1,479

投資活動によるキャッシュ・フロー

1,126,706

7,344,497

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

劣後特約付借入れによる収入

220,985

154,380

劣後特約付借入金の返済による支出

42,300

33,000

劣後特約付社債の発行による収入

11,000

劣後特約付社債の償還による支出

42,979

78,000

少数株主からの払込みによる収入

1,036

少数株主への払戻による支出

113,300

配当金の支払額

140,438

129,955

少数株主への配当金の支払額

54,557

74,847

財務活動によるキャッシュ・フロー

161,590

160,386

現金及び現金同等物に係る換算差額

36,066

63,379

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

649,787

6,922,243

現金及び現金同等物の期首残高

4,052,641

4,702,553

合併に伴う現金及び現金同等物の増加額

6,806,412

連結子会社の合併による現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

124

連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額

80,394

現金及び現金同等物の期末残高

※1 4,702,553

※1 18,350,815

 

【注記事項】
【連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項】

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社         102

 主要な連結子会社名は、「第1 企業の概況 4.関係会社の状況」に記載しているため省略しました。

(連結の範囲の変更)

みずほ信用保証株式会社他63社は旧株式会社みずほ銀行との合併等に伴い、当連結会計年度から連結の範囲に含めております。

みずほ証券株式会社他32社はみずほ証券株式会社が株式会社みずほフィナンシャルグループの直接出資子会社となったこと等により子会社に該当しないことになったことから、当連結会計年度より連結の範囲から除外しております。

(2)非連結子会社

  該当ありません。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法適用の非連結子会社

 該当ありません。

(2)持分法適用の関連会社    11

主要な会社名

株式会社オリエントコーポレーション

株式会社千葉興業銀行

Joint Stock Commercial Bank for Foreign Trade of Vietnam

(持分法適用の範囲の変更)

株式会社オリエントコーポレーション他7社は旧株式会社みずほ銀行との合併等に伴い、当連結会計年度から持分法適用の範囲に含めております。

ネオステラ・キャピタル株式会社他16社はみずほ証券株式会社が株式会社みずほフィナンシャルグループの直接出資子会社となったこと等により関連会社に該当しないことになったことから、当連結会計年度より持分法適用の範囲から除外しております。

(3)持分法非適用の非連結子会社

 該当ありません。

(4)持分法非適用の関連会社

主要な会社名

Asian-American Merchant Bank Limited

 持分法非適用の関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)、利益剰余金(持分に見合う額)及びその他の包括利益累計額(持分に見合う額)からみて、持分法適用の範囲から除外しても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法適用の範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

(1)連結子会社の決算日は次のとおりであります。

7月末日            1社

12月29日            11社

12月末日            46社

3月末日            44社

(連結子会社の決算日の変更)

  当連結会計年度より、Working Capital Management Co. L.P.他1社は決算日を5月31日から3月31日に変更しております。この決算日変更による連結財務諸表に与える影響はありません。

(2)12月29日を決算日とする子会社については、12月末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表により連結しております。7月末日を決算日とする子会社については、連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表により連結しております。またその他の子会社については、それぞれの決算日の財務諸表により連結しております。
 連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整を行っております。

 

4.会計処理基準に関する事項

(1)売買目的有価証券に準じた貸出債権の評価基準及び収益・費用の計上基準

 貸出債権のうちトレーディング目的で保有するものについては、売買目的有価証券に準じて、取引の約定時点を基準として連結貸借対照表上「買入金銭債権」に計上するとともに、当該貸出債権にかかる買入金銭債権の評価は、連結決算日の時価により行っております。また、当該貸出債権からの当連結会計年度中の受取利息及び売却損益等に、前連結会計年度末と当連結会計年度末における評価損益の増減額を加えた損益を、連結損益計算書上「その他業務収益」及び「その他業務費用」に計上しております。

(2)特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準

 金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」という)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連結貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を連結損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。

 特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については連結決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については連結決算日において決済したものとみなした額により行っております。

 また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当連結会計年度中の受払利息等に、有価証券、金銭債権等については前連結会計年度末と当連結会計年度末における評価損益の増減額を、派生商品については前連結会計年度末と当連結会計年度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。

(3)有価証券の評価基準及び評価方法

(イ)有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、持分法非適用の関連会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については、原則として、国内株式は連結決算期末月1ヵ月平均に基づいた市場価格等、それ以外は連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。

  なお、その他有価証券の評価差額については、時価ヘッジ等の適用により損益に反映させた額を除き、全部純資産直入法により処理しております。

(ロ)有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。

(4)デリバティブ取引の評価基準及び評価方法

 デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っております。

(5)固定資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

 当行の有形固定資産は、建物については定額法を採用し、その他については定率法を採用しております。

 また、主な耐用年数は次のとおりであります。

建 物:3年~50年

その他:2年~20年

 連結子会社の有形固定資産については、資産の見積耐用年数に基づき、主として定率法により償却しております。

② 無形固定資産(リース資産を除く)

 無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、当行及び連結子会社で定める利用可能期間(主として5年~10年)に基づいて償却しております。

③ リース資産

 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定資産」中のリース資産は、原則として自己所有の固定資産に適用する方法と同一の方法で償却しております。

(6)繰延資産の処理方法

① 社債発行費

 社債発行費は、発生時に全額費用として処理しております。

② 社債発行差金

 社債は償却原価法(定額法)に基づいて算定された価額をもって連結貸借対照表価額としております。なお、平成18年3月31日に終了する連結会計年度の連結貸借対照表に計上した社債発行差金は、「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会実務対応報告第19号平成18年8月11日)の経過措置に基づき従前の会計処理を適用し、社債の償還期間にわたり均等償却を行うとともに、未償却残高を社債から直接控除しております。

(7)貸倒引当金の計上基準

 当行及び主要な国内連結子会社の貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。

 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。

 破綻懸念先及び貸出条件緩和債権等を有する債務者で与信額が一定額以上の大口債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施前の約定利子率等で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法)により計上しております。また、当該大口債務者のうち、将来キャッシュ・フローを合理的に見積もることが困難な債務者に対する債権については、個別的に算定した予想損失額を計上しております。

 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した予想損失率に基づき計上しております。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として計上しております。

 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。

 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は192,391百万円(前連結会計年度末は90,237百万円)であります。

 その他の連結子会社の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案して必要と認めた額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額をそれぞれ計上しております。

(8)投資損失引当金の計上基準

 投資損失引当金は、投資に対する損失に備えるため、有価証券の発行会社の財政状態等を勘案して必要と認められる額を計上しております。

(9)賞与引当金の計上基準

 賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当連結会計年度に帰属する額を計上しております。

(10)役員退職慰労引当金の計上基準

 役員退職慰労引当金は、役員及び執行役員の退職により支給する退職慰労金に備えるため、内規に基づく支給見込額のうち、当連結会計年度末までに発生していると認められる額を計上しております。

(11)貸出金売却損失引当金の計上基準

 貸出金売却損失引当金は、売却予定貸出金について将来発生する可能性のある損失を見積り必要と認められる額を計上しております。

(12)偶発損失引当金の計上基準

 偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り必要と認められる額を計上しております。

(13)睡眠預金払戻損失引当金の計上基準

 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り必要と認める額を計上しております。

(14)債券払戻損失引当金の計上基準

 債券払戻損失引当金は、負債計上を中止した債券について、債券保有者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り必要と認める額を計上しております。

(15)退職給付に係る会計処理の方法

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については期間定額基準によっております。また、数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年~12年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理しております。

 なお、一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(16)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

 当行の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す持分法非適用の関連会社株式を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付しております。

 連結子会社の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為替相場により換算しております。

(17)重要なヘッジ会計の方法

(イ)金利リスク・ヘッジ

 当行の金融資産・負債から生じる金利リスクのヘッジ取引に対するヘッジ会計の方法として、繰延ヘッジ又は時価ヘッジを適用しております。

 小口多数の金銭債権債務に対する包括ヘッジについて、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号。以下「業種別監査委員会報告第24号」という)を適用しております。

 ヘッジ有効性の評価は、小口多数の金銭債権債務に対する包括ヘッジについて以下のとおり行っております。

(ⅰ)相場変動を相殺するヘッジについては、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の期間毎にグルーピングのうえ特定し有効性を評価しております。

(ⅱ)キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係を検証し有効性を評価しております。

 個別ヘッジについてもヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー変動を比較し、両者の変動額等を基礎にして、ヘッジの有効性を評価しております。

 また、当連結会計年度末の連結貸借対照表に計上している繰延ヘッジ損益のうち、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第15号)を適用して実施しておりました多数の貸出金・預金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損益は、「マクロヘッジ」で指定したそれぞれのヘッジ手段等の残存期間・平均残存期間にわたって、資金調達費用又は資金運用収益等として期間配分しております。

 なお、当連結会計年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は1,849百万円(前連結会計年度末は3,343百万円)(税効果額控除前)、繰延ヘッジ利益は1,500百万円(前連結会計年度末は2,545百万円)(同前)であります。

(ロ)為替変動リスク・ヘッジ

 当行の外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号。以下「業種別監査委員会報告第25号」という)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。

 また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件に包括ヘッジとして繰延ヘッジ及び時価ヘッジを適用しております。

(ハ)連結会社間取引等

 デリバティブ取引のうち連結会社間及び特定取引勘定とそれ以外の勘定との間(又は内部部門間)の内部取引については、ヘッジ手段として指定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業種別監査委員会報告第24号及び同第25号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じる収益及び費用は消去せずに損益認識又は繰延処理を行っております。

 なお、当行及び連結子会社の一部の資産・負債については、繰延ヘッジ、時価ヘッジ、あるいは金利スワップの特例処理を行っております。

(18)のれんの償却方法及び償却期間

 のれんについては、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって均等償却しております。なお、金額に重要性が乏しいのれんについては、発生年度に全額償却しております。

(19)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預け金」のうち現金及び中央銀行への預け金であります。

(20)消費税等の会計処理

 当行及び国内連結子会社の消費税及び地方消費税の会計処理は、主として税抜方式によっております。

 

【会計方針の変更】

(会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更)
(「連結財務諸表に関する会計基準」等の適用)

「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成23年3月25日)等を、当連結会計年度から適用し、SPARCS FUNDING CORPORATION等を新たに連結子会社としております。

新たに連結子会社となるSPARCS FUNDING CORPORATION等への会計基準等の適用については、「連結財務諸表に関する会計基準」第44-4項(3)に定める経過的な取扱いに従っており、適用初年度の期首においてSPARCS FUNDING CORPORATION等に関する資産、負債及び少数株主持分を連結財務諸表上の適正な帳簿価額により評価しております。この結果、当連結会計年度の期首の利益剰余金に与える影響は軽微であります。

 

(「退職給付に関する会計基準」等の適用)

「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。以下「退職給付適用指針」という。)を、当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めを除く)、当連結会計年度末から、退職給付債務と年金資産の額の差額を、退職給付に係る資産または退職給付に係る負債として計上しております。

退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な扱いに従っており、当連結会計年度末において、税効果調整後の未認識数理計算上の差異をその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額として計上しております。

この結果、当連結会計年度末において、退職給付に係る資産が356,371百万円、退職給付に係る負債が5,684百万円計上されております。また、繰延税金資産が7,837百万円増加し、その他の包括利益累計額が9,822百万円減少しております。

 

【未適用の会計基準等】

1.退職給付会計基準等(平成24年5月17日)

(1)概要

当該会計基準等は、財務報告を改善する観点及び国際的な動向を踏まえ、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の処理方法、退職給付債務及び勤務費用の計算方法並びに開示の拡充を中心に改正されたものであります。

(2)適用予定日

当行は、退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正については、平成26年4月1日に開始する連結会計年度の期首から適用する予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

当該会計基準等の適用による影響は、評価中であります。

 

2.企業結合に関する会計基準等(平成25年9月13日)

(1)概要

当該会計基準等は、①子会社株式の追加取得等において支配が継続している場合の子会社に対する親会社の持分変動の取扱い、②取得関連費用の取扱い、③暫定的な会計処理の取扱い、④当期純利益の表示および少数株主持分から非支配株主持分への変更を中心に改正されたものであります。

(2)適用予定日

 当行は、改正後の当該会計基準等を平成27年4月1日に開始する連結会計年度の期首から適用する予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

 当該会計基準等の適用による影響は、評価中であります。

 

(連結貸借対照表関係)

※1.関連会社の株式又は出資金の総額

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

株  式

60,512百万円

269,149百万円

出資金

421百万円

421百万円

 

※2.無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、「有価証券」中の国債に含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

-百万円

130,325百万円

 

 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現先取引並びに現金担保付債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有する有価証券は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

(再)担保に差し入れている有価証券

11,055,599百万円

1,947,701百万円

当連結会計年度末に当該処分をせずに所有している有価証券

1,793,076百万円

1,139,648百万円

 

※3.貸出金のうち、破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

破綻先債権額

21,380百万円

12,093百万円

延滞債権額

164,216百万円

491,796百万円

 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。

 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。

 

※4.貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

3ヵ月以上延滞債権額

3百万円

4,109百万円

   なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。

 

※5.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

貸出条件緩和債権額

261,604百万円

497,091百万円

 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。

 

※6.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

合計額

447,205百万円

1,005,090百万円

 なお、上記3.から6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。

 

※7.手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は次のとおりであります。

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

826,358百万円

1,321,311百万円

 

※8.担保に供している資産は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

担保に供している資産

 

 

 

 

特定取引資産

5,197,950

百万円

559,636

百万円

有価証券

13,347,246

14,115,237

貸出金

3,568,881

8,400,394

その他資産

3,675

1,112

22,117,754

23,076,380

 

 

 

 

 

担保資産に対応する債務

 

 

 

 

預金

64,634

868,400

コールマネー及び売渡手形

760,000

1,542,200

売現先勘定

7,721,232

5,696,229

債券貸借取引受入担保金

7,018,113

3,158,839

借用金

1,177,081

5,528,674

 

 上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、次のものを差し入れております。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

現金預け金

13,113百万円

30,438百万円

特定取引資産

266,909百万円

12,356百万円

有価証券

1,066,659百万円

3,009,338百万円

貸出金

123,719百万円

159,954百万円

 

 また、「その他資産」には、先物取引差入証拠金、保証金及び金融商品等差入担保金等が含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

先物取引差入証拠金

74,940百万円

18,094百万円

保証金

33,022百万円

98,558百万円

金融商品等差入担保金等

508,912百万円

199,979百万円

 

※9.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

融資未実行残高

37,592,155百万円

67,085,081百万円

うち原契約期間が1年以内のもの

又は任意の時期に無条件で取消可能なもの

28,563,215百万円

55,818,021百万円

 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保の提供を受けるほか、契約後も定期的に予め定めている内部手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。

 

※10.土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)に基づき、当行の事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。

再評価を行った年月日

平成10年3月31日

同法律第3条第3項に定める再評価の方法

 土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第4号に定める路線価に基づいて、奥行価格補正等の合理的な調整を行って算出したほか、第5号に定める鑑定評価に基づいて算出。

同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の期末における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

3,440百万円

156,731百万円

 

※11.有形固定資産の減価償却累計額

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

減価償却累計額

159,008百万円

702,319百万円

 

※12.有形固定資産の圧縮記帳額

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

圧縮記帳額

900百万円

35,151百万円

 

※13.借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金が含まれております。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

劣後特約付借入金

655,420百万円

969,140百万円

 

※14.社債には、劣後特約付社債が含まれております。

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

劣後特約付社債

403,538百万円

1,122,000百万円

 

15.株式会社みずほフィナンシャルグループの子会社であるみずほ証券株式会社、Mizuho International plc及びMizuho Securities USA Inc.の共同ユーロ・ミディアムターム・ノート・プログラムに関し、当行は、平成25年4月1日以降は親会社である株式会社みずほフィナンシャルグループと連帯してキープウェル契約を各社と締結しておりますが、本プログラムに係る社債発行残高は次のとおりであります。

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

-百万円

654,638百万円

 

※16.有価証券中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証債務の額

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

30,724百万円

986,577百万円

 

(連結損益計算書関係)

※1.その他の経常収益には、次のものを含んでおります。

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

株式等売却益

36,747百万円

57,209百万円

未払債券の収益計上額

-百万円

34,479百万円

証券化商品に係る清算処分益

12,245百万円

-百万円

 

