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金融教育に関する特集

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実社会で役立つ「金融教育」を実施

子どもたちの健全な育成をめざして

<みずほ>は、「学校教育の早い段階から金融の基礎的な仕組みを学習し、しっかりと身につけることが将来を担う子どもたちの健全な育成にとって極めて大切である」という認識のもと、2006年度から教員育成の基幹大学、東京学芸大学とともに金融教育の共同研究プロジェクトをスタートしました。

2008年度までの基礎研究期間に取り組んだ教材開発などの一定の成果を踏まえ、2009年度からの3年間は、教育現場での実践により力を入れていく実践研究期間と位置づけました。2009年度は、授業の質の向上や教育現場での使いやすさにこだわった新しい映像教材を開発し、これら教材を用いた職場体験の受け入れや実践授業を積極的に推進しました。2010年度は、今までの研究の総括として、授業でより実践的に使用することのできる新しい教材の開発を進めたほか、新学習指導要領における金融教育の位置付けと今後のあり方についての公開講座を実施し、広報・普及活動も推進しました。

初等・中等教育分野の取り組みを強化する一方で、5大学6学部に寄付講義・寄付講座を設置する高等教育分野においても、最新の金融情勢や金融業界の課題なども踏まえた実践的なテーマを設定し、実社会で役立つ講義・講座となるよう努めています。

東京学芸大学との共同研究

初等・中等教育分野

職場体験の質を高める取り組みを推進

小・中・高等学校の児童・生徒たちが実際の就業体験を通じて働くことの意味を肌で感じることのできる職場体験は、キャリア教育の一つとして現場の先生たちの期待も高く、年々、受け入れ日数が増加する傾向にあります。そこで<みずほ>は、こうした学校の要請にできる限り応えながら職場体験の質を維持し、また高めていけるよう、銀行の基本業務である預金・貸出・送金・両替の仕組みや、その社会的意義、みずほ銀行のロビーや店頭での接客の仕方などを解説した児童・生徒向け映像教材を作成し、全支店にオンデマンドで配信できる体制を整えています。また、職場受け入れのポイントをまとめた社員向け映像教材も作成し、2009年4月から全国の支店で活用しています。2010年度には、職場体験受け入れについての社員の理解を深めるために、こうした映像やサポートツールを社内向けウェブサイトに掲載しています。

これらのツールを効果的に活用することで、2010年度は、みずほ銀行の全国の支店で年間のべ150回(前年度比40回増加)の職場体験を実施しました。また、グループ各社の社員がゲストティーチャーとなり、小・中・高等学校の教室で金融に関する授業を行う出張授業についても同様の教材を用いて継続的に開催しており、2006年度の開始以来、授業に参加した子どもたちは5年間で累計1万人を超えました。さらに、これら教材を活用した職場体験の受け入れや出張授業は海外支店でも積極的に実施しており、世界各地で活動が拡大しています。

辻堂支店が地域の中学生による4日間の職業体験に協力

みずほ銀行辻堂支店は2010年11月、茅ヶ崎市立中島中学校の2年生が参加する4日間にわたる職業体験に協力しました。参加した生徒たちは、支店長の話やビデオを通じて銀行の仕事内容や金融の仕組みを学んだほか、ロビーや店内などを見学。その後、模擬紙幣を使った札勘定や銀行員が普段使用している加算機の操作を体験したり、現金袋の運搬や硬貨巻きの様子を見学しました。また、2日目以降はこれらのほかにも、「職場体験中」のバッヂをつけて、ロビーでお客さまへの声かけなどにも取り組みました。

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札勘定の様子を見学

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ロビーでの声かけ体験

特別支援学校向けの金融教育を推進

先生と協働して実践授業を実施

<みずほ>は、2008年11月に東京学芸大学との共同研究プロジェクトの一環として、障がいのある子どもたちの自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するための特別支援学校向け金融教育テキスト「くらしとお金」を作成し、2009年度からこのテキストを活用した出張授業を行っています。

授業の実施にあたっては、事前に担任教諭と「子どもたちに何を伝えれば良いか」「授業をどのように進めていけば良いか」などを討議しながら指導案を共同作成するなど、「先生方と一緒に授業をつくる」ことを重視して、子どもたち一人ひとりの理解度に合わせた授業、日々の生活で役立つ授業となるよう努めています。2010年度は、東京都立葛飾ろう学校や東京都立板橋特別支援学校などにて実践授業を実施し、授業を行った学校は2007年からの累計で12校となりました。

<みずほ>は、今後も子どもたちをよく知る先生方との対話を通じてテキストや授業を改善し続けていきます。

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特別支援学校向け金融教育テキスト「くらしとお金」

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特別支援学校での授業の様子

八王子支店が実践授業に協力

みずほ銀行八王子支店は2011年3月、肢体不自由の子どもたちが通う東京都立八王子東特別支援学校がキャリア教育の一環として実施した実践授業に協力しました。テーマは「銀行でのATM体験」で、子どもたちが学校で学習してきた銀行の役割や自分のお金の扱い方をふまえ、実際の銀行の利用方法を銀行員による授業やATM体験を通じて理解することが目的です。まず支店内で行われた授業には、小学5年生から中学2年生までの児童・生徒9名(そのうち車椅子の児童・生徒は6名)が参加し、銀行の仕事を預金・貸出・送金・両替の4項目から学んだほか、口座開設に必要なものやお金を引き出す際に必要なもの、キャッシュカードや通帳の取り扱いの注意点などを学びました。その後、ATMの仕組みをメーカーである沖電気工業株式会社の担当者から聞いた上で、実際のATMコーナーで一人ひとりの児童・生徒が操作を体験し、感想などを話し合いました。

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授業の様子

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ATM体験の様子

担当者の声

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みずほ銀行 八王子支店 副支店長
田中 和久

「ATMの仕組みがよく分かった」「銀行の詳しい仕事内容を初めて知った」などの子どもたちの感想を聞いて、現場で体験して得るものの大きさを改めて認識しました。今後もこうした取り組みを継続的に行うことで、地域の子どもたちに自立して生活する意欲や自信を少しでも持ってもらうことができれば幸せです。また、子どもたちの受け入れによって気づいた改善点を今後の取り組みに活かしていきたいと考えています。

高等教育分野

次世代を担う高度金融人材の育成をめざして

サブプライム問題後、世界経済のパラダイムは大きく変化してきています。新興国の経済発展に伴う市場の拡大や先進国の財政問題等がクローズアップされる中で、世界の経済構造の変化に合わせた金融機関の役割に対する関心が高まっています。

こうしたなか、<みずほ>は、2010年度の大学での寄付講義・寄付講座において、「欧米の大手金融機関の最近の動向」「PFI (Private Finance Initiative)*」「金融におけるニュービジネスサポート」などのテーマを新たに設定しました。これら最新の世界情勢、経済情勢を取り入れた講義・講座により、次世代を担う高度金融人材の育成をめざしています。

  • *英国で誕生した社会資本の整備手法であり、公共サービス(公共施設等の建設、維持管理、運営等)を民間の資金、経営能力および技術的能力を活用して行うことで国や地方公共団体が直接実施するよりも効率的かつ効果的に公共サービスを提供することを目的とする。

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講義の様子

<みずほ>のネットワーク

統合報告書

CSR動画「社会とともに、未来を描く」

CSRマネジメント

産業育成を通じたビジネス機会創出への取り組み

東京学芸大学との共同研究

グループ会社

ブランド戦略

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