ページの先頭です

Building the future with you

プロジェクトファイナンス 坂口 健太郎

世界の大型プロジェクトを、顧客と共に作り上げて行く喜び

プロジェクトファイナンスとは、特定のプロジェクトが生み出す将来のキャッシュフローを返済の原資とする資金調達手段で、発電所、鉄道、空港など、大規模なプロジェクトで選択されることが多い手法です。

私たちのチームでは、海外のエネルギーや資源開発に関わるプロジェクトに対するファイナンスを主なミッションとしていますが、融資の提供に加えてファイナンシャルアドバイザー(FA)という業務も行っており、これはさらに難易度の高い重要な業務です。

FAとは、事業計画の段階から事業主体となる企業(スポンサー)と一体となり、参加する多数の金融機関(レンダー)の利害調整をしながら、最適な資金調達を実現させることが役割です。したがって、ファイナンスに関する豊富な実績とノウハウはもちろん、資源開発プロジェクトの運営や技術面に至るまでの高い知見が求められます。

FA業務は時には3年以上の長期に及ぶこともあり、その間、膨大な契約書・資料を読み解く作業や、レンダー・スポンサーとの融資条件を巡るギリギリの調整が続く、非常にタフなものです。また、相手にするのは各国の国営石油会社、政府系組織、世界規模に展開する有力な金融機関、国際弁護士事務所等この分野のプロ中のプロであり、常に高いレベルのアウトプットを求められます。

私は現在の部署に来る前は、企業の合併・買収、M&Aを担当する部署にいましたが、よりグローバルな仕事にチャレンジしたいと考え、ジョブ公募制度に手を上げ、現在の部署に異動しました。実際にこの仕事を行ってみて、改めて実感したのは、語学力はもとより英米法の契約知識・各国法制税制知識・キャッシュフローモデルの構築分析能力等、非常に多岐にわたるスキルが求められること、また何よりコミュニケーション能力とチームプレイヤーとしての能力が重要だということです。

案件の遂行のためには様々な立場・文化的バックグラウンドの多数の関係者をまとめ上げていかなければなりません。この際、クリアかつロジカルに物事を説明、説得し、理解してもらうことが重要で、単なる語学力のみならず、いかに分かりやすく誤解無く物事を伝えられるか、という真のコミュニケーション能力が必要です。

また、個々人にチームプレイヤーとしての能力が問われますが、それは単に相手と協調するということだけでなく、ベストの結論に至るために、時には徹底的に主張し、議論を戦わせるということだと思います。

こう言うと、厳しいことばかりのようですが、この苦難を乗り越えて、ファイナンスを成約させた時の達成感は格別です。メディアにも大きく取り上げられますし、また長期間プロジェクトの実現のためにお客さまと苦楽を共にする中で、あたかも一つのチームのような連帯感が生まれてきて、最後にその「仲間」と共に成約を祝い合う瞬間は何物にも代えがたい経験です。

  • 写真

世界のプロフェッショナルと渡り合う刺激的な世界

<みずほ>のプロジェクトファイナンスの歴史は30年以上になります。世界のプロジェクトファイナンスの草創期から、取り組みを進めているのです。その結果、世界的な専門誌による融資額のランキングでも、常にトップクラスに名を連ねています。さらに長年の融資の実績やノウハウ、そしてネットワークがFAのような高度な業務の提供も可能にしています。<みずほ>には国内のチームメンバーだけではなく、シンガポール、ロンドン、ニューヨーク等にも経験と知見をもったプロフェッショナルが多数在籍しており、24時間体制で相互にアドバイスや情報提供を行っています。これが<みずほ>の強みとなるとともに、個人のスキルを磨く上でも恵まれた環境となっており、日々自分の成長を実感することができます。

世界中のプロを相手にしながら進めるこの仕事は難しさもありますが、結果を残せたときの満足感も非常に大きい、エキサイティングな仕事です。同時に、日本や世界の発展に貢献している、と感じることのできる意義深い仕事であり、私はこの仕事に誇りを持っています。

PAGE TOP
Copyright (c) Mizuho Financial Group, Inc. All Rights Reserved.