※2.その他の経常費用には、次のものを含んでおります。

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

貸出金償却

12,179百万円

14,696百万円

本店移転に伴う移転費用

-百万円

13,214百万円

債券払戻損失引当金繰入額

-百万円

12,783百万円

 

※3.その他の特別利益には、次のものを含んでおります。

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

段階取得に係る差益

-百万円

6,751百万円

証券子会社における事業譲渡益

3,961百万円

百万円

 

※4.その他の特別損失は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

証券子会社合併に伴う持分変動損失

34,710百万円

-百万円

証券子会社合併関連費用

6,486百万円

-百万円

 

(連結包括利益計算書関係)

※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

        至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

        至 平成26年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

当期発生額

691,360

301,183

組替調整額

△44,783

△86,005

税効果調整前

646,577

215,177

税効果額

△176,570

△68,399

その他有価証券評価差額金

470,006

146,777

繰延ヘッジ損益

 

 

当期発生額

23,204

△43,339

組替調整額

△17,805

△32,894

   資産の取得原価調整額

△8,217

税効果調整前

5,399

△84,450

税効果額

△2,139

30,176

    繰延ヘッジ損益

3,259

△54,274

 土地再評価差額金

 

 

当期発生額

   組替調整額

税効果調整前

税効果額

3

    土地再評価差額金

3

 為替換算調整勘定

 

 

当期発生額

3,721

9,992

   組替調整額

8,204

税効果調整前

11,926

9,992

税効果額

    為替換算調整勘定

11,926

9,992

 持分法適用会社に対する持分相当額

 

 

   当期発生額

6,498

3,483

       その他の包括利益合計

491,691

105,983

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項             (単位:千株)

 

当連結会計年度期首株式数

当連結会計年度増加株式数

当連結会計年度減少株式数

当連結会計年度末株式数

 摘要

発行済株式

 

 

 

 

 

普通株式

16,151

16,151

 

第二回第四種優先株式

64

64

 

第八回第八種優先株式

85

85

 

第十一回第十三種優先株式

3,609

3,609

 

合計

19,911

19,911

 

自己株式

 

 

 

 

 

普通株式

 

第二回第四種優先株式

64

64

 

第八回第八種優先株式

85

85

 

第十一回第十三種優先株式

3,609

3,609

 

合計

3,759

3,759

 

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

    該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1)当連結会計年度中の配当金支払額

 

(決 議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成24年6月25日

定時株主総会

普通株式

140,437

8,695

平成24年3月31日

平成24年6月

25日

第二回第四種

優先株式

0

42,000

平成24年3月31日

平成24年6月

25日

第八回第八種

優先株式

0

47,600

平成24年3月31日

平成24年6月

25日

第十一回第十

三種優先株式

0

16,000

平成24年3月31日

平成24年6月

25日

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの

 

(決 議)

株式の種類

配当財産の種類

配当財産の帳簿価額(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額

(円)

基準日

効力発生日

平成25年3月29日
臨時株主総会

普通株式

子会社株式

424,473

資本剰余金及び利益剰余金

26,280

平成25年4月1日

 

 

(決 議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

平成25年6月24日
定時株主総会

普通株式

129,955

利益剰余金

8,046

平成25年3月31日

平成25年6月24日

第二回第四種優先株式

0

利益剰余金

42,000

平成25年3月31日

平成25年6月24日

第八回第八種優先株式

0

利益剰余金

47,600

平成25年3月31日

平成25年6月24日

第十一回第十三種優先株式

0

利益剰余金

16,000

平成25年3月31日

平成25年6月24日

 

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項             (単位:千株)

 

当連結会計年度期首株式数

当連結会計年度増加株式数

当連結会計年度減少株式数

当連結会計年度末株式数

 摘要

発行済株式

 

 

 

 

 

普通株式

16,151

16,151

 

第二回第四種優先株式

64

64

 

第八回第八種優先株式

85

85

 

第十一回第十三種優先株式

3,609

3,609

 

合計

19,911

19,911

 

自己株式

 

 

 

 

 

普通株式

 

第二回第四種優先株式

64

64

 

第八回第八種優先株式

85

85

 

第十一回第十三種優先株式

3,609

3,609

 

合計

3,759

3,759

 

 

2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項

    該当事項はありません。

 

3.配当に関する事項

(1)当連結会計年度中の配当金支払額

 

(決 議)

株式の種類

配当財産

の種類

配当財産

の帳簿価額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成25年3月29日

臨時株主総会

普通株式

子会社

株式

424,473

26,280

平成25年4月

1日

 

 

(決 議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

平成25年6月24日

定時株主総会

普通株式

129,955

8,046

平成25年3月31日

平成25年6月

24日

第二回第四種

優先株式

0

42,000

平成25年3月31日

平成25年6月

24日

第八回第八種

優先株式

0

47,600

平成25年3月31日

平成25年6月

24日

第十一回第十

三種優先株式

0

16,000

平成25年3月31日

平成25年6月

24日

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が当連結会計年度の末日後となるもの

(決 議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

平成26年6月23日
定時株主総会

普通株式

288,757

利益剰余金

17,878

平成26年3月31日

平成26年6月23日

第二回第四種優先株式

0

利益剰余金

42,000

平成26年3月31日

平成26年6月23日

第八回第八種優先株式

0

利益剰余金

47,600

平成26年3月31日

平成26年6月23日

第十一回第十三種優先株式

0

利益剰余金

16,000

平成26年3月31日

平成26年6月23日

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

現金預け金勘定

5,505,074

百万円

19,415,640

百万円

中央銀行預け金を除く預け金

△802,521

△1,064,825

現金及び現金同等物

4,702,553

18,350,815

 

  2.重要な非資金取引の内容

 (1)みずほ証券株式会社とみずほインベスターズ証券株式会社の合併に伴い増加した資産及び負債の額並びにその主な内訳

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

  至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

  至 平成26年3月31日)

資産合計

210,209

百万円

百万円

  うち特定取引資産

47,833

  うち債券貸借取引支払保証金

42,949

負債合計

111,700

  うちその他負債

41,153

  うち特定取引負債

31,620

 

 (2)株式の現物配当によりみずほ証券株式会社等が連結子会社でなくなったことに伴い減少した資産及び負債の額並びにその主な内訳

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

  至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

  至 平成26年3月31日)

資産合計

百万円

23,901,499

百万円

  うち買現先勘定

9,487,658

  うち特定取引資産

8,316,569

負債合計

23,309,091

  うち売現先勘定

12,083,346

  うち特定取引負債

4,321,528

 

    (3)旧株式会社みずほ銀行との合併に伴い増加した資産及び負債の額並びにその主な内訳

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

  至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

  至 平成26年3月31日)

資産合計

百万円

76,030,986

百万円

  うち貸出金

31,451,823

  うち有価証券

21,805,151

負債合計

73,247,664

  うち預金

61,267,605

 

 

(リース取引関係)

  1.ファイナンス・リース取引

    所有権移転外ファイナンス・リース取引

    (借手側)

    ①  リース資産の内容

 

    (ア)有形固定資産

      主として、動産であります。

 

    (イ)無形固定資産

      ソフトウェアであります。

 

    ②  リース資産の減価償却の方法

  連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計処理基準に関する事項」の「(5)固定資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

  2.オペレーティング・リース取引

    オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

  (1)借手側

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

1年内

28,526

35,890

1年超

60,530

164,388

合計

89,057

200,278

 

  (2)貸手側

(単位:百万円)

 

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

1年内

822

777

1年超

4,260

4,370

合計

5,082

5,147

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

銀行業を中心とする当行及び当グループは、資金調達サイドにおいて取引先からの預金や市場調達等の金融負債を有する一方、資金運用サイドにおいては取引先に対する貸出金や株式及び債券等の金融資産を有しており、一部の金融商品についてはトレーディング業務を行っております。また、一部の連結子会社では証券業務やその他の金融関連業務を行っております。
 これらの業務に関しては、金融商品ごとのリスクに応じた適切な管理を行いつつ、長短バランスやリスク諸要因に留意した取組みを行っております。

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

当行及び当グループが保有する主な金融資産は、取引先に対する貸出金、資金運用目的等で保有する株式、国債などの有価証券です。これらの金融資産は、貸出先や発行体の財務状況の悪化等により、金融資産の価値が減少又は消失し損失を被るリスク(信用リスク)及び、金利・株価・為替等の変動により資産価値が減少し損失を被るリスク(市場リスク)に晒されております。

また、金融負債として、主に預金により安定的な資金を調達しているほか、金融市場からの資金調達を行っております。これらの資金調達手段は、市場の混乱や当行及び当グループの財務状況の悪化等により、通常より著しく高い金利で資金調達を余儀なくされる、あるいは必要な資金を確保できずに資金繰りが困難になることにより損失を被るリスク(流動性リスク)があります。

金融の自由化、国際化が一層進展するなか、金融資産・負債は急速に多様化・複雑化しており、当行及び当グループは、信用リスク・市場リスク・流動性リスクをはじめ、多様なリスクに晒されております。

当行及び当グループは保有する金融資産・負債に係わる金利リスクコントロール(ALM)として、金利リスクを共通する単位ごとにグルーピングした上で管理する「包括ヘッジ」を実施しており、これらのヘッジ(キャッシュ・フロー・ヘッジ又はフェア・バリュー・ヘッジの)手段として金利スワップ取引などのデリバティブ取引を使用しております。ALM目的として保有するデリバティブ取引の大宗はヘッジ会計を適用し、繰延ヘッジによる会計処理を行っております。また、当該取引に関するヘッジの有効性評価は、回帰分析等によりヘッジ対象の金利リスク又は、キャッシュ・フローの変動がヘッジ手段により、高い程度で相殺されることを定期的に検証することにより行っております。なお、デリバティブ取引は、トレーディング目的としても保有しております。

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

① リスク管理への取組み

当行及び当グループでは、当行及び当グループの経営の健全性・安全性を確保しつつ企業価値を高めていくために、業務やリスクの特性に応じてそのリスクを適切に管理し、コントロールしていくことを経営上の最重要課題の一つとして認識し、リスク管理態勢の整備に取り組んでおります。

当行及び当グループでは、各種リスク管理の明確な定義、適切なリスク管理を行うための態勢の整備と人材の育成、リスク管理態勢の有効性及び適切性の監査の実施等を内容とした、当行及び当グループ全体に共通するリスク管理の基本方針を取締役会において制定しております。当行及び当グループは、この基本方針に則り様々な手法を活用してリスク管理の高度化を図る等、リスク管理の強化に努めております。

② 総合的なリスク管理

当行及び当グループでは、当行及び当グループが保有する様々な金融資産・負債が晒されているリスクを、リスクの要因別に「信用リスク」、「市場リスク」、「流動性リスク」、「オペレーショナルリスク」等に分類し、各リスクの特性に応じた管理を行っております。

また、各リスク単位での管理に加え、リスクを全体として把握・評価し、必要に応じて定性・定量それぞれの面から適切な対応を行い、経営として許容できる範囲にリスクを制御していく、総合的なリスク管理態勢を構築しております。

具体的には、各リスク単位毎にリスクキャピタルを配賦し、リスク上限としてリスク制御を行うとともに、当行及び当グループ全体として保有するリスクが資本勘定等の財務体力を超えないように経営としての許容範囲にリスクを制御しております。当行は、この枠組みのもとで経営の健全性を確保するためのリスクキャピタルの使用状況を定期的にモニタリングし、取締役会等で報告をしております。

③ 信用リスクの管理

当行及び当グループの信用リスク管理は、相互に補完する2つのアプローチによって実施しております。1つは、信用リスクの顕在化により発生する損失を制御するために、取引先の信用状態の調査を基に、与信実行から回収までの過程を個別案件ごとに管理する「与信管理」です。もう1つは、信用リスクを把握し適切に対応するために、信用リスク顕在化の可能性を統計的な手法で把握する「クレジットポートフォリオ管理」です。

クレジットポートフォリオ管理方法としては、統計的な手法によって今後1年間に予想される平均的な損失額(=信用コスト)、一定の信頼区間における最大損失額(=信用VAR)、及び信用VARと信用コストとの差額(=信用リスク量)を計測し、保有ポートフォリオから発生する貸倒損失の可能性を管理しております。また、全体の信用リスクを特定企業または企業グループへの与信集中の結果発生する「与信集中リスク」と地域・業種等への与信集中の結果発生する「連鎖デフォルトリスク」に分解し、それぞれのリスクを制御するために各種ガイドラインを設定するなど適切な管理を行っております。

当行では、取締役会が信用リスクに関する重要な事項を決定し、頭取が信用リスク管理を統括しております。経営政策委員会である「ポートフォリオマネジメント委員会」や「クレジット委員会」において、当行及び当グループのクレジットポートフォリオの運営、与信先に対する取引方針等について総合的に審議・調整を行っております。リスク管理グループ長は、信用リスク管理の企画運営に関する事項を所管しております。信用リスク管理担当各部は、信用リスクの計測・モニタリングや信用リスク管理に係る基本的な企画立案、推進等を行っております。審査グループ長は、審査に関する事項を所管し、主に個別与信の観点から信用リスク管理を行っております。審査担当各部は、個別与信案件に係る審査、管理、回収等を行っております。また、牽制機能強化の観点から、業務部門から独立した内部監査部門として資産監査部を設置しております。

④ 市場リスクの管理

当行では、取締役会が市場リスクに関する重要事項を決定しております。また、市場リスク管理に関する経営政策委員会として「ALM・マーケットリスク委員会」を設置し、ALMにかかわる基本的な方針・リスク計画・市場リスク管理に関する事項や、マーケットの急変等緊急時における対応策の提言等、総合的に審議・調整等を行っております。

リスク管理グループ長は市場リスク管理の企画運営全般に関する事項を所管しております。総合リスク管理部は、市場リスクのモニタリング・報告と分析・提言、諸リミットの設定等の実務を担い、市場リスク管理に関する企画立案・推進を行っております。総合リスク管理部は、当行及び当グループ全体の市場リスク状況を把握・管理するとともに、頭取への日次報告や、取締役会及び経営会議等に対する定期的な報告を行っております。

市場リスクの管理方法としては、配賦リスクキャピタルに対応した諸リミット等を設定し制御しております。なお、市場リスクの配賦リスクキャピタルの金額は、VARとポジションをクローズするまでに発生する追加的なリスクを対象としております。トレーディング業務及びバンキング業務については、VARによる限度及び損失に対する限度を設定しております。また、バンキング業務等については、必要に応じ、金利感応度等を用いたポジション枠を設定しております。

当行では、市場リスク管理に関する重要な事項を定めた「市場リスク管理の基本方針」を取締役会で決定し、この基本方針に則り頭取が市場リスク管理を統括しております。また、市場リスク管理等について総合的に審議・調整を行う経営政策委員会としてALM・マーケットリスク委員会を設置しております。さらに、市場性業務に関しては、フロントオフィス(市場部門)やバックオフィス(事務管理部門)から独立したミドルオフィス(リスク管理専担部署)を設置し相互に牽制が働く体制としております。ミドルオフィスは、VARに加えて、取引実態に応じて10BPV(ベーシスポイントバリュー)等のリスク指標の管理、ストレステストの実施、損失限度等により、VARのみでは把握しきれないリスク等もきめ細かく管理しております。

⑤ 市場リスクの状況

ⅰ.バンキング業務

  当行及び当グループのバンキング業務における市場リスク量(VAR)の状況は以下のとおりとな

   っております。

    バンキング業務のVARの状況

  (単位:億円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

(自 平成24年4月1日

  至 平成25年3月31日)

(自 平成25年4月1日

  至 平成25年6月30日)

(自 平成25年7月1日

  至 平成26年3月31日)

年度末日

1,352

866

2,625

最 大 値

1,619

1,469

2,969

最 小 値

1,177

817

1,699

平 均 値

1,350

1,198

2,457

 

   [バンキング業務の定義]

    トレーディング業務及び政策保有株式(政策的に保有していると認識している株式及びその関連取

       引)以外の取引で主として以下の取引

     (1)預金・貸出等及びそれに係る資金繰りと金利リスクのヘッジのための取引

     (2)株式(除く政策保有株式)、債券、投資信託等に対する投資とそれらに係る市場リスクのヘ

      ッジ取引

         なお、流動性預金についてコア預金を認定し、これを市場リスク計測に反映しております。

      [バンキング業務のVARの計測手法]

