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〈みずほ〉キャリア採用DX人材が語る仕事の魅力
投資額は5年で1000億円に、加速するDX推進

制作:東洋経済企画広告制作チーム(2023年11月24日 『東洋経済オンライン』に掲載された記事広告)

〈みずほ〉キャリア採用DX人材が語る仕事の魅力 投資額は5年で1000億円に、加速するDX推進

OVERVIEW

銀行、信託、証券などさまざまな金融サービスを提供するみずほフィナンシャルグループ(以下、〈みずほ〉)。その取引企業は、国内の上場企業の約80%、スタートアップは約4700社に上るという。そんな〈みずほ〉が今注力しているのは、DXだ。今後5年間で1000億円もの投資を予定し、DX人材のキャリア採用も積極的に行っている。キャリア採用で入社した社員は、加速するDXの現場でどう活躍し、どんなやりがいや喜びを感じているのだろうか。

INDEX

  1. 三者三様の「転職を決めた理由」
  2. 入社前と入社後で「会社の印象」はどう変わった?
  3. 今だからこそ「変革の当事者」になれる

三者三様の「転職を決めた理由」

【はじめに】広がりと進化を⾒せる〈みずほ〉のDX

〈みずほ〉では、グループ全体のDX推進を企画するデジタル企画部、共創による新たな価値創造をめざすデジタルイノベーション部をはじめ、グループ会社⼀丸となってDXを推進している。

例えば、みずほ銀行と、大企業の新規事業支援を行うWiLの合弁会社として2017年に設立されたBlue Labは、金融領域以外を含めたイノベーション創出に取り組んでいる。また、みずほリサーチ&テクノロジーズは量子コンピューターやAIなど先端技術の知⾒で次世代金融サービスの創出を担う。みずほ第⼀フィナンシャルテクノロジーは、数理技術やデータサイエンスによる研究開発とソリューション提供を行っている。
今回は、〈みずほ〉のデジタルイノベーション部杉村賢治氏金森晴子氏デジタル企画部齋藤悠士氏の3名のキャリア採用社員にインタビューをした。

——みなさんが〈みずほ〉への転職を決めた理由やきっかけを教えてください。

杉村:前職の信託銀行に勤めていたとき、人事交流で出向したのがみずほ銀行のデジタルイノベーション部(以下、DI部)です。その後、元の職場に戻ったのですが、異動を機に転職活動を開始。
あるIT企業のコンサルタントとして内定をもらい、受諾するか迷っていた際、出向していたときのDI部の上司に言われたのが「杉村さんは現場の最前線で取り組むタイプでしょ」という⼀言。その言葉にすごく納得しました。また、DI部で感じた仕事の楽しさや達成感も忘れられず、転職して戻ってきました。

みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 杉村賢治 氏

みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 杉村賢治 氏

金森:私は総合商社の保険代理店に勤務していたのですが、グループ⼀体運営を行うことで金融の垣根を越えて顧客にソリューションを届けられる〈みずほ〉に惹かれ、転職。
そのとき着任した部署でRPA導入に関わる機会があり、デジタル技術を活用して新しいことに取り組むのは「すごく楽しい」と感じました。そうした仕事ができたらとDI部に手を挙げ、2022年に異動してきました。

みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 金森晴子 氏

みずほフィナンシャルグループ デジタルイノベーション部 金森晴子 氏

齋藤:前職はネット銀行でシステムの企画から要件定義、開発まで担当し、⼀部実際にPythonなどでコードを書いていました。仕事を進めている中でより規模の大きな仕事をしたくなり、「それならメガバンクだろう」と。
2023年4⽉にできたばかりのデジタル企画部はCDO(デジタル戦略・イノベーション推進責任者)直下の組織で、グループ全体の施策に携われるスケール感が魅力的でした。面接の際、今の上司がDXについて熱く語ってくれたのも決め手になりましたね。