     線  形リスク:分散・共分散法

     非線形リスク:モンテカルロシミュレーション法

     VAR   :線形リスクと非線形リスクの単純合算

     定量基準  :①信頼区間 片側99% ②保有期間 1ヵ月 ③観測期間 1年

 

ⅱ.トレーディング業務

    当行及び当グループのトレーディング業務における市場リスク量(VAR)の状況は以下のとおり

  となっております。

    トレーディング業務のVARの状況

                                   (単位:億円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

(自 平成24年4月1日

  至 平成25年3月31日)

(自 平成25年4月1日

  至 平成25年6月30日)

(自 平成25年7月1日

  至 平成26年3月31日)

年度末日

45

32

26

最 大 値

61

58

55

最 小 値

27

24

24

平 均 値

37

36

36

 

      [トレーディング業務の定義]

     (1)短期の転売を意図して保有される取引

     (2)現実の又は予想される短期の価格変動から利益を得ることや裁定取引による利益を確定する

           ことを意図して保有される取引

     (3)(1)と(2)の両方の側面を持つ取引

     (4)顧客間の取引の取次ぎ業務やマーケット・メイキングを通じて保有する取引

      [トレーディング業務のVARの計測手法]

     線 形リスク:分散・共分散法

     非線形リスク:モンテカルロシミュレーション法

   VAR   :線形リスクと非線形リスクの単純合算

     定量基準  :①信頼区間 片側99% ②保有期間 1日 ③観測期間 1年

 

ⅲ.政策保有株式

    政策保有株式についても、バンキング業務やトレーディング業務と同様に、VAR及びリスク指標

 などに基づく市場リスク管理を行っております。当連結会計年度末における政策保有株式のリスク指

 標(株価指数TOPIX1%の変化に対する感応度)は276億円(前連結会計年度末は183億円)です。

 

ⅳ.VARによるリスク管理

    VARは、市場の動きに対し、一定期間(保有期間)・一定確率(信頼区間)のもとで、保有ポー

  トフォリオが被る可能性のある想定最大損失額で、統計的な仮定に基づく市場リスク計測手法です。

  そのため、VARの使用においては、一般的に以下の点を留意する必要があります。

    ・VARの値は、保有期間・信頼区間の設定方法、計測手法によって異なること。

    ・過去の市場の変動をもとに推計したVARの値は、必ずしも実際の発生する最大損失額を捕捉す

      るものではないこと。

    ・設定した保有期間内で、保有するポートフォリオの売却、あるいはヘッジすることを前提にして

      いるため、市場の混乱等で市場において十分な取引ができなくなる状況では、VARの値を超え

      る損失額が発生する可能性があること。

   ・設定した信頼区間を上回る確率で発生する損失額は捉えられていないこと。

 

    また、当行及び当グループでVARの計測手法として使用している分散・共分散法は、市場の変

 動が正規分布に従うことを前提としております。そのため、前提を超える極端な市場の変動が生じや

 すい状況では、リスクを過小に評価する可能性があります。また、一般的に金利上昇と株価上昇は同

 時に起こりやすいといった相関関係についても、金利上昇と株価下落が同時に発生する等、通常の相

 関関係が崩れる場合にリスクを過小に評価する可能性があります。

  当行及び当グループでは、VARによる市場リスク計測の有効性をVARと損益を比較するバックテ

 ストにより定期的に確認するとともに、VARに加えて、リスク指標の管理、ストレステストの実

 施、損失限度等により、VARのみでは把握しきれないリスク等もきめ細かく把握し、厳格なリスク

 管理を行っていると認識しております。

 

⑥ 資金調達に係る流動性リスクの管理

  当行及び当グループの流動性リスク管理体制は、基本的に前述「④市場リスクの管理」の市場リスク管理

 体制と同様ですが、これに加え、市場ユニット長が資金繰り管理の企画運営に関する事項を所管し、ALM

 部が、資金繰り運営状況の把握・調整等を担い、資金繰り管理に関する企画立案・推進を行っております。

 資金繰りの状況等については、ALM・マーケットリスク委員会、経営会議等に報告しております。

   流動性リスクの計測は、市場からの資金調達に関する上限額等、資金繰りに関する指標を用いておりま

 す。流動性リスクに関するリミット等は、ALM・マーケットリスク委員会での審議・調整及び経営会議の

 審議を経て頭取が決定しております。さらに、資金繰りの状況に応じた「平常時」・「懸念時」・「危機

 時」の区分、及び「懸念時」・「危機時」の対応について定めております。これに加え、当行及び当グルー

 プの資金繰りに影響を与える「緊急事態」が発生した際に、迅速な対応を行うことができる体制を構築して

 おります。

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません((注2)参照)。

前連結会計年度(平成25年3月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1)現金預け金(*1)

5,504,078

5,504,078

(2)コールローン及び買入手形(*1)

518,374

518,374

(3)買現先勘定

9,008,854

9,008,854

(4)債券貸借取引支払保証金

5,632,635

5,632,635

(5)買入金銭債権(*1)

128,945

128,945

(6) 特定取引資産

 

 

 

売買目的有価証券

8,833,503

8,833,503

(7)金銭の信託(*1)

95,949

95,949

(8)有価証券

 

 

 

満期保有目的の債券

その他有価証券

25,709,483

25,709,483

(9)貸出金

32,136,538

 

 

貸倒引当金(*1)

△304,580

 

 

 

31,831,958

32,101,940

269,981

資産計

87,263,783

87,533,765

269,981

(1)預金

23,320,041

23,320,890

849

(2)譲渡性預金

10,981,877

10,981,877

(3)コールマネー及び売渡手形

13,349,648

13,349,648

(4)売現先勘定

17,446,042

17,446,042

(5)債券貸借取引受入担保金

7,716,017

7,716,017

(6)特定取引負債

 

 

 

      売付商品債券等

3,349,261

3,349,261

(7)借用金

3,036,265

3,067,810

31,544

(8)社債

3,949,621

3,992,221

42,599

負債計

83,148,776

83,223,770

74,994

デリバティブ取引(*2)

 

 

 

ヘッジ会計が適用されていないもの

717,463

 

 

ヘッジ会計が適用されているもの

(251,414)

 

 

貸倒引当金(*1)

△13,702

 

 

デリバティブ取引計

452,347

452,347

(*1) 貸出金及びデリバティブ取引に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金等を控除しております。なお、現金預け金、コールローン及び買入手形、買入金銭債権、金銭の信託に対する貸倒引当金については、重要性が乏しいため、連結貸借対照表計上額から直接減額しております。

(*2)  特定取引資産・負債及び金融派生商品等に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。

     デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、 ( ) で表示しております。

当連結会計年度(平成26年3月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1)現金預け金(*1)

19,414,402

19,414,402

(2)コールローン及び買入手形(*1)

479,355

479,355

(3)買現先勘定(*1)

729,364

729,364

(4)債券貸借取引支払保証金

388,060

388,060

(5)買入金銭債権(*1)

3,205,326

3,205,326

(6) 特定取引資産

 

 

 

売買目的有価証券

1,433,768

1,433,768

(7)金銭の信託(*1)

2,805

2,805

(8)有価証券

 

 

 

満期保有目的の債券

4,040,082

4,057,817

17,734

その他有価証券

37,003,279

37,003,279

(9)貸出金

66,880,997

 

 

貸倒引当金(*1)

△540,732

 

 

 

66,340,265

67,435,665

1,095,400

資産計

133,036,711

134,149,846

1,113,134

(1)預金

86,947,394

86,911,200

△36,194

(2)譲渡性預金

11,746,394

11,745,819

△574

(3)コールマネー及び売渡手形

6,071,334

6,071,334

(4)売現先勘定

7,690,487

7,690,487

(5)債券貸借取引受入担保金

3,159,574

3,159,574

(6)特定取引負債

 

 

 

      売付商品債券等

47,817

47,817

(7)借用金

7,422,832

7,455,248

32,415

(8)社債

4,032,847

4,108,955

76,108

負債計

127,118,682

127,190,438

71,756

デリバティブ取引(*2)

 

 

 

ヘッジ会計が適用されていないもの

523,400

 

 

ヘッジ会計が適用されているもの

(328,325)

 

 

貸倒引当金(*1)

△11,649

 

 

デリバティブ取引計

183,426

183,426

(*1) 貸出金及びデリバティブ取引に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金等を控除しております。なお、現金預け金、コールローン及び買入手形、買現先勘定、買入金銭債権、金銭の信託に対する貸倒引当金については、重要性が乏しいため、連結貸借対照表計上額から直接減額しております。

(*2)  特定取引資産・負債及び金融派生商品等に計上しているデリバティブ取引を一括して表示しております。

     デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については、 ( ) で表示しております。

(注1)金融商品の時価の算定方法

資 産

(1)現金預け金

満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金については、主に約定期間が短期間(6ヵ月以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。

(2)コールローン及び買入手形、(3)買現先勘定、及び(4)債券貸借取引支払保証金

これらは、主に約定期間が短期間(6ヵ月以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。

(5)買入金銭債権

買入金銭債権については、市場価格に準ずるものとして合理的に算定された価額(ブローカー又は情報ベンダーから入手する価格等)等によっております。

(6)特定取引資産

特定取引目的で保有している債券等の有価証券については、市場価格等によっております。

(7)金銭の信託

有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券については、(8)に記載の方法にて時価を算定しております。上記以外の金銭の信託については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。なお、保有目的ごとの金銭の信託に関する注記事項については「(金銭の信託関係)」に記載しております。

(8)有価証券

株式は取引所の価格、債券等は市場価格、ブローカー又は情報ベンダー等から入手する評価等によっております。投資信託は、公表されている基準価格等によっております。私募債は、内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金等の合計額を信用リスク等のリスク要因を織込んだ割引率で割り引いて時価を算定しております。

一部の証券化商品は、裏付資産の分析に基づく将来キャッシュ・フローの見積額を市場実勢と考えられる割引率で割り引いて時価を算定しております。

変動利付国債については、市場価格を時価とみなせない状況であると判断し、当連結会計年度末においては、合理的に算定された価額によっております。合理的に算定された価額を算定するにあたって利用したモデルは、ディスカウント・キャッシュフロー法等であります。価格決定変数は、10年国債利回り及び原資産10年の金利スワップションのボラティリティ等であります。

当行欧州拠点及び米州拠点の貸出代替目的のクレジット投資(証券化商品)については、経営陣の合理的な見積りによる合理的に算定された価額をもって時価としております。経営陣の合理的な見積りによる合理的に算定された価額を算定するにあたって利用したモデルは、ディスカウント・キャッシュフロー法、価格決定変数はデフォルト率、回収率、プリペイメント率、割引率等であり、対象となる有価証券の内訳は、住宅ローン担保証券、ローン担保証券、商業不動産ローン担保証券、その他の資産担保証券であります。

なお、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については「(有価証券関係)」に記載しております。

(9)貸出金

貸出金については、貸出金の種類及び内部格付、期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額を信用リスク等のリスク要因を織込んだ割引率で割り引いて時価を算定しております。また、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等については、見積将来キャッシュ・フローの現在価値又は担保及び保証による回収見込額等に基づいて貸倒見積高を算定しているため、時価は連結決算日における連結貸借対照表上の債権等計上額から貸倒引当金計上額を控除した金額に近似しており、当該価額を時価としております。

貸出金のうち、当該貸出を担保資産の範囲内に限るなどの特性により、返済期限を設けていないものについては、返済見込み期間及び金利条件等から、時価は帳簿価額に近似しているものと想定されるため、帳簿価額を時価としております。

負 債

(1)預金及び(2)譲渡性預金

    要求払預金については、連結決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。また、定期預金、譲渡性預金の時価は、一定の期間ごとに区分して、将来のキャッシュ・フローを割り引いて現在価値を算定しております。その割引率は、市場金利を用いております。なお、預入期間が短期間(6ヵ月以内)のものは、時価は帳簿価額と近似していることから、主として当該帳簿価額を時価としております。

(3)コールマネー及び売渡手形、(4)売現先勘定、及び(5)債券貸借取引受入担保金

これらは、主に約定期間が短期間(6ヵ月以内)であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。

(6)特定取引負債

特定取引目的の売付商品債券、売付債券については、市場価格等によっております。

(7)借用金

借用金の時価は、一定の期間ごとに区分した当該借用金の元利金の合計額を同様の借入において想定される利率で割り引いて現在価値を算定しております。

(8)社債

当行及び連結子会社の発行する社債の時価は、市場価格のある社債は市場価格によっており、市場価格のない社債は元利金の合計額を同様の社債を発行した場合に適用されると考えられる利率で割り引いて現在価値を算定しております。

デリバティブ取引

デリバティブ取引については、「(デリバティブ取引関係)」に記載しております。

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額は次のとおりであり、金融商品の時価情報の「資産(5)買入金銭債権」、「資産(7)金銭の信託」及び「資産(8)その他有価証券」には含まれておりません。

(単位:百万円)

 

区分

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

①非上場株式(*1)

250,673

183,895

②組合出資金(*2)

132,440

65,195

③その他(*3)

100,165

100,350

合計(*4)

483,279

349,441

(*1) 非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしておりません。

(*2) 組合出資金のうち、組合財産が非上場株式など時価を把握することが極めて困難と認められるもので構成されているものについては、時価開示の対象とはしておりません。

(*3) その他に含まれる優先出資証券等は、市場価格がないこと等により、時価を把握することが極めて困難と認められることから、時価開示の対象とはしておりません。

(*4) 前連結会計年度において、6,217百万円減損処理を行なっております。

     当連結会計年度において、4,873百万円減損処理を行なっております。

(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(平成25年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
3年以内

3年超
5年以内

5年超
7年以内

7年超
10年以内

10年超

預け金

5,495,480

1,842

コールローン及び買入手形

518,958

買入金銭債権

85,138

10,253

1,812

3,273

28,995

有価証券(*1)

6,604,605

2,940,439

7,522,110

2,056,916

1,585,762

1,911,898

満期保有目的の債券

国債

その他有価証券のうち満期があるもの

6,604,605

2,940,439

7,522,110

2,056,916

1,585,762

1,911,898

国債

5,345,450

515,900

6,110,000

800,000

1,027,400

5,000

地方債

2,380

3,631

5,627

3,576

6,786

826

社債

66,547

90,901

110,518

45,681

15,450

430,055

外国債券

1,172,932

2,300,905

1,232,827

1,188,557

516,784

1,475,165

その他

17,295

29,101

63,136

19,101

19,341

851

貸出金(*2)

14,008,770

7,627,732

5,967,787

2,032,599

1,476,140

785,752

合計

26,712,954

10,580,268

13,491,710

4,092,790

3,061,903

2,726,645

(*1) 有価証券には、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券を含んでおります。

(*2) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない185,596百万円、期間の定めのないもの52,157百万円は含めておりません。

当連結会計年度(平成26年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

3年以内

3年超

5年以内

5年超

7年以内

7年超

10年以内

10年超

預け金

18,108,943

9,602

コールローン及び買入手形

479,655

買入金銭債権

2,769,556

61,052

51,462

24,188

8,800

288,540

有価証券(*1)

8,592,730

10,824,319

10,291,850

2,240,221

1,736,808

2,659,796

満期保有目的の債券

600,000

1,300,000

1,780,000

360,000

国債

600,000

1,300,000

1,780,000

360,000

その他有価証券のうち満期があるもの

7,992,730

9,524,319

8,511,850

2,240,221

1,376,808

2,659,796

国債

5,817,720

7,147,900

5,918,500

1,059,200

849,600

地方債

30,158

55,655

73,777

13,266

64,214

779

社債

345,722

596,917

456,702

133,030

48,572

1,007,218

外国債券

1,793,967

1,689,472

2,030,248

1,029,431

406,398

1,650,999

その他

5,162

34,373

32,621

5,292

8,023

798

貸出金(*2)

27,469,817

13,110,344

10,095,317

4,505,825

3,590,911

7,026,890

合計

57,420,704

24,005,319

20,438,630

6,770,235

5,336,519

9,975,227

(*1) 有価証券には、時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券を含んでおります。

(*2) 貸出金のうち、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先に対する債権等、償還予定額が見込めない503,890百万円、期間の定めのないもの578,001百万円は含めておりません。

(注4)社債、借用金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(平成25年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
3年以内

3年超
5年以内

5年超
7年以内

7年超
10年以内

10年超

預金(*1)

23,103,212

205,646

9,083

1,497

600

譲渡性預金

10,974,736

7,285

コールマネー及び売渡手形

13,349,648

借用金(*2)

1,375,942

845,641

137,138

62,703

379,000

166,800

短期社債

352,400

社債(*2)

671,671

1,163,344

1,364,586

157,320

242,307

344,996

合計

49,827,612

2,221,917

1,510,808

221,521

621,908

511,796

(*1) 預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。

(*2) 借用金及び社債のうち、期間の定めのないもの(借用金69,039百万円、社債5,400百万円)は含めており

     ません。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超

3年以内

3年超

5年以内

5年超

7年以内

7年超

10年以内

10年超

預金(*1)

83,298,312

2,847,459

667,501

78,984

55,135

譲渡性預金

11,738,753

7,819

コールマネー及び売渡手形

6,071,334

借用金(*2)

5,260,160

1,160,679

99,201

97,313

588,618

83,813

短期社債

112,468

社債(*2)

638,241

1,194,534

1,231,364

282,100

321,293

325,913

合計

107,119,270

5,210,492

1,998,067

458,398

965,048

409,727

(*1) 預金のうち、要求払預金については、「1年以内」に含めて開示しております。

(*2) 借用金及び社債のうち、期間の定めのないもの(借用金133,044百万円、社債39,400百万円)は含めており

     ません。

 

(有価証券関係)

※1.連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「特定取引資産」中の商品有価証券、特定取引有価証券及び短期社債等、「現金預け金」中の譲渡性預け金、「買入金銭債権」の一部、並びに「その他資産」の一部が含まれております。

※2.「子会社株式及び関連会社株式」については、財務諸表における注記事項として記載しております。

1.売買目的有価証券

 (単位:百万円)

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

連結会計年度の損益に含まれた評価差額

36,733

215

 

2.満期保有目的の債券

前連結会計年度(平成25年3月31日)

      該当ありません。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表

計上額

(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

時価が連結貸借対照表

計上額を超えるもの

  国債

3,830,230

3,848,185

17,954

時価が連結貸借対照表

計上額を超えないもの

  国債

209,852

209,632

△220

合計

4,040,082

4,057,817

17,734

 

 

3.その他有価証券

前連結会計年度(平成25年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表

計上額

(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

 

 

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式

1,549,835

856,274

693,561

 

債券

13,054,036

12,989,478

64,558

 

国債

12,291,317

12,242,672

48,644

 

地方債

22,081

21,263

817

 

社債

740,638

725,541

15,096

 

その他

4,688,499

4,598,256

90,243

 

外国債券

4,197,861

4,152,225

45,635

 

買入金銭債権

 

その他

490,638

446,030

44,607

 

小計

19,292,372

18,444,009

848,362

 

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式

461,987

539,362

△77,375

 

債券

1,723,864

1,726,638

△2,773

 

国債

1,679,821

1,680,023

△202

 

地方債

1,558

1,559

△1

 

社債

42,485

45,055

△2,569

 

その他

4,347,842

4,436,579

△88,737

 

外国債券

3,917,757

3,960,845

△43,087

 

買入金銭債権

35,572

36,041

△468

 

その他

394,512

439,692

△45,180

 

小計

6,533,694

6,702,580

△168,886

 

合計

25,826,066

25,146,590

679,475

 

(注)評価差額のうち、時価ヘッジ等の適用により損益に反映させた額は、3,311百万円(利益)であります。

当連結会計年度(平成26年3月31日)

 

種類

連結貸借対照表

計上額

(百万円)

取得原価

(百万円)

差額

(百万円)

 

 

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

株式

2,423,237

1,340,138

1,083,098

 

債券

12,802,718

12,756,447

46,271

 

国債

10,626,557

10,609,696

16,860

 

地方債

178,934

176,315

2,619

 

社債

1,997,226

1,970,434

26,791

 

その他

4,697,501

4,524,965

172,536

 

外国債券

3,298,642

3,267,369

31,273

 

買入金銭債権

218,195

213,376

4,818

 

その他

1,180,663

1,044,219

136,443

 

小計

19,923,457

18,621,551

1,301,905

 

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

株式

440,759

534,022

△93,263

 

債券

10,992,337

11,008,309

△15,972

 

国債

10,304,813

10,308,559

△3,745

 

地方債

61,900

62,006

△105

 

社債

625,622

637,743

△12,120

 

その他

6,449,736

6,682,993

△233,257

 

外国債券

5,353,884

5,551,717

△197,832

 

買入金銭債権

483,469

486,402

△2,933

 

その他

612,382

644,873

△32,490

 

小計

17,882,832

18,225,325

△342,492

 

合計

37,806,289

36,846,876

959,413

 

(注)評価差額のうち、時価ヘッジ等の適用により損益に反映させた額は、37,413百万円(利益)であります。

4. 当連結会計年度中に売却した満期保有目的の債券

  該当ありません。

 

5.当連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

株式

116,394

20,784

13,181

債券

22,005,220

58,437

976

国債

20,576,699

52,088

734

地方債

122,071

541

38

社債

1,306,449

5,807

203

その他

17,515,946

120,133

50,416

合計

39,637,560

199,354

64,574

(注)時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券を含んでおります。

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

株式

116,740

28,694

2,383

債券

53,628,965

47,783

8,534

国債

52,768,824

43,109

6,899

地方債

100,049

277

53

社債

760,091

4,396

1,581

その他

8,213,742

78,317

50,357

合計

61,959,448

154,796

61,274

(注)時価を把握することが極めて困難と認められるその他有価証券を含んでおります。

6. 保有目的を変更した有価証券

 当連結会計年度中に、その他有価証券297,657百万円の保有目的を関連会社株式に区分しております。この変更により、有価証券が155,463百万円、その他有価証券評価差額金が96,843百万円、繰延税金負債が37,708百万円、利益剰余金が23,839百万円減少しております。

 

7.減損処理を行った有価証券

 売買目的有価証券以外の有価証券(時価を把握することが極めて困難なものを除く)のうち、当該有価証券の時価(原則として当該連結決算日の市場価格。以下同じ)が取得原価(償却原価を含む。以下同じ)に比べて著しく下落しており、時価が取得原価まで回復する見込みがあると認められないものについては、当該時価をもって連結貸借対照表計上額とするとともに、評価差額を当該連結会計年度の損失として処理(以下「減損処理」という)しております。

 前連結会計年度における減損処理額は、90,220百万円であります。

 当連結会計年度における減損処理額は、7,516百万円であります。

 また、時価が「著しく下落した」と判断するための基準を定めており、その概要は、原則として以下のとおりであります。

 時価が取得原価の50%以下の銘柄

 時価が取得原価の50%超70%以下かつ市場価格が一定水準以下で推移している銘柄

 

(金銭の信託関係)

1.運用目的の金銭の信託

前連結会計年度(平成25年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

連結会計年度の損益に含まれた評価差額(百万円)

運用目的の金銭の信託

95,949

34

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

連結会計年度の損益に含まれた評価差額(百万円)

運用目的の金銭の信託

2,808

31

 

2.満期保有目的の金銭の信託

 該当ありません。

3.その他の金銭の信託(運用目的及び満期保有目的以外)

 該当ありません。

(その他有価証券評価差額金)

 連結貸借対照表に計上されているその他有価証券評価差額金の内訳は、次のとおりであります。

 前連結会計年度(平成25年3月31日)

 

金額(百万円)

評価差額

676,014

その他有価証券

676,014

(△)繰延税金負債

203,135

その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)

472,878

(△)少数株主持分相当額

6,176

(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相当額

1,694

その他有価証券評価差額金

468,397

 (注)1.時価ヘッジ等の適用により損益に反映させた額3,311百万円(利益)は、その他有価証券の評価差額より控除しております。

2.時価を把握することが極めて困難な外貨建その他有価証券に係る為替換算差額については、「評価差額」の内訳「その他有価証券」に含めて記載しております。

 当連結会計年度(平成26年3月31日)

 

金額(百万円)

評価差額

922,075

その他有価証券

922,075

(△)繰延税金負債

267,665

その他有価証券評価差額金(持分相当額調整前)

654,410

(△)少数株主持分相当額

43,817

(+)持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相当額

3,896

その他有価証券評価差額金

614,488

 (注)1.時価ヘッジ等の適用により損益に反映させた額37,413百万円(利益)は、その他有価証券の評価差額より控除しております。

2.時価を把握することが極めて困難な外貨建その他有価証券に係る為替換算差額については、「評価差額」の内訳「その他有価証券」に含めて記載しております。

(デリバティブ取引関係)

1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引

 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごとの連結決算日における契約額又は契約において定められた元本相当額、時価及び評価損益並びに当該時価の算定方法は、次のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

(1) 金利関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品

取引所

金利先物

 

 

 

 

売建

10,202,570

5,489,583

△51,344

△51,344

買建

10,398,159

4,995,114

51,285

51,285

金利オプション

 

 

 

 

売建

2,982,924

687,023

△2,622

△135

買建

3,528,289

556,531

2,079

△46

店頭

金利先渡契約

 

 

 

 

売建

12,538,135

1,282,444

△7,573

△7,573

買建

16,088,710

1,915,772

8,973

8,973

金利スワップ

 

 

 

 

受取固定・支払変動

337,886,797

242,059,256

9,907,180

9,907,180

受取変動・支払固定

338,907,180

240,995,005

△9,713,354

△9,713,354

受取変動・支払変動

55,933,475

33,692,472

12,842

12,842

受取固定・支払固定

531,928

472,888

8,243

8,243

金利オプション

 

 

 

 

売建

12,033,174

8,256,980

△175,742

△175,742

買建

11,049,245

7,529,946

180,335

180,335

連結会社間取引及び内部取引

金利スワップ

 

 

 

 

受取固定・支払変動

2,148,766

1,586,421

30,644

30,644

受取変動・支払固定

4,169,633

3,730,982

△70,939

△70,939

受取変動・支払変動

合計

180,007

180,368

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。

店頭取引、連結会社間取引及び内部取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品

取引所

金利先物

 

 

 

 

売建

11,176,837

6,070,052

△21,739

△21,739

買建

9,703,057

5,270,930

23,266

23,266

金利オプション

 

 

 

 

売建

2,142,697

595,526

△4,060

379

買建

1,911,694

529,727

3,385

△522

店頭

金利先渡契約

 

 

 

 

売建

7,598,487

412,133

△1,364

△1,364

買建

8,006,287

595,270

1,539

1,539

金利スワップ

 

 

 

 

受取固定・支払変動

349,963,537

265,236,602

6,021,523

6,021,523

受取変動・支払固定

348,816,926

262,344,526

△5,920,967

△5,920,967

受取変動・支払変動

47,398,139

33,262,057

3,320

3,320

受取固定・支払固定

265,799

233,796

1,898

1,898

金利オプション

 

 

 

 

売建

11,157,793

7,749,396

△ 114,363

△ 114,363

買建

9,523,996

6,147,620

122,816

122,816

連結会社間取引及び内部取引

金利スワップ

 

 

 

 

受取固定・支払変動

4,130,328

3,825,292

38,666

38,666

受取変動・支払固定

8,202,717

7,196,953

△19,123

△19,123

受取変動・支払変動

41,922

41,922

△2

△2

合計

134,793

135,326

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。

店頭取引、連結会社間取引及び内部取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。

 

(2) 通貨関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品

取引所

 

通貨先物

 

 

 

 

売建

14,573

5,252

△11

△11

買建

23,252

3,060

21

21

通貨オプション

 

 

 

 

売建

買建

店頭

通貨スワップ

36,846,677

21,898,050

△34,706

△361,043

為替予約

 

 

 

 

売建

44,098,751

3,440,091

△1,120,033

△1,120,033

買建

22,853,107

2,914,912

1,272,723

1,272,723

通貨オプション

 

 

 

 

売建

4,581,578

2,173,041

△280,084

△5,773

買建

4,320,850

2,018,771

277,348

△13,898

連結会社間取引及び内部取引

 

通貨スワップ

2,779,435

1,676,816

342,708

273,325

為替予約

 

 

 

 

売建

1,318

△0

△0

買建

114,192

1,859

1,859

合計

459,824

47,168

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。
店頭取引、連結会社間取引及び内部取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。

 

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品

取引所

 

通貨先物

 

 

 

 

売建

23,653

2,370

1,155

1,155

買建

36,577

△12

△12

通貨オプション

 

 

 

 

売建

1,591

△2

△2

買建

1,591

1

1

店頭

通貨スワップ

35,638,533

22,261,875

5,440

14,721

為替予約

 

 

 

 

売建

48,338,033

2,394,507

△518,430

△518,430

買建

21,686,934

1,569,711

584,760

584,760

通貨オプション

 

 

 

 

売建

3,783,401

1,717,037

△227,010

△70,458

買建

3,490,662

1,551,978

124,462

△28,339

連結会社間取引及び内部取引

通貨スワップ

2,530,888

1,213,503

392,733

4,255

為替予約

 

 

 

 

 売建

 買建

合計

363,098

△12,348

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、東京金融取引所等における最終の価格によっております。
店頭取引、連結会社間取引及び内部取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。

 

(3) 株式関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品

取引所

株式指数先物

 

 

 

 

売建

324,970

△6,906

△6,906

買建

10,312

72

72

株式指数先物オプション

 

 

 

 

売建

693,577

153,930

△42,842

△22,150

買建

652,404

147,005

45,026

19,084

店頭

株リンクスワップ

530,924

316,180

7,745

7,745

有価証券店頭オプション

 

 

 

 

売建

684,145

354,813

△108,931

△77,820

買建

564,258

323,248

112,658

91,486

その他

 

 

 

 

買建

39,783

24,000

1,322

1,322

合計

8,145

12,833

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。

店頭取引については、割引現在価値やオプション価格計算モデル等により算定しております。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品

取引所

株式指数先物

 

 

 

 

売建

買建

株式指数先物オプション

 

 

 

 

売建

買建

店頭

株リンクスワップ

172,800

172,800

有価証券店頭オプション

 

 

 

 

売建

買建

その他

 

 

 

 

買建

合計

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

割引現在価値等により算定しております。

 

(4) 債券関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品取引所

債券先物

 

 

 

 

売建

894,898

19,214

△2,569

△2,569

買建

671,141

11,963

2,425

2,425

債券先物オプション

 

 

 

 

売建

382,795

△745

△191

買建

378,511

817

8

店頭

債券店頭オプション

 

 

 

 

売建

591,420

16,157

△5,542

△3,855

買建

568,680

16,157

5,696

4,099

合計

81

△82

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、東京証券取引所等における最終の価格によっております。

店頭取引については、オプション価格計算モデル等により算定しております。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品取引所

債券先物

 

 

 

 

売建

610,646

1,097

1,097

買建

606,405

△1,157

△1,157

債券先物オプション

 

 

 

 

売建

337,131

△310

105

買建

186,910

514

△118

店頭

債券店頭オプション

 

 

 

 

売建

買建

合計

143

△74

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

大阪取引所等における最終の価格によっております。

 

(5) 商品関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品取引所

商品先物

 

 

 

 

売建

75,293

3,543

△486

△486

買建

75,588

3,286

208

208

商品先物オプション

 

 

 

 

売建

93

△0

0

買建

93

0

△1

店頭

商品オプション

 

 

 

 

売建

201,313

117,394

△29,748

△29,748

買建

201,347

117,630

31,284

31,284

合計

1,256

1,255

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、ニューヨーク商業取引所等における最終の価格によっております。

店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。

3.商品はオイル、銅、アルミニウム等に係るものであります。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

金融商品取引所

商品先物

 

 

 

 

売建

40,507

1,373

△322

△322

買建

37,531

1,452

385

385

商品先物オプション

 

 

 

 

売建

買建

店頭

商品オプション

 

 

 

 

売建

201,003

90,993

△10,918

△10,918

買建

184,254

74,989

17,683

17,683

合計

6,828

6,828

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

取引所取引については、ニューヨーク商業取引所等における最終の価格によっております。

店頭取引については、取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。

3.商品はオイル、銅、アルミニウム等に係るものであります。

 

(6) クレジット・デリバティブ取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

店頭

クレジット・デリバティブ

 

 

 

 