みずほフィナンシャルグループ デジタル企画部 齋藤悠士 氏

みずほフィナンシャルグループ デジタル企画部 齋藤悠士 氏

——今、どんなお仕事を担当していますか。また、やりがいや喜びを感じたことについて教えてください。

杉村:私は自治体が抱える悩みや課題に対し、ソリューションを提案する自治体DXを担当しています。47都道府県に支店を持つみずほ銀行は多くの自治体と接点があるのが強みで、自治体DXに関しては現在50以上の自治体と取引があります。
出向時には電子地域振興券(プレミアム付き商品券)サービスを立ち上げから担当。

電子地域振興券とは? 紙やコイン等で発行されていた商品券や回数券、振興券を電子チケットとしてウェブブラウザ上で利用するキャッシュレスサービス

幅広い世代の方が使われるものなので、「デジタルでの操作が難しい」など課題が次々出てきました。1つずつ対策を考えてクリアしていったのですが、⼀緒に取り組んだ自治体の担当者の方に「杉村さんとだから乗り切れた」と言っていただいたのが本当にうれしくて。また、ユーザーのフィードバックを基に改善できるのも、現場の最前線で仕事をする醍醐味ですね。

金森:みずほ銀行が提供するスマホ決済サービス「J–Coin Pay」の基盤を活用した「ハウスコイン」というサービスを担当しています。これは、ヤマト運輸さまのにゃんPay、パナソニックさまのeveriwa wallet※をはじめ、企業アプリなどの決済機能として使われているものです。

※「everiwa wallet」はパナソニック ホールディングス株式会社の商標

ハウスコインとは? スマホひとつでスマートなキャッシュレス決済が可能なキャッシュレスサービス。企業や自治体が提供するアプリ上からいつも利用しているサービスを簡単に決済することができる。

DI部に着任した当初、上司から言われた「大切なのはやってみたいという気持ち」という言葉が後押しになっています。現在ではハウスコインの構築、運営を担当していますが、着任当初より着実に仕事の幅が広がってきているのがうれしいです。
また、ハウスコインサービスはリリース後、ユーザーの反応を基に改善を続けています。例えば、サイト分析ツールを使って、ユーザーがいつ離脱しているのかを⾒て改善策の試行錯誤を重ねています。難しいこともありますが、ユーザー数や決済金額が増加しているのを⾒ると、達成感がありますね。

齋藤:私は生成AIのSaaS製品の社内における導入検討を行っています。業務効率化にどうマッチさせるか、どの部署でどう活用するかを考えています。
銀行や証券など会社ごと、その中でも部署ごとに業務の特性があるので、それぞれに合う効果的な使い方はどういったものか、逆に足りない機能があるかなどを分析しています。仕事を進めるうえでAIの知識が足りないと思ったため、余暇の時間を使って自分でAIチャットアプリを構築することもあります。最先端の技術に携わりたいと思っていたので、仕事は楽しいです。

入社前と入社後で「会社の印象」はどう変わった?

——これまでのキャリアがあったからこそ、と思うことについて教えてください。

杉村:社内の今あるルールに対して「当たり前」と思わずにいられることですね。疑問点があれば、相手を尊重しつつも自分の意⾒を述べるようにしています。
上司も異なる意⾒を歓迎しており、これまでの経験を踏まえて自由に議論ができています。

金森:銀行以外の視点でハウスコインのシステムを考えられることでしょうか。前職ではITソリューションを使う側だったので、ユーザーだった視点が生かせていると思います。

齋藤:私はネット銀行で約2年間従事したシステム開発の経験が役立っています。日本では、⼀般的に金融機関におけるシステム開発は、要件定義以降は開発会社に任せがちで、「どう作るか」までは関与しない。
ですが、私は実際に開発してきた経験から、例えばマイクロサービスアーキテクチャ(それぞれ個別に開発した⼩さなサービスを組み合わせて連携し、1つのアプリケーションを開発するソフトウェア開発手法)やアジャイル開発など、「こういう設計・開発思想でお願いしたい」などと設計⼯程以降にも⼀歩踏み込める。
それはこれまでの経験があったからこそですね。

——入社してみて、〈みずほ〉のカルチャーをどう感じていますか。

金森:入社前は堅い雰囲気を想像していましたが、年次やバックグラウンドの垣根を越えて意⾒を言い合える環境があります。また、新しい取り組みの際に、法務などその分野に詳しい他部署の人に意⾒を聞くと、とことん議論してくれます。難しいことでも「じゃあこうしたらどうか」と建設的な意⾒をくれるんです。