売建

2,463,306

1,842,469

2,235

2,235

買建

2,885,546

2,215,559

13,877

13,877

合計

16,113

16,113

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

割引現在価値や取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。

3.「売建」は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

区分

種類

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

評価損益

(百万円)

店頭

クレジット・デリバティブ

 

 

 

 

売建

329,199

271,779

2,728

2,728

買建

506,431

390,877

15,807

15,807

合計

18,536

18,536

 (注)1.上記取引については時価評価を行い、評価損益を連結損益計算書に計上しております。

2.時価の算定

割引現在価値や取引対象物の価格、契約期間、その他当該取引に係る契約を構成する要素に基づき算定しております。

3.「売建」は信用リスクの引受取引、「買建」は信用リスクの引渡取引であります。

 

 

2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

 ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引について、取引の対象物の種類ごと、ヘッジ会計の方法別の連結決算日における契約額又は契約において定められた元本相当額及び時価並びに当該時価の算定方法は、次のとおりであります。なお、契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

(1) 金利関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

金利スワップ

貸出金、預金、借用金等

 

 

 

受取固定・支払変動

 

14,363,699

13,112,941

301,857

受取変動・支払固定

 

5,752,455

4,696,450

△119,229

受取変動・支払変動

 

170,000

80,000

152

ヘッジ対象に係る損益を認識する方法

 

金利スワップ

その他有価証券等

 

 

 

受取固定・支払変動

 

4,329

19

受取変動・支払固定

 

78,801

66,482

△2,473

金利スワップの特例処理

金利スワップ

貸出金、借用金等

 

 

(注)3

受取固定・支払変動

 

30,000

30,000

受取変動・支払固定

 

20,645

20,645

合計

180,326

(注)1.主として、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき、繰延ヘッジによっております。

2.時価の算定

 割引現在価値等により算定しております。

3.金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている貸出金、借用金等と一体として処理されているため、その時価は「(金融商品関係)」の当該貸出金、借用金等の時価に含めて記載しております。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

金利スワップ

貸出金、預金、借用金等

 

 

 

受取固定・支払変動

 

24,653,042

20,249,955

181,158

受取変動・支払固定

 

7,248,050

6,756,342

△101,120

受取変動・支払変動

 

121,922

71,922

65

ヘッジ対象に係る損益を認識する方法

金利スワップ

その他有価証券等

 

 

 

受取固定・支払変動

 

受取変動・支払固定

 

218,436

206,607

△1,004

金利スワップの特例処理

金利スワップ

貸出金、借用金等

 

 

(注)3

受取固定・支払変動

 

受取変動・支払固定

 

93,122

83,213

合計

79,099

(注)1.主として、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき、繰延ヘッジによっております。

2.時価の算定

 割引現在価値等により算定しております。

3.金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている貸出金、借用金等と一体として処理されているため、その時価は「(金融商品関係)」の当該貸出金、借用金等の時価に含めて記載しております。

 

(2) 通貨関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

通貨スワップ

貸出金、預金、借用金、子会社純資産の親会社持分等

8,816,368

2,340,415

△421,944

為替予約

 

 

 

売建

230,289

△9,795

買建

1,318

0

為替予約の振当処理

為替予約

売建

 

 

 

合計

△431,740

(注)1.主として、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に基づき、繰延ヘッジによっております。

2.時価の算定

 割引現在価値等により算定しております。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

原則的処理方法

通貨スワップ

貸出金、預金、借用金、子会社純資産の親会社持分等

6,803,174

1,544,593

△406,588

為替予約

 

 

 

売建

134,028

△1,638

買建

為替予約の振当処理

為替予約

売建

短期社債

 

3,391

 

(注)3

合計

△408,226

(注)1.主として、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号)に基づき、繰延ヘッジによっております。

2.時価の算定

 割引現在価値等により算定しております。

3.為替予約の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている短期社債と一体として処理されております。

 

     (3) 株式関連取引

前連結会計年度(平成25年3月31日)

   該当ありません。

 

当連結会計年度(平成26年3月31日)

ヘッジ会計の方法

種類

主なヘッジ対象

契約額等

(百万円)

契約額等のうち1年超のもの

(百万円)

時価

(百万円)

ヘッジ対象に係る損益を認識する方法

株式先渡取引

その他有価証券

 

 

 

売建

 

23,327

800

合計

800

(注)時価の算定

    割引現在価値等により算定しております。

 

(4) 債券関連取引

 該当ありません。

 

 

 

(退職給付関係)

前連結会計年度(自  平成24年4月1日  至  平成25年3月31日)

1.採用している退職給付制度の概要

(1)当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けています。また、当行及び一部の国内連結子会社は、退職一時金制度の一部について確定拠出年金制度を採用しております。

(2)当行は退職給付信託を設定しております。

 

2.退職給付債務に関する事項

区分

金額(百万円)

退職給付債務

(A)

 

△418,489

 

年金資産

(B)

 

460,847

 

未積立退職給付債務

(C)=(A)+(B)

 

42,358

 

未認識数理計算上の差異

(D)

 

69,549

 

連結貸借対照表計上額純額

(E)=(C)+(D)

 

111,907

 

前払年金費用

(F)

 

129,856

 

退職給付引当金

(E)-(F)

 

 

△17,949

 

 

  (注)1.臨時に支払う割増退職金は含めておりません。

2.一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。

 

3.退職給付費用に関する事項

区分

金額(百万円)

勤務費用

 

7,472

 

利息費用

 

7,018

 

期待運用収益

 

△9,642

 

数理計算上の差異の費用処理額

 

18,039

 

その他(臨時に支払った割増退職金等)

 

2,857

 

退職給付費用

 

 

25,745

 

 

  (注)1.企業年金基金に対する従業員拠出額は「勤務費用」より控除しております。

2.簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に含めて計上しております。

 

4.退職給付債務等の計算の基礎に関する事項

(1)割引率               主に1.7%

 

(2)期待運用収益率       主に1.85%~2.80%

 

(3)退職給付見込額の期間配分方法

  期間定額基準

 

(4)数理計算上の差異の処理年数

  主として10年~12年(各発生連結会計年度における従業員の平均残存勤務期間内の一定年数による定額法に基づき按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から損益処理することとしております。)

 

当連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

1.採用している退職給付制度の概要

(1)当行及び国内連結子会社は、確定給付型の制度として、企業年金基金制度及び退職一時金制度を設けています。また、当行及び一部の国内連結子会社は、退職一時金制度の一部について確定拠出年金制度を採用しております。

(2)当行は退職給付信託を設定しております。

 

2.確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

区分

金額(百万円)

退職給付債務の期首残高

 

418,489

 

勤務費用

 

16,580

 

利息費用

 

14,867

 

数理計算上の差異の発生額

 

2,699

 

退職給付の支払額

 

△54,283

 

合併による増加

 

709,432

 

連結範囲の変動

 

△76,006

 

その他

 

244

 

退職給付債務の期末残高

 

1,032,023

 

  (注)一部の連結子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。

 

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

区分

金額(百万円)

年金資産の期首残高

 

460,847

 

期待運用収益

 

24,179

 

数理計算上の差異の発生額

 

120,073

 

事業主からの拠出額

 

26,844

 

従業員からの拠出額

 

682

 

退職給付の支払額

 

△41,187

 

合併による増加

 

855,082

 

連結範囲の変動

 

△64,186

 

その他

 

374

 

年金資産の期末残高

 

1,382,709

 

 

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資
産の調整表

区分

金額(百万円)

退職給付債務

 

1,032,023

 

年金資産

 

△1,382,709

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

 

△350,686

 

 

区分

金額(百万円)

退職給付に係る負債

 

5,684

 

退職給付に係る資産

 

△356,371

 

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

 

△350,686

 

 

 

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額

区分

金額(百万円)

勤務費用

 

15,898

 

利息費用

 

14,867

 

期待運用収益

 

△24,179

 

数理計算上の差異の費用処理額

 

12,763

 

その他

 

3,284

 

確定給付制度に係る退職給付費用

 

22,633

 

  (注)1.企業年金基金に対する従業員拠出額は「勤務費用」より控除しております。

2.簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は「勤務費用」に含めて計上しております。

 

(5)退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

区分

金額(百万円)

未認識数理計算上の差異

 

22,045

 

合計

 

22,045

 

 

(6)年金資産に関する事項

① 年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

国内株式

 

54.22

国内債券

 

17.66

外国株式

 

13.09

外国債券

 

4.37

生命保険会社の一般勘定

 

5.28

その他

 

5.38

合計

 

100.00

  (注)年金資産合計には、企業年金制度及び退職一時金制度に対して設定した退職給付信託が58.03%含まれております。

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(7)数理計算上の計算基礎に関する事項

当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎

①割引率                   主に1.70

②長期期待運用収益率       主に1.93~2.80

 

3.確定拠出制度

当行及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は326百万円であります。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

繰越欠損金

129,737

百万円

20,318

百万円

有価証券償却損金算入限度超過額

327,940

 

178,949

 

貸倒引当金損金算入限度超過額

124,218

 

223,194

 

有価証券等(退職給付信託拠出分)

62,599

 

188,920

 

その他有価証券評価差額

17,166

 

25,862

 

その他

83,688

 

113,805

 

繰延税金資産小計

745,351

 

751,049

 

評価性引当額

△466,114

 

△248,820

 

繰延税金資産合計

279,237

 

502,229

 

繰延税金負債

 

 

 

 

その他有価証券評価差額

△202,398

 

△265,865

 

前払年金費用

△44,629

 

 

退職給付に係る資産

 

△126,689

 

繰延ヘッジ損益

△46,751

 

△21

 

その他

△55,830

 

△71,550

 

繰延税金負債合計

△349,609

 

△464,127

 

繰延税金資産(負債)の純額

△70,372

百万円

38,101

百万円

(注)当連結会計年度より、金額的重要性が増したため、「有価証券等(退職給付信託拠出分)」を独立掲記しておりま   す。この表示方法の変更により、前連結会計年度の「繰延税金資産その他」に含めていた62,599百万円を「有価証   券等(退職給付信託拠出分)」に組み替えて表示しております。

 

2.連結財務諸表提出会社の法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳

 

 

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

 

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

法定実効税率

 

38.01

 

37.92

(調整)

 

 

 

 

 

 

評価性引当額の増減

 

△24.62

 

 

△4.27

 

受取配当金等永久に益金に算入されない項目

 

△3.47

 

 

△2.27

 

連結子会社との税率差異

 

△6.45

 

 

△3.34

 

税率変更による期末繰延税金資産の減額修正

 

 

 

0.94

 

その他

 

△0.26

 

 

△0.79

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

3.21

 

28.19

 

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。これに伴い、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等にかかる繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の37.92%から35.55%となります。

  この税率変更により、繰延税金資産は6,057百万円減少し、その他有価証券評価差額金は1,177百万円増加し、法人税等調整額は7,208百万円増加しております。

 

(企業結合等関係)

1.合併前の株式会社みずほコーポレート銀行(以下「当行」)は、平成25年3月29日開催の取締役会及び株主総会において、当行の連結子会社であるみずほ証券株式会社(以下「みずほ証券」)の全株式を、親会社である株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下「みずほフィナンシャルグループ」)に対して現物配当として交付することを決議し、平成25年4月1日付で実施しました結果、みずほ証券はみずほフィナンシャルグループの直接出資子会社になりました。
 

 (1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容、企業結合日、企業結合の法的形式、取引の目的を含む取引の概要

  ①結合当事企業の名称及びその事業の内容

 項目

 直接出資親会社

 直接出資子会社

 結合当事企業の名称

 みずほフィナンシャル

 グループ

 みずほ証券

 事業の内容

 金融持株会社

 金融商品取引業

         ②企業結合日

      平成25年4月1日 現物配当日

     ③企業結合の法的形式

      みずほフィナンシャルグループの完全子会社である当行及び合併前の株式会社みずほ銀行が、それぞれの所有するみずほ証券の全株式を、みずほフィナンシャルグループに対して現物配当として交付する方法により行うものです。

     ④取引の目的を含む取引の概要

       「みずほフィナンシャルグループ」は、銀行・信託・証券を自前で保有する唯一の邦銀グループとしての特徴と優位性を活かすとともに、持株会社の強固なグループガバナンスの下でより迅速かつ一体的なグループ戦略企画推進を行う事を目的として、「ワンバンク(ひとつの銀行)」・「ワンセキュリティーズ(ひとつの証券会社)」への移行と併せ、新たなグループ資本ストラクチャーと新たなグループ運営体制への移行、グループガバナンスの強化を図り、最も有効かつ先進的なグループ経営体制を構築することを目指しております。その一環として、みずほフィナンシャルグループが連結対象子会社であるみずほ証券を直接出資子会社とし、銀行・信託・証券その他の主要グループ会社を持株会社の直下に設置する新たなグループ資本ストラクチャーに移行したものです。

 

(2)実施した会計処理の概要

 「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日)、「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日)及び「自己株式及び準備金の額の減少等に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第2号 平成18年8月11日)に基づき処理しております。これに伴う連結の範囲及び持分法適用の範囲の変更については「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項1.連結の範囲に関する事項及び2.持分法の適用に関する事項」に記載の通りです。

 

2.株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下「みずほフィナンシャルグループ」)の完全子会社である株式会社み ずほ銀行(以下「みずほ銀行」)及び株式会社みずほコーポレート銀行(以下「当行」)は、平成25年2月26日付合併 契約に基づき、平成25年7月1日付で合併いたしました。

 

 (1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容、企業結合日、企業結合の法的形式、結合後企業の名称、取引の目的を含む取引の概要

 ①結合当事企業の名称及びその事業の内容

 項目

 結合企業

 被結合企業

 結合当事企業の名称

 当行

 みずほ銀行

 事業の内容

 銀行業

 銀行業

  ②企業結合日

   平成25年7月1日

  ③企業結合の法的形式

当行を存続会社、みずほ銀行を消滅会社とする吸収合併

  ④結合後企業名称

  新商号 株式会社みずほ銀行

  ⑤取引の目的を含む取引の概要

 「みずほフィナンシャルグループ」では、本件合併により、これまで培ってきた両行の「強み」「特長」を活かし、両行のお客さまに多面的・有機的な金融サービスをダイレクトかつスピーディーに提供し、また、銀・信・証のグループ連携を一層強化することで、お客さま利便性の更なる向上を実現するとともに、グループガバナンスの強化とグループ経営効率の改善を通じ、グループ一体運営の一層の強化と人材・ネットワーク等の経営資源の全体最適についても同時に実現してまいります。

 

(2) 実施した会計処理の概要

  「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。これに伴う連結の範囲及び持分法適用の範囲の変更については「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項1.連結の範囲に関する事項及び2.持分法の適用に関する事項」に記載の通りです。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当行グループは、事業セグメントを商品・サービスの性質、顧客属性、グループの組織体制に基づき分類しております。

以下に示す報告セグメント情報は、経営者が当行グループの各事業セグメントの業績評価に使用している内部管理報告に基づいており、その評価についてはグループ内の管理会計ルール・実務に則して、主に業務純益(一般貸倒引当金繰入前)を用いております。

また、当行グループは事業セグメントを当行単体、その他に分類し、当行単体の事業セグメントを顧客マーケットに応じた「個人」「リテールバンキング」「大企業法人」「事業法人」「金融・公共法人」「国際」の6つの顧客セグメントと「市場・その他」に分類して記載しております。

なお、みずほ証券は、平成25年1月に旧みずほ証券と旧みずほインベスターズ証券が合併して発足し、平成25年4月にグループ資本ストラクチャーの見直しにより当行の連結子会社から、当行の持株会社であるみずほフィナンシャルグループの連結子会社に異動しました。そのため、前連結会計年度においては、みずほ証券グループを当行グループに含んでおりましたが、当連結会計年度においては除外しております。

また、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行は、平成25年7月に存続会社をみずほコーポレート銀行として合併し、みずほ銀行に商号変更しております。そのため、前連結会計年度においてはみずほコーポレート銀行グループを、当連結会計年度においては合併後のみずほ銀行グループを記載しております。

 

  [みずほ銀行]

   みずほ銀行は、個人、中堅・中小企業、大企業、金融法人、公共法人、海外の日系・非日系企業等を顧客として、銀行業務やその他の金融サービスの提供を行っており、各顧客セグメントの概要は以下の通りです。

 

   個人       :個人(リテールバンキングセグメントの個人を除く)

   リテールバンキング:企業オーナー・地権者等の個人、中小企業

   大企業法人    :国内大企業法人ならびにそのグループ会社

   事業法人     :上場企業に準ずる中堅・中小企業

   金融・公共法人  :金融法人、国、地方公共団体

   国際       :海外進出日系企業及び非日系企業

 

  [その他]

   当行の子会社等により構成され、主に当行グループの顧客に対して、金融商品・サービスを提供しております。

 

2.報告セグメントごとの業務粗利益、業務純益(一般貸倒引当金繰入前)及び資産の金額の算定方法

   以下の報告セグメントの情報は内部管理報告を基礎としております。

   業務粗利益は、資金利益、信託報酬、役務取引等利益、特定取引利益及びその他業務利益の合計であります。

   業務純益(一般貸倒引当金繰入前)は、業務粗利益から経費(除く臨時処理分)及びその他(持分法による投資損益等連結調整)を控除等したものであります。
 経営者が各セグメントの資産情報を資源配分や業績評価のために使用することはないことから、セグメント別資産情報は作成しておりません。

   セグメント間の取引に係る業務粗利益は、市場実勢価格に基づいております。

 

 

3.報告セグメントごとの業務粗利益及び業務純益(一般貸倒引当金繰入前)の金額に関する情報

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほコーポレート銀行(連結)

 

みずほコーポレート銀行(単体)

みずほ

証券

(連結)

その他

 

 

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

業務粗利益

244,200

700

29,500

212,900

247,775

735,075

227,193

96,673

1,058,942

経費(除く臨時処理分)

76,800

1,300

12,200

66,600

84,148

241,048

197,133

33,781

471,963

その他

13

50,021

50,008

業務純益(一般貸倒引当金繰入前)

167,400

600

17,300

146,300

163,626

494,026

30,073

12,870

536,971

   (注)1.一般企業の売上高に代えて、業務粗利益を記載しております。

2.「その他」には各子会社間の内部取引として消去すべきものが含まれております。

3.平成25年4月より新たなグループ運営体制に移行したことに伴い、上表につきましては、当該変更を反映させるための組替えを行っております。なお、平成25年4月より当行の連結対象子会社であったみずほ証券はみずほフィナンシャルグループの直接出資子会社となっております。

4.平成25年1月にみずほ証券とみずほインベスターズ証券は合併しております。上表につきましては、「みずほ証券(連結)」は合併後のみずほ証券(連結)であります。

 

(合併前のみずほ銀行及びみずほコーポレート銀行合算)

(単位:百万円)

 

合併前のみずほ銀行及びみずほコーポレート銀行合算

個人

リテール

バンキング

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

 

業務粗利益

253,100

125,600

278,400

177,500

60,400

212,900

454,650

1,562,550

経費(除く臨時処理分)

218,600

113,700

88,400

74,500

26,500

66,600

177,145

765,445

その他

業務純益 (一般貸倒引当金繰入前)

34,500

11,900

190,000

103,000

33,900

146,300

277,504

797,104

   (注)平成25年7月にみずほ銀行とみずほコーポレート銀行は合併しております。上表につきましては、合併前のみずほ銀行及びみずほコーポレート銀行を単純合算しております。

 

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほ銀行(連結)

 

みずほ銀行(単体)

その他

 

 

個人

リテール

バンキング

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

業務粗利益

197,900

94,600

296,900

129,700

50,800

268,700

159,710

1,198,310

142,862

1,341,173

経費(除く臨時処理分)

171,300

87,800

83,800

58,800

25,100

82,500

149,728

659,028

52,263

711,291

その他

56,037

56,037

業務純益(一般貸倒引当金繰入前)

26,600

6,800

213,100

70,900

25,700

186,200

9,982

539,282

34,561

573,844

   (注)1.一般企業の売上高に代えて、業務粗利益を記載しております。

2.「その他」には各子会社間の内部取引として消去すべきものが含まれております。

3.平成25年7月にみずほ銀行とみずほコーポレート銀行は合併しております。上表につきましては、「みずほ銀行(単体)」はみずほコーポレート銀行の第1四半期の計数、合併後のみずほ銀行の第2四半期及び下半期の計数を記載しております。

 

(みずほ銀行及びみずほコーポレート銀行合算)

(単位:百万円)

 

みずほ銀行及びみずほコーポレート銀行合算

個人

リテール

バンキング

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

 

業務粗利益

260,100

125,300

304,100

168,000

57,700

268,700

200,215

1,384,115

経費(除く臨時処理分)

226,400

116,700

87,200

77,700

29,000

82,500

171,616

791,116

その他

業務純益 (一般貸倒引当金繰入前)

33,700

8,600

216,900

90,300

28,700

186,200

28,598

592,998

   (注)平成25年7月にみずほ銀行とみずほコーポレート銀行は合併しております。上表につきましては、合併前のみずほ銀行の第1四半期の計数、みずほコーポレート銀行の第1四半期の計数、合併後のみずほ銀行の第2四半期及び下半期の計数を単純合算しております。

 

4.報告セグメント合計額と連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

   上記の内部管理報告に基づく報告セグメントの業務粗利益及び業務純益(一般貸倒引当金繰入前)と連結損益計算書計上額は異なっており、差異調整は以下の通りです。

  (1) 報告セグメントの業務粗利益の合計額と連結損益計算書の経常利益計上額

(単位:百万円)

 

業務粗利益

前連結会計年度

  (自 平成24年4月1日

   至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

  (自 平成25年4月1日

   至 平成26年3月31日)

報告セグメント計

1,058,942

1,341,173

その他経常収益

71,472

240,671

営業経費

△491,935

△728,129

その他経常費用

△280,086

△88,134

連結損益計算書の経常利益

358,393

765,580

 

  (2) 報告セグメントの業務純益(一般貸倒引当金繰入前)の合計額と連結損益計算書の税金等調整前当期純利益計上額

(単位:百万円)

 

業務純益(一般貸倒引当金繰入前)

前連結会計年度

  (自 平成24年4月1日

   至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

  (自 平成25年4月1日

   至 平成26年3月31日)

報告セグメント計

536,971

573,844

経費(臨時処理分)

△19,972

△16,837

不良債権処理額(含む一般貸倒引当金

純繰入額)

△147,746

△15,363

貸倒引当金戻入益等

11,097

106,173

株式等関係損益

△85,816

50,131

特別損益

△29,807

3,637

その他

63,860

67,633

連結損益計算書の税金等調整前当期純利益

328,586

769,218

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  平成24年4月1日  至  平成25年3月31日)

1.地域ごとの情報

(1)経常収益

(単位:百万円)

日本

米州

欧州

アジア・オセアニア

合計

954,672

208,317

136,735

247,968

1,547,693

(注)1.当行及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2.「日本」には当行(海外店を除く)及び国内連結子会社、「米州」にはカナダ、アメリカ等に所在する当行海外店及び連結子会社、「欧州」にはイギリス等に所在する当行海外店及び連結子会社、「アジア・オセアニア」には香港、シンガポール等に所在する当行海外店及び連結子会社の経常収益を記載しております。

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

日本

米州

欧州

アジア・オセアニア

合計

124,983

6,484

2,999

7,546

142,014

 

 

2.主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

1.地域ごとの情報

(1)経常収益

(単位:百万円)

日本

米州

欧州

アジア・オセアニア

合計

1,444,118

152,122

161,000

263,708

2,020,951

(注)1.当行及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の売上高に代えて、経常収益を記載しております。

2.「日本」には当行(海外店を除く)及び国内連結子会社、「米州」にはカナダ、アメリカ等に所在する当行海外店及び連結子会社、「欧州」にはイギリス等に所在する当行海外店及び連結子会社、「アジア・オセアニア」には香港、シンガポール等に所在する当行海外店及び連結子会社の経常収益を記載しております。

 

(2)有形固定資産

当行グループは、本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。

 

2.主要な顧客ごとの情報

特定の顧客に対する経常収益で連結損益計算書の経常収益の10%以上を占めるものがないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自  平成24年4月1日  至  平成25年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほコーポレート銀行(連結)

 

みずほコーポレート銀行(単体)

みずほ

証券

(連結)

その他

 

 

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

減損損失

1,600

1,600

1,737

0

3,338

 

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほ銀行(連結)

 

みずほ銀行(単体)

その他

 

 

個人

リテールバンキング

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

減損損失

3,538

3,538

1,645

5,184

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自  平成24年4月1日  至  平成25年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほコーポレート銀行(連結)

 

みずほコーポレート銀行(単体)

みずほ

証券

(連結)

その他

 

 

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

当期償却額

217

217

当期末残高

1,742

1,742

 

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほ銀行(連結)

 

みずほ銀行(単体)

その他

 

 

個人

リテールバンキング

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

当期償却額

685

685

当期末残高

11,262

11,262

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自  平成24年4月1日  至  平成25年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほコーポレート銀行(連結)

 

みずほコーポレート銀行(単体)

みずほ

証券

(連結)

その他

 

 

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

負ののれん発生益

11,742

11,742

 

当連結会計年度(自  平成25年4月1日  至  平成26年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

みずほ銀行(連結)

 

みずほ銀行(単体)

その他

 

 

個人

リテールバンキング

大企業

法人

事業

法人

金融・公共法人

国際

市場・

その他

 

負ののれん発生益

5,621

5,621

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

(ア)連結財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び連結財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等

前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

種類

会社等の名称

所在地

資本金又は出資金

(百万円)

事業の内容

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

 

役員の兼任等(人)

同一の親会社をもつ会社

㈱みずほ銀行

東京都

千代田区

700,000

銀行業務

金銭貸借関係

設備の賃貸借関係等

3

コール資金の取入れ

9,800,000

(※1)

コールマネー及び売渡手形
 

9,800,000

 

(※1)短期的な市場性の取引につき、期末残高を記載しております。

取引条件及び取引条件の決定方針等

 取引条件は、市場実勢レートを参考に決定しております。

 

当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

種類

会社等の名称

所在地

資本金又は出資金

(百万円)

事業の内容

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者
との関係

取引の内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

 

役員の兼任等(人)

同一の親会社をもつ会社

Mizuho International plc

英国ロンドン市

562,861

証券業務、銀行業務

金銭貸借関係

設備の賃貸借関係等

売現先

1,612,440

(※1)

売現先勘定

1,612,440

 

(※1)短期的な市場性の取引につき、期末残高を記載しております。

取引条件及び取引条件の決定方針等

 取引条件は、市場実勢レートを参考に決定しております。

 

(2)連結財務諸表提出会社の連結子会社と関連当事者との取引

 記載すべき重要なものはありません。

 

2.親会社又は重要な関連会社に関する注記

(1)親会社情報

株式会社みずほフィナンシャルグループ(東京証券取引所(市場第一部)、ニューヨーク証券取引所に上場)

 

(2)重要な関連会社の要約財務情報

該当ありません。

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

1株当たり純資産額

254,226円60銭

393,262円23銭

1株当たり当期純利益金額

16,091円18銭

30,255円76銭

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

16,091円16銭

30,255円72銭

(注)1. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(平成25年3月31日)

当連結会計年度

(平成26年3月31日)

1株当たり純資産額

 

 

純資産の部の合計額

百万円

5,359,529

7,896,118

純資産の部の合計額から控除する金額

百万円

1,253,369

1,544,314

うち優先株式払込金額

百万円

4

4

うち優先配当額

百万円

0

0

うち少数株主持分

百万円

1,253,365

1,544,310

普通株式に係る期末の純資産額

百万円

4,106,159

6,351,803

1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の数

千株

16,151

16,151

    2. 1株当たり当期純利益金額及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、次のとおりで

      あります。

 

 

前連結会計年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当連結会計年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

1株当たり当期純利益金額

 

 

 

当期純利益

百万円

259,898

488,678

普通株主に帰属しない金額

百万円

0

0

うち優先配当額

百万円

0

0

普通株式に係る当期純利益

百万円

259,897

488,678

普通株式の期中平均株式数

千株

16,151

16,151

 

 

 

潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額

 

 

当期純利益調整額

百万円

0

0

うち優先配当額

百万円

0

0

普通株式増加数

千株

0

0

うち優先株式

千株

0

0

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式の概要

 

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 

(会計方針の変更)

「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下、「退職給付会計基準」という)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。以下、「退職給付適用指針」という)を、当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた定めを除く)、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っております。

この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産が、608円13銭減少しております。

 

(重要な後発事象)

  当行は、平成26年5月14日に、当行保有の海外特別目的子会社が発行した優先出資証券の償還に関する取締役会決議を行いました。償還される優先出資証券の概要は、以下のとおりであります。

  (1)発行体            MHCB Capital Investment (USD) 2 Limited

  (2)発行証券の種類    配当非累積型永久優先出資証券

  (3)償還総額          850百万米ドル

  (4)償還予定日        平成26年6月30日

  (5)償還理由          任意償還期日到来による

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

会社名

銘柄

発行年月日

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

利率

(%)

担保

償還期限

 当行

普通社債

(注)1, 4, 5

平成16年8月~

平成26年3月

3,316,503

 

(5,494,286千米ドル)

 

3,958,105

[620,900]

(5,796,166千米ドル)

(180,000千豪ドル)

0.10~7.12

なし

平成26年4月~

 

短期社債

(注)4

平成26年3月

40,000

 

25,000

[25,000]

0.08

なし

平成26年4月

※1

普通社債

(注)2

平成7年7月~

平成24年5月

58,600

 

57,400

 

1.30~3.90

なし

平成30年6月~

※2

 

普通社債

(注)2,4,5

平成24年4月

574,518

 

(101,560千米ドル)

(7,370千豪ドル)

(99,971千ユーロ)

(997,942千人民元)

17,341

[17,341]

(999,507千人民元)

 

 

 

0.04

なし

平成26年4月

※3

短期社債

(注)3,4

平成25年10月~

平成26年3月

312,400

87,468

[87,468]

0.13~0.31

なし

平成26年4月~

平成26年5月

合計

――

――

4,302,021

4,145,315

――

――

――

 (注)1.「普通社債」には、ユーロ円建社債(当期末残高109,830百万円)等が含まれております。

2.※1及び※2は、以下の連結子会社が発行した普通社債をまとめて記載しております。

 

連結子会社名

※1

Mizuho Finance (Cayman) Limited、Mizuho Finance (Curacao) N.V.、

Mizuho Finance (Aruba) A.E.C.