杉村:助け合いのカルチャーが根付いていますよね。社内にいろいろな専門家がいますし、時には外部の人を紹介してくれることもあります。

齋藤:入社前は「変化を嫌う会社だからDXの進みが遅いのかな」と思っていました。でも、そうではなくて、変化したいという熱量は実は大きい。メガバンクは規模が大きい分、変化する力の総量が必要なんですよね。変化を嫌っているのではなく、変化したくてもがいているのだと感じました。

杉村:確かにそうですね。だからこそ、私たちが変えていかなければと思います。

今だからこそ「変革の当事者」になれる

——〈みずほ〉の魅力や働きやすさはどんな点だと思いますか?

杉村:自分から「やりたい」と手を挙げるとやらせてもらえる土壌や制度があるところですね。また、テクノロジーに強いみずほリサーチ&テクノロジーズや、みずほ第⼀フィナンシャルテクノロジーなどのグループ会社に加え、〈みずほ〉の広い顧客基盤とネットワークを生かして外部の会社とも組み、新しいことを始められるのも魅力だと思います。
例えば、私が担当した地域振興券の事例では、どういう属性のユーザーがいつどのお店でどれくらい地域振興券を使ったのかというデータを基に分析し、その自治体に地域活性化のための施策を提案しました。データ分析はグループ内の専門家の協力を仰ぎつつ育成を兼ねてDI部にて行い、提案はプロモーションに⻑けた広告会社と組んで行いました。

金森:DI部は虎ノ門ヒルズにあるインキュベーションセンター「ARCH(アーチ)」の機能も使っています。そこは〈みずほ〉以外の企業も入居しているのですが、入居企業同士のコミュニケーション活性化や事業創出を支援していますので、さまざまな企業の方と接点が持て、協業につながることも。

DI部が利用する虎ノ門ヒルズのインキュベーションセンター「ARCH」

DI部が利用する虎ノ門ヒルズのインキュベーションセンター「ARCH」

齋藤:私はいま毎日出社していますが、リモートワークをしている人もいます。周りを⾒ているとフレックスや時短など働き方も多様です。⼀緒に仕事をしている他部署の男性社員が最近、配偶者出産休暇を取得していましたね。

——最後に、転職を考えている方へのメッセージをお願いします。

杉村:チャレンジしたいというマインドセットを持つ方は、裁量を持っていろいろなことに挑戦できますね。成果を出すことは前提ですが、DI部では基本的に「好きにやっていい」という環境なので、やりがいを持って仕事を楽しめると思います。

金森:そういう意味では、〈みずほ〉のブランドスローガンである「ともに挑む。ともに実る。」をDI部がまさに体現しているといえますね。私の仕事のモットーは「やるなら楽しく」。新しいことにワクワクできる方と⼀緒に仕事ができることを楽しみにしています。

齋藤:DXが加速している〈みずほ〉は、今まさに変化の真っただ中です。その途上にあるからこそ、変革を起こす当事者になれる。ここにはそんな面⽩さがあると感じています。

写真

PROFILE

杉村 賢治 氏

株式会社みずほフィナンシャルグループ
デジタルイノベーション部

杉村 賢治

前職は信託銀行。現在は、自治体が抱える悩みや課題に対し、ソリューションを提案する自治体DXを担当し、地域通貨(地域限定で使える通貨)のプロジェクトを立ち上げから手がける

金森 晴子 氏

株式会社みずほフィナンシャルグループ
デジタルイノベーション部

金森 晴子

前職は総合商社の保険代理店。現在は、みずほ銀行が提供するスマホ決済サービスJ–Coin Payの基盤を活用したハウスコイン(企業アプリなどの決済機能として使われるもの)の構築や運営を担う

齋藤 悠士 氏

株式会社みずほフィナンシャルグループ
デジタル企画部

齋藤 悠士

前職はネット銀行。現在は〈みずほ〉の業務効率化とDX基盤の整備に向け、生成AIのSaaS製品の社内における導入検討を行っている

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