※2

瑞穂銀行(中国)有限公司

なお、みずほ証券株式会社及びMizuho International plcについては当連結会計年度中に子会社でなくなりましたが、これらの会社の発行した普通社債を「当期首残高」には含めて記載しております。

3.※3は、以下の連結子会社が発行した短期社債をまとめて記載しております。

 

連結子会社名

※3

BLUE HEAVEN FUNDING CORPORATION、ASTRO CAPITAL CORPORATIONⅡ、

株式会社オールスターファンディング

なお、みずほ証券株式会社については当連結会計年度中に子会社でなくなりましたが、同社の発行した短期社債を「当期首残高」には記載しております。

4.「当期末残高」欄の[ ]書きは、1年以内に償還が予定されている金額であります。

5.発行した社債のうち外貨建のものについては、( )内に原通貨額を表示しております。

6.連結決算日後5年以内における償還予定額は以下のとおりであります。

 

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

金額(百万円)

750,709

540,202

654,331

894,296

337,068

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高
(百万円)

当期末残高
(百万円)

平均利率
(%)

返済期限

借用金

3,036,265

7,422,832

0.58

――

再割引手形

――

借入金

3,036,265

7,422,832

0.58

平成26年4月~

リース債務

3,111

22,455

1.88

平成26年4月~

平成32年2月

 (注)1.「平均利率」は、期末日現在の「利率」及び「当期末残高」により算出(加重平均)しております。

2.借入金及びリース債務の連結決算日後5年以内における返済額は次のとおりであります。

 

1年以内

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

借入金(百万円)

5,260,160

287,981

872,697

52,720

46,481

リース債務

(百万円)

5,100

4,752

4,142

3,726

3,165

 

 銀行業は、預金の受入れ、コール・手形市場からの資金の調達・運用等を営業活動として行っているため、借入金等明細表については連結貸借対照表中「負債の部」の「借用金」及び「その他負債」中のリース債務の内訳を記載しております。

(参考)なお、営業活動として資金調達を行っている約束手形方式によるコマーシャル・ペーパーの発行状況

   は、次のとおりであります。

区分

当期首残高
(百万円)

当期末残高
(百万円)

平均利率(%)

返済期限

コマーシャル・ペーパー

472,718

677,459

0.20

――

 

 

【資産除去債務明細表】

 資産除去債務の金額が負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

 

(2)【その他】

 該当事項はありません。

2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

資産の部

 

 

現金預け金

※8 5,213,082

※8 19,218,757

現金

7,501

1,296,945

預け金

5,205,580

17,921,812

コールローン

483,401

434,458

買現先勘定

969,105

642,344

債券貸借取引支払保証金

986,277

388,060

買入金銭債権

125,873

480,372

特定取引資産

※8 5,494,339

※8 4,972,189

商品有価証券

15,771

商品有価証券派生商品

9,727

1,312

特定取引有価証券

265,401

79,300

特定取引有価証券派生商品

651

72

特定金融派生商品

3,999,005

3,520,534

その他の特定取引資産

1,219,553

1,355,198

金銭の信託

2,836

2,807

有価証券

※1,※2,※8 26,985,546

※1,※2,※8 42,174,781

国債

13,971,138

24,971,453

地方債

23,639

240,834

社債

※14 781,623

※14 2,615,914

株式

2,634,050

3,338,841

その他の証券

9,575,094

11,007,737

貸出金

※3,※4,※5,※6,※8,※9 31,187,804

※3,※4,※5,※6,※8,※9 66,836,553

割引手形

※7 53,865

※7 233,336

手形貸付

1,601,731

2,440,970

証書貸付

25,065,303

54,053,007

当座貸越

4,466,903

10,109,239

外国為替

1,255,731

1,507,927

外国他店預け

192,101

104,217

外国他店貸

17,120

12,600

買入外国為替

※7 693,678

※7 951,670

取立外国為替

352,831

439,438

その他資産

※8 6,221,384

※8 4,988,999

未決済為替貸

4,208

前払費用

7,853

20,300

未収収益

133,435

191,600

先物取引差入証拠金

19,786

18,094

先物取引差金勘定

287

83

金融派生商品

5,096,899

3,703,349

金融商品等差入担保金

464,426

292,963

宝くじ関係立替払金

124,434

有価証券未収金

22,918

89,620

その他の資産

※8 475,778

※8 544,343

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

有形固定資産

※10 96,210

※10 834,166

建物

23,025

286,062

土地

50,363

428,307

リース資産

159

16,575

建設仮勘定

8,596

34,455

その他の有形固定資産

14,065

68,765

無形固定資産

59,575

344,173

ソフトウエア

47,117

227,409

リース資産

1

4,245

その他の無形固定資産

12,456

112,518

前払年金費用

125,222

378,416

繰延税金資産

47,591

支払承諾見返

4,587,056

5,668,241

貸倒引当金

333,355

510,675

投資損失引当金

1,196

15

資産の部合計

83,458,896

148,409,149

負債の部

 

 

預金

※8 22,549,865

※8 86,048,678

当座預金

2,143,790

6,090,359

普通預金

4,976,263

39,540,260

貯蓄預金

1,083,083

通知預金

455,429

843,349

定期預金

12,490,823

33,966,750

定期積金

6

その他の預金

2,483,558

4,524,868

譲渡性預金

10,915,095

11,854,716

コールマネー

※8 13,053,038

※8 6,058,995

売現先勘定

※8 6,736,846

※8 7,656,634

債券貸借取引受入担保金

※8 5,285,682

※8 3,159,574

特定取引負債

3,646,047

3,144,085

商品有価証券派生商品

9,742

4,790

特定取引売付債券

16,695

特定取引有価証券派生商品

543

171

特定金融派生商品

3,635,762

3,122,427

借用金

※8 2,795,165

※8 8,968,740

借入金

※11 2,795,165

※11 8,968,740

外国為替

291,438

436,106

外国他店預り

269,077

401,912

外国他店借

10,818

9,354

売渡外国為替

4,353

4,628

未払外国為替

7,189

20,210

短期社債

40,000

25,000

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

社債

※12 3,317,003

※12 3,958,105

その他負債

5,974,304

4,989,613

未決済為替借

8,983

未払法人税等

12,395

33,096

未払費用

66,683

99,772

前受収益

10,948

60,488

給付補填備金

0

先物取引差金勘定

967

1,053

借入特定取引有価証券

170,272

40,115

金融派生商品

5,183,062

3,886,304

金融商品等受入担保金

290,325

282,386

リース債務

399

21,859

資産除去債務

3,717

7,772

宝くじ売上金等未精算金

124,434

未払特殊証券

413

特殊証券等剰余金

68

未払復興貯蓄債券元利金

2

有価証券未払金

67,795

260,784

その他の負債

167,734

162,077

賞与引当金

8,928

19,389

貸出金売却損失引当金

48

1,259

偶発損失引当金

3,314

215

睡眠預金払戻損失引当金

15,307

債券払戻損失引当金

54,956

繰延税金負債

86,500

再評価に係る繰延税金負債

16,209

81,060

支払承諾

4,587,056

5,668,241

負債の部合計

79,306,546

142,140,682

純資産の部

 

 

資本金

1,404,065

1,404,065

資本剰余金

1,039,244

2,286,795

資本準備金

578,540

655,324

その他資本剰余金

460,703

1,631,471

利益剰余金

1,102,288

1,840,787

利益準備金

29,443

63,545

その他利益剰余金

1,072,845

1,777,242

繰越利益剰余金

1,072,845

1,777,242

株主資本合計

3,545,598

5,531,648

その他有価証券評価差額金

459,836

597,410

繰延ヘッジ損益

119,539

1,337

土地再評価差額金

27,375

140,745

評価・換算差額等合計

606,752

736,818

純資産の部合計

4,152,350

6,268,466

負債及び純資産の部合計

83,458,896

148,409,149

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当事業年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

経常収益

1,160,339

1,879,713

資金運用収益

678,189

1,096,265

貸出金利息

396,583

711,695

有価証券利息配当金

195,704

274,925

コールローン利息

5,155

5,582

買現先利息

7,315

5,116

債券貸借取引受入利息

2,063

1,096

預け金利息

13,779

27,155

金利スワップ受入利息

41,473

51,189

その他の受入利息

16,112

19,505

役務取引等収益

184,242

384,827

受入為替手数料

23,469

87,243

その他の役務収益

160,772

297,584

特定取引収益

44,129

38,994

商品有価証券収益

688

3,343

特定取引有価証券収益

934

特定金融派生商品収益

40,283

32,727

その他の特定取引収益

2,222

2,924

その他業務収益

195,651

142,975

外国為替売買益

34,504

55,569

国債等債券売却益

159,577

85,648

特殊証券等関係費補填金

5

その他の業務収益

1,570

1,753

その他経常収益

58,126

216,649

貸倒引当金戻入益

90,834

償却債権取立益

11,205

17,710

株式等売却益

22,536

46,712

投資損失引当金戻入益

45

金銭の信託運用益

44

13

その他の経常収益

※1 24,339

※1 61,333

経常費用

900,643

1,219,478

資金調達費用

276,493

296,160

預金利息

51,996

73,756

譲渡性預金利息

29,925

26,187

コールマネー利息

35,048

12,062

売現先利息

12,602

10,940

債券貸借取引支払利息

8,208

4,925

借用金利息

77,309

100,336

短期社債利息

72

22

社債利息

35,396

45,806

その他の支払利息

25,934

22,123

役務取引等費用

25,192

72,351

支払為替手数料

5,147

30,198

その他の役務費用

20,044

42,152

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(自 平成24年4月1日

 至 平成25年3月31日)

当事業年度

(自 平成25年4月1日

 至 平成26年3月31日)

特定取引費用

556

特定取引有価証券費用

556

その他業務費用

65,457

95,688

国債等債券売却損

29,925

57,334

国債等債券償却

6,479

9,199

社債発行費償却

3,390

2,794

金融派生商品費用

10,552

10,359

その他の業務費用

15,109

16,000

営業経費

259,604

675,728

その他経常費用

273,895

78,993

貸倒引当金繰入額

123,040

貸出金償却

12,179

9,560

株式等売却損

28,324

2,564

株式等償却

88,344

883

その他の経常費用

※2 22,006

※2 65,984

経常利益

259,695

660,234

特別利益

618

265

固定資産処分益

618

265

特別損失

2,540

7,328

固定資産処分損

940

3,789

減損損失

1,600

3,538

税引前当期純利益

257,773

653,171

法人税、住民税及び事業税

20,827

75,689

法人税等還付税額

14,113

3,765

法人税等調整額

212

136,019

法人税等合計

6,926

207,943

当期純利益

250,846

445,228

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益剰余金

当期首残高

1,404,065

578,540

460,703

1,039,244

1,355

989,345

990,701

3,434,010

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

28,087

168,525

140,438

140,438

当期純利益

 

 

 

 

 

250,846

250,846

250,846

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

1,178

1,178

1,178

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

28,087

83,499

111,587

111,587

当期末残高

1,404,065

578,540

460,703

1,039,244

29,443

1,072,845

1,102,288

3,545,598

 

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

2,024

156,015

28,554

186,594

3,620,605

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

140,438

当期純利益

 

 

 

 

250,846

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

1,178

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

457,812

36,476

1,178

420,157

420,157

当期変動額合計

457,812

36,476

1,178

420,157

531,744

当期末残高

459,836

119,539

27,375

606,752

4,152,350

 

当事業年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

株主資本合計

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

繰越利益剰余金

当期首残高

1,404,065

578,540

460,703

1,039,244

29,443

1,072,845

1,102,288

3,545,598

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

76,783

460,703

383,919

34,101

204,611

170,509

554,429

当期純利益

 

 

 

 

 

445,228

445,228

445,228

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

 

1,604

1,604

1,604

合併による増加

 

 

1,631,471

1,631,471

 

462,175

462,175

2,093,647

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

76,783

1,170,767

1,247,551

34,101

704,396

738,498

1,986,050

当期末残高

1,404,065

655,324

1,631,471

2,286,795

63,545

1,777,242

1,840,787

5,531,648

 

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

土地再評価差額金

評価・換算差額等合計

当期首残高

459,836

119,539

27,375

606,752

4,152,350

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

554,429

当期純利益

 

 

 

 

445,228

土地再評価差額金の取崩

 

 

 

 

1,604

合併による増加

 

 

 

 

2,093,647

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

137,573

120,877

113,369

130,065

130,065

当期変動額合計

137,573

120,877

113,369

130,065

2,116,116

当期末残高

597,410

1,337

140,745

736,818

6,268,466

 

【注記事項】
【重要な会計方針】

1.売買目的有価証券に準じた貸出債権の評価基準及び収益・費用の計上基準

 貸出債権のうちトレーディング目的で保有するものについては、売買目的有価証券に準じて、取引の約定時点を基準として貸借対照表上「買入金銭債権」に計上するとともに、当該貸出債権にかかる買入金銭債権の評価は、決算日の時価により行っております。また、当該貸出債権からの当事業年度中の受取利息及び売却損益等に、前事業年度末と当事業年度末における評価損益の増減額を加えた損益を、損益計算書上「その他業務収益」及び「その他業務費用」に計上しております。

 

2.特定取引資産・負債の評価基準及び収益・費用の計上基準

 金利、通貨の価格、金融商品市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市場間の格差等を利用して利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」という)の取引については、取引の約定時点を基準とし、貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上するとともに、当該取引からの損益を損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。

 特定取引資産及び特定取引負債の評価は、有価証券及び金銭債権等については決算日の時価により、スワップ・先物・オプション取引等の派生商品については決算日において決済したものとみなした額により行っております。

 また、特定取引収益及び特定取引費用の損益計上は、当事業年度中の受払利息等に、有価証券、金銭債権等については前事業年度末と当事業年度末における評価損益の増減額を、派生商品については前事業年度末と当事業年度末におけるみなし決済からの損益相当額の増減額を加えております。

 

3.有価証券の評価基準及び評価方法

(1)有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、子会社株式及び関連会社株式については移動平均法による原価法、その他有価証券については、原則として、国内株式は当事業年度末月1ヵ月平均に基づいた市場価格等、それ以外については決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は移動平均法により算定)、ただし時価を把握することが極めて困難と認められるものについては移動平均法による原価法により行っております。

 なお、その他有価証券の評価差額については、時価ヘッジ等の適用により損益に反映させた額を除き、全部純資産直入法により処理しております。

(2)有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券の評価は、時価法により行っております。

 

4.デリバティブ取引の評価基準及び評価方法

 デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、時価法により行っております。

 

5.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

 有形固定資産は、建物については定額法を採用し、その他については定率法を採用しております。

また、主な耐用年数は次のとおりであります。

建 物:3年~50年

その他:2年~20年

(2)無形固定資産(リース資産を除く)

 無形固定資産は、定額法により償却しております。なお、自社利用のソフトウェアについては、行内における利用可能期間(5年~10年)に基づいて償却しております。

(3)リース資産

 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」及び「無形固定資産」中のリース資産は、自己所有の固定資産に適用する方法と同一の方法で償却しております。

 

6.繰延資産の処理方法

(1)社債発行費

 社債発行費は、発生時に全額費用として処理しております。

 

(2)社債発行差金

 社債は償却原価法(定額法)に基づいて算定された価額をもって貸借対照表価額としております。なお、平成18年3月31日に終了する事業年度の貸借対照表に計上した社債発行差金は、「繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準委員会実務対応報告第19号平成18年8月11日)の経過措置に基づき従前の会計処理を適用し、社債の償還期間にわたり均等償却を行うとともに未償却残高を社債から直接控除しております。

 

7.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相場による円換算額を付す子会社株式及び関連会社株式を除き、主として決算日の為替相場による円換算額を付しております。

 

8.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 貸倒引当金は、予め定めている償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。

 破産、特別清算等法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下「破綻先」という)に係る債権及びそれと同等の状況にある債務者(以下「実質破綻先」という)に係る債権については、以下のなお書きに記載されている直接減額後の帳簿価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上しております。また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)に係る債権については、債権額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を計上しております。

 破綻懸念先及び貸出条件緩和債権等を有する債務者で与信額が一定額以上の大口債務者のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積もることができる債権については、当該キャッシュ・フローを貸出条件緩和実施前の約定利子率等で割引いた金額と債権の帳簿価額との差額を貸倒引当金とする方法(キャッシュ・フロー見積法)により計上しております。また、当該大口債務者のうち、将来キャッシュ・フローを合理的に見積もることが困難な債務者に対する債権については、個別的に算定した予想損失額を計上しております。

 上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出した予想損失率に基づき計上しております。特定海外債権については、対象国の政治経済情勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として計上しております。

 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業関連部署が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署が査定結果を監査しております。

 なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その金額は174,467百万円(前事業年度末は90,237百万円)であります。

(2)投資損失引当金

 投資損失引当金は、投資に対する損失に備えるため、有価証券の発行会社の財政状態等を勘案して必要と認められる額を計上しております。

(3)賞与引当金

 賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。

(4)退職給付引当金

 退職給付引当金(含む前払年金費用)は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末において発生していると認められる額を計上しております。また、退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については期間定額基準によっております。なお、数理計算上の差異は、各発生年度における従業員の平均残存勤務期間内の一定年数(10~12年)による定額法に基づき按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から損益処理しております。

(5)貸出金売却損失引当金

 貸出金売却損失引当金は、売却予定貸出金について将来発生する可能性のある損失を見積り必要と認められる額を計上しております。

(6)偶発損失引当金

 偶発損失引当金は、他の引当金で引当対象とした事象以外の偶発事象に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り必要と認められる額を計上しております。

 

(7)睡眠預金払戻損失引当金

 睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り必要と認める額を計上しております。

(8)債券払戻損失引当金

 債券払戻損失引当金は、負債計上を中止した債券について、債券保有者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損失を見積り必要と認める額を計上しております。

 

9.ヘッジ会計の方法

(イ)金利リスク・ヘッジ

 金融資産・負債から生じる金利リスクのヘッジ取引に対するヘッジ会計の方法として、繰延ヘッジ又は時価ヘッジを適用しております。小口多数の金銭債権債務に対する包括ヘッジについて、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号。以下「業種別監査委員会報告第24号」という)を適用しております。ヘッジ有効性の評価は、小口多数の金銭債権債務に対する包括ヘッジについて以下のとおり行っております。

(1) 相場変動を相殺するヘッジについては、ヘッジ対象となる預金・貸出金等とヘッジ手段である金利スワップ取引等を一定の期間毎にグルーピングのうえ特定し有効性を評価しております。

(2) キャッシュ・フローを固定するヘッジについては、ヘッジ対象とヘッジ手段の金利変動要素の相関関係を検証し有効性を評価しております。

 個別ヘッジについてもヘッジ対象とヘッジ手段の相場変動又はキャッシュ・フロー変動を比較し、両者の変動額等を基礎にして、ヘッジの有効性を評価しております。

  また、当事業年度末の貸借対照表に計上している繰延ヘッジ損益のうち、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第15号)を適用して実施しておりました多数の貸出金・預金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体で管理する従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損益は、「マクロヘッジ」で指定したそれぞれのヘッジ手段等の残存期間・平均残存期間にわたって、資金調達費用又は資金運用収益等として期間配分しております。

  なお、当事業年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は1,849百万円(前事業年度末は3,343百万円)(税効果額控除前)、繰延ヘッジ利益は1,500百万円(前事業年度末は2,545百万円)(同前)であります。

(ロ)為替変動リスク・ヘッジ

 外貨建金融資産・負債から生じる為替変動リスクに対するヘッジ会計の方法は、「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第25号。以下「業種別監査委員会報告第25号」という)に規定する繰延ヘッジによっております。ヘッジ有効性評価の方法については、外貨建金銭債権債務等の為替変動リスクを減殺する目的で行う通貨スワップ取引及び為替スワップ取引等をヘッジ手段とし、ヘッジ対象である外貨建金銭債権債務等に見合うヘッジ手段の外貨ポジション相当額が存在することを確認することによりヘッジの有効性を評価しております。

 また、外貨建子会社株式及び関連会社株式並びに外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、事前にヘッジ対象となる外貨建有価証券の銘柄を特定し、当該外貨建有価証券について外貨ベースで取得原価以上の直先負債が存在していること等を条件に包括ヘッジとして繰延ヘッジ及び時価ヘッジを適用しております。

(ハ)内部取引等

 デリバティブ取引のうち特定取引勘定とそれ以外の勘定との間の内部取引については、ヘッジ手段として指定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業種別監査委員会報告第24号及び同第25号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外カバー取引の基準に準拠した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生じる収益及び費用は消去せずに損益認識又は繰延処理を行っております。

  なお、一部の資産・負債については、繰延ヘッジあるいは時価ヘッジを行っております。

 

 10.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

(1)退職給付に係る会計処理

 退職給付に係る未認識数理計算上の差異の会計処理の方法は、連結財務諸表における会計処理の方法と異なっております。

(2)消費税等の会計処理

 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。

 

【表示方法の変更】

 前事業年度において「その他資産」の「その他の資産」に含めていた「前払年金費用」は、「銀行法施行規則等の一部を改正する内閣府令」(内閣府令第63号平成25年9月27日)により改正された「銀行法施行規則(昭和57年大蔵省令第10号)別紙様式」を適用し、当事業年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。

 この結果、前事業年度の貸借対照表において、「その他資産」の「その他の資産」に含めていた125,222百万円を、「前払年金費用」として組み替えております。
 

 また、配当制限に関する注記については、該当する条文が削除されたため、記載しておりません。

 

 なお、以下の事項について、記載を省略しております。

・財務諸表等規則第8条の6に定めるリース取引に関する注記については、同条第4項により、記載を省略しております。

・財務諸表等規則第26条に定める減価償却累計額の注記については、同条第2項により、記載を省略しております。

・財務諸表等規則第42条に定める事業用土地の再評価に関する注記については、同条第3項により、記載を省略しております。

・財務諸表等規則第68条の4に定める一株当たり純資産額の注記については、同条第3項により、記載を省略しております。

・財務諸表等規則第95条の5の2に定める一株当たり当期純損益金額に関する注記については、同条第3項により、記載を省略しております。

・財務諸表等規則第95条の5の3に定める潜在株式調整後一株当たり当期純利益金額に関する注記については、同条第4項により記載を省略しております。

・財務諸表等規則第107条に定める自己株式に関する注記については、同条第2項により、記載を省略しております。

 

 

(貸借対照表関係)

※1.関係会社の株式又は出資金の総額

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

株 式

915,736百万円

899,750百万円

出資金

103,607百万円

151,487百万円

 

※2.無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により貸し付けている有価証券が、国債に含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

-百万円

130,325百万円

 

 無担保の消費貸借契約(債券貸借取引)により借り入れている有価証券及び現先取引並びに現金担保付債券貸借取引等により受け入れている有価証券のうち、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有する有価証券は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

(再)担保に差し入れている有価証券

1,290,891百万円

1,941,614百万円

当事業年度末に当該処分をせずに所有している有価証券

1,318,095百万円

1,135,833百万円

 

※3.貸出金のうち、破綻先債権額及び延滞債権額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

破綻先債権額

19,911百万円

9,257百万円

延滞債権額

158,546百万円

469,368百万円

 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。

 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。

 

※4.貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

3ヵ月以上延滞債権額

-百万円

4,104百万円

 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。

 

※5.貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

貸出条件緩和債権額

249,910百万円

402,221百万円

 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。

 

 

※6.破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

合計額

428,368百万円

884,952百万円

 なお、上記3.から6.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。

 

※7.手形割引は、「銀行業における金融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(日本公認会計士協会業種別監査委員会報告第24号)に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れた商業手形及び買入外国為替等は、売却又は(再)担保という方法で自由に処分できる権利を有しておりますが、その額面金額は次のとおりであります。

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

747,544百万円

1,185,006百万円

 

※8.担保に供している資産は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

担保に供している資産

 

 

 

 

特定取引資産

749,310

百万円

526,041

百万円

有価証券

13,333,998

14,111,232

貸出金

3,568,881

8,400,394

その他資産

3,675

1,112

17,655,865

23,038,780

 

 

 

 

 

担保資産に対応する債務

 

 

 

 

預金

64,634

868,400

コールマネー

760,000

1,542,200

売現先勘定

6,026,236

5,662,375

債券貸借取引受入担保金

5,123,089

3,158,839

借用金

228,160

5,528,674

 

 上記のほか、為替決済、デリバティブ等の取引の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、次のものを差し入れております。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

現金預け金

13,113百万円

30,438百万円

有価証券

1,050,244百万円

3,006,345百万円

貸出金

18,798百万円

-百万円

 

 また、「その他の資産」には、保証金が含まれておりますが、その金額は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

保証金

15,326百万円

87,000百万円

 

※9.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

融資未実行残高

38,899,276百万円

68,622,577百万円

うち原契約期間が1年以内のもの

又は任意の時期に無条件で取消可能なもの

30,137,767百万円

57,437,800百万円

 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当行の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全及びその他相当の事由があるときは、当行が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保の提供を受けるほか、契約後も定期的に予め定めている行内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。

 

※10.有形固定資産の圧縮記帳額

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

圧縮記帳額

879百万円

35,130百万円

 

※11.借入金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金が含まれております。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

劣後特約付借入金

1,788,306百万円

2,528,508百万円

 

 ※12.社債には、劣後特約付社債が含まれております。

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

劣後特約付社債

331,995百万円

1,064,600百万円

 

 13.株式会社みずほフィナンシャルグループの子会社であるみずほ証券株式会社、Mizuho International plc及びMizuho Securities USA Inc.の共同ユーロ・ミディアムターム・ノート・プログラムに関し、当行は、平成25年4月1日以降は親会社である株式会社みずほフィナンシャルグループと連帯してキープウェル契約を各社と締結しておりますが、本プログラムに係る社債発行残高は次のとおりであります。

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

524,028百万円

654,638百万円

 

※14.有価証券中の社債のうち、有価証券の私募(金融商品取引法第2条第3項)による社債に対する保証債務の額

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

30,724百万円

986,577百万円

 

 15.関係会社に対する金銭債権総額

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

2,731,562百万円

6,814,424百万円

 

 

 16.関係会社に対する金銭債務総額

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

4,399,134百万円

4,145,622百万円

 

(損益計算書関係)

※1.その他の経常収益には、次のものを含んでおります。

 

 

 

前事業年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当事業年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

未払債券の収益計上額

証券化商品に係る清算処分後配当金

-百万円

17,467百万円

 

34,479百万円

-百万円

 

※2.その他の経常費用には、次のものを含んでおります。

 

前事業年度

(自 平成24年4月1日

至 平成25年3月31日)

当事業年度

(自 平成25年4月1日

至 平成26年3月31日)

本店移転に伴う移転費用

債券払戻損失引当金繰入額

信用リスク減殺取引に係る損失

-百万円

-百万円

6,702百万円

13,271百万円

12,783百万円

8,659百万円

 

 

(有価証券関係)

子会社株式及び関連会社株式

前事業年度(平成25年3月31日)

 

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

関連会社株式

44,205

50,056

5,850

 

当事業年度(平成26年3月31日)

 

貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

関連会社株式

118,376

258,973

140,597

 

(注) 時価を把握することが極めて困難と認められる子会社株式及び関連会社株式の貸借対照表計上額

(単位:百万円)

 

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

子会社株式

969,506

796,793

関連会社株式

5,631

136,069

合計

975,138

932,862

これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「子会社株式及び関

連会社株式」には含めておりません。なお、上記の株式には、出資金を含めております。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

     繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

     有価証券償却損金算入限度超過額

 

482,166

百万円

 

202,936

百万円

    貸倒引当金損金算入限度超過額

 

122,483

 

 

192,778

 

    有価証券等(退職給付信託拠出分)

 

62,599

 

 

188,920

 

    その他有価証券評価差額

 

17,107

 

 

25,562

 

    繰延ヘッジ損益

 

 

 

737

 

    その他

 

37,764

 

 

94,270

 

    繰延税金資産小計

 

722,122

 

 

705,207

 

    評価性引当額

 

△491,363

 

 

△234,236

 

    繰延税金資産合計

 

230,758

 

 

470,970

 

    繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

    その他有価証券評価差額

 

△195,232

 

 

△237,626

 

    繰延ヘッジ損益

 

△66,196

 

 

 

    前払年金費用

 

△44,629

 

 

△134,526

 

    その他

 

△11,200

 

 

△51,225

 

    繰延税金負債合計

 

△317,258

 

 

△423,379

 

    繰延税金資産(負債)の純額

 

△86,500

百万円

 

47,591

百万円

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別の内訳

 

前事業年度

(平成25年3月31日)

当事業年度

(平成26年3月31日)

   法定実効税率

 

38.01

 

37.92

   (調整)

 

 

 

 

 

 

    評価性引当額の増減

 

△24.28

 

 

△4.08

 

    受取配当金等永久に益金に算入されない項目

 

△4.17

 

 

△2.67

 

    税率変更による期末繰延税金資産の減額修正

 

 

 

1.05

 

    外国税額

 

△6.93

 

 

0.64

 

    その他

 

0.06

 

 

△1.02

 

    税効果会計適用後の法人税等の負担率

 

2.69

 

31.84

 

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

 「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が廃止されることとなりました。これに伴い、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異にかかる繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は従来の37.92%から35.55%となります。この税率変更により、繰延税金資産は5,699百万円減少し、その他有価証券評価差額金は1,177百万円増加し、法人税等調整額は6,877百万円増加しております。

 

(企業結合等関係)

株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下「みずほフィナンシャルグループ」)の完全子会社である株式会社みずほ銀行(以下「みずほ銀行」)及び株式会社みずほコーポレート銀行(以下「当行」)は、平成25年2月26日付合併契約に基づき、平成25年7月1日付で合併いたしました。

 

1.結合当事企業の名称及びその事業の内容、企業結合日、企業結合の法的形式、結合後企業の名称、取引の目的を含む取引の概要

 

(1) 結合当事企業の名称及びその事業の内容

項目

結合企業

被結合企業

結合当事企業の名称

当行

みずほ銀行

事業の内容

銀行業

銀行業

(2) 企業結合日

  平成25年7月1日

(3) 企業結合の法的形式

当行を存続会社、みずほ銀行を消滅会社とする吸収合併

(4) 結合後企業名称

  新商号 株式会社みずほ銀行

(5) 取引の目的を含む取引の概要

   「みずほフィナンシャルグループ」では、本件合併により、これまで培ってきた両行の「強み」「特長」を活かし、両行のお客さまに多面的・有機的な金融サービスをダイレクトかつスピーディーに提供し、また、銀・信・証のグループ連携を一層強化することで、お客さま利便性の更なる向上を実現するとともに、グループガバナンスの強化とグループ経営効率の改善を通じ、グループ一体運営の一層の強化と人材・ネットワーク等の経営資源の全体最適についても同時に実現してまいります。

 

2.実施した会計処理の概要

  「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日)及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日)に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

④【附属明細表】

当事業年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)

 

【有形固定資産等明細表】

資産の種類

当期首残高

(百万円)

当期増加額

(百万円)

当期減少額

(百万円)

当期末残高

(百万円)

当期末減価償却累計額又は償却累計額

(百万円)

当期償却額

(百万円)

差引当期末残高

(百万円)

有形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

建物

696,728

410,666

17,047

286,062

 

 

 

 

(221,805)

 

 

 

土地

428,307

428,307

リース資産

27,836

11,261

3,192

16,575

建設仮勘定

34,455

34,455

その他の有形固定資産

334,338

265,573

16,539

68,765

 

 

 

 

(221,805)

 

 

 

有形固定資産計

1,521,668

687,501

36,778

834,166

無形固定資産

 

 

 

 

 

 

 

ソフトウエア

409,541

182,132

54,245

227,409

リース資産

4,604

359

378

4,245

その他の無形固定資産

114,844

2,326

25

112,518

無形固定資産計

528,991

184,818

54,649

344,173

  (注)1.営業用以外の土地、建物は、貸借対照表科目では「その他の有形固定資産」に計上しております。

     2.「その他の無形固定資産」には、制作途中のソフトウェア等を計上しております。

 3.有形固定資産及び無形固定資産の金額は、資産総額の100分の1以下であるため、「当期首残高」、「当

   期増加額」及び「当期減少額」の記載を省略しております。

 4.当期償却額は、グループ会社と共用している当行保有のソフトウエア等に係る償却額との合計額を記載し

   ております。

 5.当期末残高の( )内は土地の再評価差額であります。

 

【引当金明細表】

区分

当期首残高

(百万円)

当期増加額

(百万円)

     (注2)

当期減少額

(目的使用)

(百万円)

当期減少額

(その他)

(百万円)

当期末残高

(百万円)

貸倒引当金

(14,224)

347,579

510,675

11,884

(注3)

335,695

510,675

一般貸倒引当金

(8,042)

258,910

339,978

(注3)

258,910

339,978

個別貸倒引当金

(6,082)

87,510

169,914

11,884

(注3)

75,626

169,914

うち非居住者向け債権分

(5,940)

56,280

69,823

6,319

(注3)

49,960

69,823

特定海外債権引当勘定

(99)

1,157

782

(注3)

1,157

782

投資損失引当金

(111)

1,307

15

1,255

(注3)

52

15

賞与引当金

8,928

19,389

8,928

19,389

貸出金売却損失引当金

(4)

53

1,259

53

1,259

偶発損失引当金

(585)

3,899

215

6

(注3)

3,893

215

睡眠預金払戻損失引当金

15,307

15,307

債券払戻損失引当金

54,956

54,956

(14,925)

361,769

601,819

22,127

339,641

601,819

 (注)1.( )内は為替換算差額であります。

2.平成25年7月1日の旧みずほ銀行との合併に伴う増加分を含みます。

3.洗替による取崩額によるものであります。

 

○ 未払法人税等

区分

当期首残高

(百万円)

当期増加額

(百万円)

当期減少額

(目的使用)

(百万円)

当期減少額

(その他)

(百万円)

当期末残高

(百万円)

未払法人税等

(126)

12,521

84,407

63,098

734

33,096

未払法人税等

(126)

12,493

70,653

53,774

583

28,789

未払事業税

28

13,754

9,323

150

4,307

 (注)( )内は為替換算差額であります。

(2)【主な資産及び負債の内容】

連結財務諸表を作成しているため記載を省略しております。

 

(3)【その他】

該当ありません。